偏差値60はどれくらい頭いい?高校・大学受験におけるレベルを徹底解説

今回は「偏差値60がどれくらい頭がいいのか」を解説します!

筆者の情報 旧帝大次席現役合格、共通テスト得点率86%、旧帝大2次試験得点率87%、TOEIC975所持、英検準1級所持

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筆者の大学受験の結果 2位で現役合格 得点率87%

▼筆者の模試結果はこちら▼筆者の模試の結果 偏差値70多数 共通テスト模試768点

【結論】偏差値60は頭がいい!

まずは結論から。

 

一般的に、偏差値60は頭がいいと言えるでしょう。

ただし、場合によっては偏差値60がそれほどすごくないこともあります。

 

というのも、偏差値というのは「同じ試験の受験者と比較して、あなたの学力がどれくらいなのか」を客観的に示す値です。

よって、頭がいい人だけが受ける試験で偏差値60を取るのと、頭があまり良くない人だけが受ける試験で偏差値60を取るのとでは、大きく意味合いが変わってきます。

 

たとえば、「東大模試」のようなトップ層だけが受ける模試で偏差値60を取った場合、「めちゃくちゃすごい!」と言えます。

一方で、「進研模試」のような幅広い学力の受験者がいる模試で偏差値60を取っても、「めちゃくちゃすごい!」とは言えません。

偏差値60のレベル|どれくらい頭がいい?

ここからは、偏差値60のレベルをさまざまな視点から解説します!

偏差値60は上位15.87%の成績

偏差値60は上位15.87%の成績です。

つまり、100人中上位15〜16位ということになります。

 

言い換えると、1クラスに30人居て同じテストを受けた場合に偏差値60以上を取れる人、(計算上)上位5人だけです。

筆者
これだけでもかなりすごいことがわかるのではないでしょうか。

偏差値60の高校はレベルが高い

続いて、偏差値60の高校に焦点を当ててみましょう。

 

偏差値60の高校は、一般的にレベルが高く、入学するのは簡単ではありません。

生徒は中学校で勉強する内容をしっかり理解しており、授業や試験のレベルが比較的高い傾向にあります。

 

大学進学を目指す学生も多く、勉強に対する意識は高いでしょう。

教師も大学進学を意識しており、受験における十分なサポートを受けられます。

 

ただ、偏差値60の高校は「トップクラス」というわけではありません。

つまり、偏差値60の高校に入れたからと言って、難関大学に難なく受かるということはありません。

筆者
目指す大学のレベルに応じて、努力を続けることが大切です。

 

参考までに、2023年度の偏差値60の高校の進学実績を見てみましょう。(参考:みんなの高校情報

筑波大学、東京学芸大学、早稲田大学、明治大学、東京理科大学、青山学院大学、中央大学、法政大学、國學院大學、成城大学、明治学院大学など
名古屋大学、千葉大学、岐阜大学、愛知教育大学、愛知県立大学、東海大学、日本大学、愛知大学、愛知工業大学、名城大学、立命館大学など
岐阜大学、名古屋大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、防衛大学校、慶應義塾大学、東京理科大学、岐阜聖徳学園大学、愛知大学、中部大学、中京大学、名古屋学院大学、名城大学など

偏差値60なら難関大学を目指せる

大学受験における偏差値60は非常に高いレベルです。

実際、受験時に偏差値60ある場合、以下のような大学を目指せます。

  • 北海道大学
  • 東北大学
  • 筑波大学
  • 千葉大学
  • 名古屋大学
  • 横浜国立大学
  • 大阪大学
  • 神戸大学
  • 九州大学
  • 東京理科大学
  • 青山学院大学
  • 上智大学
  • 中央大学
  • 法政大学
  • 明治大学
  • 立教大学
  • 同志社大学
筆者
一部の旧帝国大学を含む難関国公立や「MARCH」のような難関私立大学を目指せるレベルです。

偏差値60の得点は平均点より「標準偏差分」だけ高い

さて、ここからは偏差値60の得点に焦点を当てていきます。

 

偏差値の計算式は以下です。

偏差値=(自分の得点ー平均点)÷標準偏差×10+50

 

上の式で「偏差値=60」とすれば、必要な得点がわかります。

偏差値=(自分の得点ー平均点)÷標準偏差×10+50
↓(偏差値=60とする)
自分の得点=平均点+標準偏差

つまり、偏差値60を取るには「平均点+標準偏差」点が必要です。

 

標準偏差というのは、簡単に言えば「点数のばらつき」です。

 

みんな同じような点数を取ればばらつきが小さくなるので標準偏差は小さくなります。

逆に、それぞれが高低さまざまな点数を取ればばらつきが大きくなるので標準偏差は大きくなります。

 

ちなみに、共通テストでは平均点と標準偏差が公表されています。

それらを用いて計算してみると、偏差値60を取るにはどの科目も7割以上の得点率が必要であることがわかります。

国語:151.83点、数学IA:72.11点、数学IIB:78.41点、英語R:71.48点、英語L:84.36点、世界史B:81.83点、日本史B:73.15点、物理:85.79点、化学:75.72点、生物:72.80点
(2023年度の値から計算)

偏差値60は基礎がしっかり固まっている

偏差値60の学力レベルを一言で表すと「基礎がしっかり固まっている」です。

基本問題で安定して正解できるのはもちろん、応用問題でも考えれば解ける問題は多いでしょう。

偏差値60になるための勉強法

偏差値60になるためには、以下を実践しましょう。

  • 計画を立てて実行する
  • 基礎を固める
  • 苦手科目を克服する
  • 復習を丁寧に行う
  • 疑問点を残さない
  • 勉強量を確保する

偏差値60になるのにかかる勉強時間

偏差値60になるのにかかる勉強時間はスタートラインにより異なります。

  • 偏差値30から60:1,800〜2,400時間
  • 偏差値40から60:1,400〜1,800時間
  • 偏差値50から60:800〜1,000時間

本気で偏差値60に上げたい人は個別指導を利用しよう

ここまで読んでくれた人は勘づいているかもしれませんが、偏差値60というのはものすごく高い壁です。

独学で勉強しても思うように成績が伸びず、途中で挫折してしまう可能性があります。

 

よって、本気で偏差値60を取りたい人は、個別指導を利用しましょう。

おすすめの個別指導はトウコベです。



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筆者
独学で勉強するより、はるかに短期間で成績を伸ばせます。

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まとめ

偏差値60の頭の良さをさまざまな視点から解説しました。

  • 偏差値60は上位15.87%の成績
  • 偏差値60の高校は勉強に対する意識が高く受験サポートが充実
  • 偏差値60なら難関大学を目指せる
  • 偏差値60の得点は「平均点+標準偏差」
  • 偏差値60は基礎がしっかり固まっている

ぜひ参考にしてください!

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