偏差値58は上位何パーセント?目指せる大学・勉強法を解説

今回は、偏差値58のレベルと勉強法を解説します!

筆者の情報 旧帝大次席現役合格、共通テスト得点率86%、旧帝大2次試験得点率87%、TOEIC975所持、英検準1級所持

本記事の信頼性
私は高3の4月から勉強を始め、当初の偏差値は50行くか行かないかというくらいの学力でした。しかし、勉強法を徹底的に見直したことで偏差値70オーバーを達成。そして、目標としていた旧帝大に次席で合格できました。
筆者の模試成績、偏差値74

偏差値とは

偏差値を一言で表すと「同じテストを受けた受験者と比較して、自分の学力がどれくらいなのかを表す値」です。

平均点を偏差値50とし、平均点より自分の得点が高ければ偏差値は50より大きく、低ければ偏差値は50より小さくなります。

 

偏差値は以下のように求めます。

偏差値=(自分の得点ー平均点)÷標準偏差×10+50
筆者
標準偏差とは簡単に言えば「得点のばらつき」です。ばらつきが大きければ標準偏差は大きくなります。

偏差値58は上位何パーセント?頭は良い?

偏差値58は上位21.19%です。

つまり、100人中21位くらいになります。

 

よって、一般的には偏差値58は頭が良いと言えるでしょう。

ただし注意が必要してほしいのは、「偏差値が同じテストの受験者との相対的な値である」ということです。

 

たとえば、以下の①と②では偏差値58の意味合いが大きく異なります。

  1. 東大・京大模試など頭が良い人ばかりが受ける模試で偏差値58
  2. 進研模試など幅広い学力を持つ人が受ける模試で偏差値58
筆者
①の場合は間違いなく頭が良いですが、②の場合は必ずしも頭が良いとは言い切れません。

偏差値58を取るのに必要な点数はどのくらい?

偏差値58を取るのに必要な点数は試験結果によるため、一概に「何点」ということはできないです。

ただ、先ほど紹介した計算式を変形すると、どれくらいの点数を取れば良いのか予想を立てることができます。

偏差値=(自分の得点ー平均点)÷標準偏差×10+50
↓(偏差値=58とする)
自分の得点=平均点+0.8×標準偏差

偏差値58の高校はレベルが高い

偏差値58の高校に焦点を当ててみましょう。

 

偏差値58の高校は、一般的にレベルが高く、入学するのは簡単ではありません。

生徒は中学校で勉強する内容を理解しており、授業や試験のレベルも比較的高い傾向にあります。

 

大学進学を目指す学生が多く、勉強に対する意識は高いでしょう。

学校・教師も大学受験に向けて十分なサポートを提供しているところが多いです。

 

ただし、偏差値58の高校は「トップクラス」というわけではありません。

つまり、偏差値58の高校に入れたからと言って、難関大学に難なく受かるということはありません。

 

参考までに、偏差値58付近(56〜60)の高校の最新の進学実績を見てみましょう。(参考:みんなの高校情報

神戸大学、兵庫教育大学、鳥取大学、岡山大学、香川大学、兵庫県立大学、山口東京理科大学、京都産業大学、大阪工業大学、関西学院大学、近畿大学、神戸学院大学など
横浜市立大学、東京都立大学、千葉大学、東京農工大学、早稲田大学、上智大学、明治大学、法政大学、日本大学、東洋大学、専修大学、駒沢大学など
福井大学、静岡大学、愛知教育大学、名古屋大学、三重大学、名古屋市立大学、日本大学、國學院大學、愛知大学、愛知学院大学、中京大学、南山大学、名城大学など

偏差値58で目指せる大学|どのくらいの大学に行ける?

高校受験における偏差値58(高校の偏差値)と大学受験における偏差値58(大学の偏差値)の意味合いは大きく異なります。

ということで、ここからは偏差値58で目指せる大学を、国公立・私立に分けて紹介します。

国公立大学

偏差値58で目指せる国公立大学は以下です。(一部抜粋、出典:Kei-Net

大学学部・学科偏差値
北海道大学総合理系、水産、医学部保健、歯52.5〜57.5
東北大学工、医学部保健、歯、薬52.5〜57.5
筑波大学総合選抜、理工、生命環境、医学部看護、情報55.0〜57.5
千葉大学文、法政経、教育、理、工、情報データサイエンス、園芸、看護52.5〜57.5
お茶の水女子大学文教育、理55.0〜57.5
電気通信大学情報理工、海洋生命、海洋工、海洋資源52.5〜57.5
東京学芸大学教育52.5〜57.5
東京農工大学工、農52.5〜57.5
横浜国立大学都市科学、理工55.0〜57.5
名古屋大学工、農、医学部保健52.5〜57.5
大阪大学外国語、医学部保健57.5
神戸大学理、工、農、海洋政策、医学部保健55.0〜57.5
九州大学文、教育、経済、理、工、芸術工、農、医学部保健、歯52.5〜57.5

このほか、ほとんどの地方国公立大学のほとんどの学部が射程圏内に入ります。

私立大学

偏差値58で目指せる私立大学は以下です。(一部抜粋)

