- 物理が苦手
- 物理の成績が上がらない
- 物理の勉強法が分からない
- 概念が理解できない
物理ができるようにならない理由は誤った勉強法で勉強しているからです。
正しい勉強法で勉強すれば、センスに頼ることなく誰でも確実に物理ができるようになります。
そこで今回は、旧帝理系に次席合格した私が、高校物理の正しい勉強法を徹底解説します。
この記事を読めば、あなたの物理の成績はぐんぐん伸びていきます!
現役旧帝大生(次席合格)。二次試験得点率85%越え。英検準1級&TOEIC975。本ブログで受験生や大学生に役立つ情報を発信中!
高校物理が苦手な人が多い理由
なぜ高校物理が苦手な人は多いのでしょうか。その理由は以下の3つです。
- 概念や原理の理解が難しい
- 高校数学の知識が必要
- 暗記だけでは通用しない
概念や原理の理解が難しい
1つ目の理由は、物理の概念や原理を理解するのが難しいことです。
物理を一発で理解できる人はほぼいません。その理由は2つです。
- 目に見えない現象をイメージしにくいから
- 感覚に反する事柄が多すぎるから
高校数学の知識が必要
2つ目の理由は、高校数学の知識が必要なことです。
高校物理を理解するためには、高校数学を先に理解しておく必要があります。
たとえば、三角比やベクトルの分解などなど。
必要な知識はどれも簡単なものばかりです。
しかし、高校数学の知識を全く知らない人が、物理を理解するのは無謀と言えます。
暗記だけでは通用しない
3つ目の理由は、暗記だけでは通用しないことです。
化学や生物など、ほかの理科科目は暗記するだけでもある程度の点数を取れます。
その理由は、知識問題が多いからです。
しかし、物理には知識問題がほとんどありません。
ある程度の点数を取るためには、問題を正しく読み解いて、正しい手順で解ききることが必要です。
高校物理の誤った勉強法
ここからは、多くの方がやりがちな誤った勉強法を紹介します。
あなたの勉強法が当てはまっていないか、確認しながら読み進めてください。
暗記ばかりしている
やりがちな誤った勉強法1つ目は、暗記ばかりしていることです。
そもそも、物理は暗記すべき事項が少ない科目です。
そのため、暗記に時間をかけてもあまり意味がありません。
また、暗記するだけでは問題を解けるようにはなりません。
問題演習で試行錯誤しながら、物理用語や公式の意味・使い方を本質からしっかり理解することが大切です。
計算しない
やりがちな誤った勉強法2つ目は、問題演習をするときに計算しないことです。
物理は計算量が多く、しかも過程が多くてややこしい科目です。
そのため、面倒な計算を省いてしまう人がいます。
しかし、これは完全に誤りです。
物理の成績を着実に伸ばしたいなら、日ごろから計算する癖をつけることが重要です。
その理由は以下の3つです。
- 大量の計算する体力をつけるため
- ケアレスミスをしない丁寧さを身につけるため
- 素早く解ききる力を身につけるため
問題演習をするときに手を抜かず、しっかり計算する癖をつけるようにしましょう。
単位を考えない
やりがちな誤った勉強法3つ目は、単位を考えないことです。
高校物理には、たくさんの単位が登場します。たとえば以下のように。
- 秒[s]
- メートル[m]
- 速度[m/s]
- 加速度[m/s^2]
- キログラム[kg]
- ヘルツ[1/s]
- ニュートン[N]=[m・kg/s^2]
- ワット[W]=[J/s]=[m^2・kg/s^3]
- アンペア[A]
- クーロン[C]=[s・A]
これらは1例です。
高校物理において、単位というのは非常に重要な概念です。
逆に単位が分からなければ、問題を正しく読めませんし、公式の意味も理解できません。
日ごろから単位を考えながら物理に触れることが、物理の成績を上げるためには重要です。
高校物理の正しい勉強法
ここからは高校物理の正しい勉強法を解説します。
数学の基礎知識を勉強
まず、三角比や三角関数、ベクトルなど、高校物理で必須の数学の知識を学習しましょう。
高校数学の知識を学習するなら、映像授業を使うのがおすすめです。その理由は以下の通りです。
- 高校数学の全範囲を体系的に学習できる
- 動画だからスキマ時間にサクッと学習できる
- 公式の意味と使い方をセットで解説してくれる
- 分かりやすい
- 視覚と聴覚が同時に刺激されるから学習内容が頭に残りやすい
数学を勉強するのにおすすめの映像授業を旧帝大生が厳選して紹介
余裕のある人は数学Ⅲの微分積分までやってみてください。
数学Ⅲの微積が分かると、導出できる公式が一気に増えます。
物理の概念・原理をざっと学習
数学の知識をある程度学習したら、物理の勉強をはじめます。
まずやるべきことは、物理の概念・原理をざっと理解することです。
「ざっと」と言っている理由は、最初から完璧に理解することはとても難しいからです。
とりあえずは、「こんな感じかな?」となんとなく解釈できれば大丈夫です。
なお、物理の概念や原理の勉強をはじめるときも、映像授業を活用するのがおすすめです。その理由は以下の通り。
- 高校物理の全範囲を体系的に勉強できる
- 指導経験豊富な先生が学生が理解できない理由を知ったうえで解説してくれる
- 視覚的なイメージと合わせて分かりやすく説明してくれる
- 動画だから学習を進めやすい
特に、物理初学者は教科書や参考書で勉強するのはおすすめしません。
ほとんどの人が挫折して、物理に対して苦手意識を抱いてしまいます。
映像授業を使ってサクッと学習することが、今後物理の勉強をスムーズに進めていくためのカギです。
物理を勉強するのにおすすめの映像授業を旧帝大生が厳選して紹介
問題演習で理解を深める
ある程度物理の概念・原理を知ったら、問題演習をして理解を深めていきます。
- この公式はこう意味だったんだ~
- この公式はこうやって使うんだ~
- あぁ~、そういうことか!
というように、問題演習を繰り返すうちに、最初は良く分からなかったことでもだんだんと理解できるようになります。
最初から完璧に理解しようとするとうまくいきません。
段階を踏んで、徐々にステップアップしていくことが大切です。
最終的には、自分の言葉で説明できるくらい物理を理解することが理想です。
思考力と発想力をつける
物理を理解できたら、問題を解くために必要な思考力と発想力を身につけます。
そのためには、問題演習で負荷をかけることが効果的です。
具体的には、スムーズには解けないけど考えれば解ける問題をたくさん解いていきましょう。
「考える」という試行錯誤の過程で、問題をさまざまな視点から捉える思考力や、解法を応用する発想力が鍛えられます。
思考力・発想力にゴールはありません。
あなたが求めるレベルに達するまで、とにかくいろんな問題を解いていきましょう。
まとめ
高校物理の勉強法を解説しました!
- 数学の基礎知識を学習
- 物理の原理や概念をざっと学習
- 問題演習で物理の理解を深める
- 難問を解いて思考力と発想力を鍛える
この順番で勉強すれば、どんな人でも物理ができるようになります。
数学の基礎知識を学習したり、物理の原理・概念をざっと学習したりするなら、映像授業がおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください!
おすすめ映像授業ランキング!旧帝大次席が10社徹底比較!