偏差値40から50に上げる勉強法と勉強時間を旧帝大次席が解説

今回は偏差値を40から50に上げる勉強法を徹底解説します!

筆者の情報 旧帝大次席現役合格、共通テスト得点率86%、旧帝大2次試験得点率87%、TOEIC975所持、英検準1級所持

偏差値とは

まずは偏差値について簡単に解説します。

 

偏差値は、試験の点数が平均点と比較してどのあたりに位置するかを表す指標です。

つまり、同じテストを受けた受験者の中で「自分の実力がどれくらいなのか」を表しています。

 

たとえば、あなたが英語のテストで100点中80点取ったとしましょう。「100点中80点」という数字だけ見ると、かなり良い点数のように感じます。

しかし、もしそのテストが簡単で平均点が90点だったらどうでしょうか。80点だと平均点より低いので、あまり良い点数とはいえませんよね。

 

このように、自分の点数を見るだけでは自分の本当の実力を評価できません。

そこで、全体における自分の実力を客観的に示すために、模試等では偏差値が算出されるのです。

 

ちなみに、偏差値の計算式は以下のとおりです。(計算式を覚える必要はない)

偏差値=(自分の得点ー平均点)÷標準偏差×10+50
筆者
標準偏差というのは、簡単にいえば得点のバラツキ具合です。バラツキが大きければ標準偏差が大きくなり、バラツキが小さければ標準偏差が小さくなります。

偏差値40のレベル

偏差値40は最上位からの割合が84.13%のところに位置します。

つまり、100人受験者がいれば、順位は84〜85位です。

偏差値50のレベル

偏差値50は最上位からの割合が50%のところに位置します。

つまり、100人受験者がいれば、順位は50位です。

筆者
ちょうど平均点を取った場合、偏差値は50になります。

偏差値40から50に上げることは誰にでも可能

ここまでの話から、偏差値40から50に上げるのはとても大変なように感じるかもしれません。

しかし、偏差値50に上げることは誰にでも可能です。

偏差値40から50に上げる科目別の勉強法

さて、ここからは科目別に具体的な勉強法を解説します!

国語

国語を勉強するうえで大切なのは「知識をつけること」です。

 

知識をつけるだけで見違えるように問題が解けるようになります。

逆に、知識がなければ問題を正しく解けるようにはなりません。

筆者
偏差値40台の人は知識が圧倒的に足りていません。

 

ここからは、知識の効率的な身につけ方を、現代文・古文・漢文に分けて紹介します。

現代文

まず、現代文では漢字や四字熟語・慣用句の意味をしっかり理解することが重要です。

そのためには、文中でわからない単語が出てきたら、その都度意味を調べることが効果的です。

 

知識をまとめた参考書もあるにはあります。

しかし、試験であまり問われないような知識が載っていることが多いので、使うのはあまりお勧めしません。

古文

次に、古文では、古文単語と助動詞を覚えることが大切です。

古文単語を覚えるときは、「読み方→意味」の順で発音すると覚えやすくなります。

筆者
なお、単語帳は学校で配られたモノで十分です。

 

また、助動詞は「活用→意味→接続」の順で発音すると定着しやすくなります。

これも、学校で配られた教材でOKです。

漢文

最後に、漢文で必要な知識は漢字と句法です。

漢字は「読み方→意味」の順で発音することで、また、句法は例題を繰り返し読むことでぐんと覚えやすくなります。

 

知識をつけるのは退屈で面倒かもしれません。

しかし、地道に身につけていけば、必ず結果はついてくるので頑張りましょう。

数学

数学は以下の手順で勉強を進めてください。

  1. 教科書・参考書で基本的な公式や定理を確認する
  2. 教科書・参考書を見ながら基本問題を解く
  3. 解説を読み込む
  4. わからないことを調べる

これができれば偏差値50を突破する数学力が身につきます。

 