大学名学部・学科偏差値
青山学院大学法、理工55.0〜57.5
学習院大学文、国際社会、法、経済、理52.5〜57.5
北里大学獣医、薬、看護52.5〜57.5
工学院大学工、建築、先進工、情報52.5〜57.5
國學院大学文、人間開発、観光まちづくり、法、経済52.5〜57.5
駒澤大学文、グローバル・メディア、法、経済、経営52.5〜57.5
芝浦工業大学工、システム、デザイン工、建築52.5〜57.5
順天堂大学薬、医療科学、医療看護52.5
上智大学神、外国語、理工55.0〜57.5
成蹊大学文、法、経済、経営、理工52.5〜57.5
成城大学文芸、社会イノベーション、法、経済52.5〜57.5
専修大学文、国際コミュニケーション、法、経済、商、人間科学52.5〜55.0
中央大学文、法、総合政策、経済、国際経営、商、理工、国際情報52.5〜57.5
東京理科大学経営、理、工、先進工、創域理工、薬52.5〜57.5
東洋大学文、社会、国際観光、法、経済、経営、情報連携52.5〜57.5
日本大学文理、法、商、理工、生物資源、歯、薬、芸術52.5〜57.5
法政大学文、グローバル、社会、現代福祉、法、経済、経営、デザイン工、理工、生命科学、スポーツ、キャリア、人間環境、情報科学52.5〜57.5
明治大学文、国際日本、総合数理、理工、農55.0〜57.5
立教大学文、観光、コミュニティ福祉、理、スポーツ、心理52.5〜57.5
同志社大学文、神、グローバルコミュニケーション、グローバル地域、社会、理工、生命医科学、スポーツ、文化情報52.5〜57.5
立命館大学文、産業社会、国際関係、法、政策科学、経済、経営、食マネジメント、情報理工、理工、生命科学、薬、映像、スポーツ52.5〜57.5
龍谷大学文、心理、法52.5〜57.5
関西大学文、社会、社会安全、法、政策創造、経済、商、環境都市工、化学生命工、システム、人間健康、総合情報52.5〜57.5

偏差値58なら、「MARCH」を含む有名私立大学が射程圏内に入ります。

偏差値58|大学受験を成功させる勉強法

ここからは大学受験を成功させる勉強法を解説します!

計画を立てて実行する

まずは計画を立てましょう。

筆者
「いつまでに」「どの教科を」「どんな教材を使って」「どれだけの時間をかけて」勉強するのか、受験日や模試、定期テストなどから逆算して考えましょう。

ただし、計画を立てるだけでは成績が伸びません。

計画したら、行動に移すことが重要です。

 

また、最初から完璧な計画を立てることはできません。

学習状況や自分の成績の伸び方を考慮しながら、定期的に計画を修正することで、目標達成に近づける勉強計画になっていきます。

 

もし自分で勉強計画を立てる自信がないなら、個別指導のトウコベ利用して、東大生に勉強計画を作ってもらってください。

 

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基礎を固める

大学受験を成功させるには、基本問題でしっかり正解することが大切です。

よって、基礎をしっかり固めましょう。

筆者
たとえば、英語の基礎は英単語と英文法です。英単語と英文法がわからなければ問題は解けませんし、そもそも問題文の英文も読めません。
大学受験を意識するなら、基礎固めは夏休み終了時期までに終わらせるべきです。
遅くても、高3の10月までには終わらせてください。
基礎固めを終わらせる時期が早ければ早いほど、過去問演習に使える時間が増えるので有利に受験勉強を進められます。
特に志望校のレベルが高い場合は、基礎固めをなるべく早く終わらせることが大切です。

毎日勉強する

  1. 一週間のうち、1日14時間勉強。他の日は全く勉強しない。

  2. 一週間のうち、毎日2時間勉強する。

①と②の1週間の合計の勉強時間は14時間で同じです。

しかし、②の方が成績は圧倒的に伸びやすいです。

 

しかも、②を実践することで、勉強の習慣が身につきます。

そのため、勉強することが苦にならなくなります。

 

「勉強の習慣」=「最強の武器」です。

勉強の習慣が身につけば、偏差値50はもちろん、偏差値60すら突破できるようになります。

疑問点を残さない

特に理系科目の場合、前半で勉強する内容と後半で勉強する内容が相互に関連しています。

そのため、疑問点を残してしまうと、後の内容を理解できなくなることが多いです。

 

疑問点が発生したら、すぐにインターネット等で調べて解決するようにしましょう。

インプットとアウトプットを繰り返す

教科書や参考書を読む「インプット」は成績を上げるためにはとても重要です。

しかし、「インプットだけ」では成績が上がりません。

 

インプットした知識をアウトプットすることが大切です。

 

アウトプットすることで、知識の理解度が深まり、定着度がアップします。

そして、問題を解く感覚が身につくので、テストでも問題が解けるようになります。

本気で成績を上げたいなら個別指導を利用しよう

ここまで勉強法を解説してきましたが、独学で大学受験に挑戦するのはとても大変です。

勉強しても思うように成績が伸びず、途中で挫折してしまう可能性があります。

 

本気で成績を上げたい人は、個別指導を利用しましょう。

おすすめの個別指導はトウコベです。



トウコベがおすすめな理由は6つあります。

  1. 東大生がマンツーマンでわかるまで教えてくれる
  2. 24時間いつでも質問できる
  3. オンラインで受けられるから便利
  4. 授業日以外の家庭学習まで管理してくれる
  5. 一人ひとりに合わせた勉強計画を作成してくれる
  6. 授業料は受けた分だけだから料金がリーズナブル
筆者
独学で勉強するより、はるかに短期間で成績を伸ばせます。

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まとめ

偏差値58の高校・大学のレベルを解説しました。

筆者
ぜひ参考にしてください!

 

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