また、数学の問題を解くときは以下の2点を意識してください。

  1. わからなくても5分は考える
  2. 計算をサボらない

①は思考力と考える体力を身につけるため、②は計算力を身につけるために重要です。

英語

偏差値40台の人は、英語の基礎となる英単語と英文法の学習が圧倒的に足りていません。

 

英単語がわからなければ、英語は読めませんし書けませんし聞けません。

また、英文法がわからなければ、英語を正しく理解することができません。

 

そのため、まずは中学レベルから、英単語と英文法を重点的に勉強しましょう。

その後、英文解釈→長文と勉強を進めてください。

リスニング

共通テストではリスニングが大きな配点を占めます。

ということで、ここからはリスニングの勉強法を解説します。

前提として、リスニング対策をする場合でも、英単語と英文法の勉強が必要です。英単語と英文法がわからなければ、リスニング音声を正しく聞き取れません。

 

とはいえ、やることは単純です。

オーバーラッピングをしてください。

スクリプト(音声の英文を書き起こしたモノ)を読みながら音声を流し、音声に合わせて発生するリスニング練習法。

 

オーバーラッピングをする目的は2つです。

  1. リスニング音声のスピードについていけるようになるため
  2. ひとつひとつの音を判別できるようになるため

オーバーラッピングに使う教材はなんでもOKです。

YouTubeで「リスニング 音声」と調べて、ストレスなく聞ける教材を選びましょう。

理科

理科で偏差値50以上を取るためには、以下の手順で勉強しましょう。

  1. 教科書・参考書で基礎知識をインプット
  2. 問題集でアウトプット

まずは図やイラストを見ながら、基礎知識をたくさんインプットしていきましょう。

図・イラストとセットで勉強することで学習内容の定着率がアップします。

 

インプットした後は、問題集でアウトプットします。

アウトプットを通じて知識の理解度が深まるとともに、定着率がさらにアップします。

筆者
また、問題を解く感覚が身につくので、テストの点数がぐんぐんアップしていきます。

 

アウトプットした後は、必ず解説を読み込みましょう。

また、できなかった問題については解き直してください。

 

最終的には、ひとつひとつの知識を自分の言葉で人に説明できるようになることを目指しましょう。

社会

社会で偏差値50を突破するためには、まずは暗記が大切です。

 

地理・日本史・世界史・政治経済など、様々な分野がありますが、どれも暗記が必須です。

暗記することなく偏差値50を突破するのはほぼ不可能と考えてください。

 

社会の知識を暗記するには、以下の2ステップで勉強を進めましょう。

  1. 一問一答で単語と内容を関連づける
  2. 教科書を読んで流れを掴む

いきなり教科書を読んでしまうと、知らない単語がたくさん出てきて困惑するはずです。

なので、まずは一問一答で単語とそれに関連するエピソードなどを理解することから始めましょう。

 

その後、教科書を読んで流れを掴みましょう。

 

知識を暗記した後は、問題演習に入ります。

 

問題演習をすることで、「どのように出題されるのか」という問題のパターンを把握できるとともに、知らない知識や勘違いしている内容が明らかになります。

教科書や一問一答で復習して知らない知識や勘違いを潰していけば、どんどん持っている知識が増えるので、さらに問題が解けるようになります。

偏差値40から50に上げる戦略

複数科目を同時に勉強するのは難しいので、まずは1科目だけに集中して勉強するのがおすすめです。

筆者
すでに偏差値50を取っている科目がある人は、次の章に進んでください。

 

どれか1科目だけでも偏差値50以上を取れれば「自分にもできるんだ!」と自信がつきます。

また、偏差値40から50に上げる「感覚」が身につくので、ほかの科目もスムーズに成績を伸ばせるようになります。

 

逆に、いろいろな科目に手を出すと、各科目の勉強時間が少なくなります。

それだとなかなか成績が伸びないのでおすすめしません。

 

最初に偏差値50以上を目指すのにおすすめの科目は英語です。

その理由は

  • 努力が成績に反映されやすいから
  • (偏差値40から50に上げる場合は)勉強すべきことがシンプルだから

です。

筆者
英単語と英文法を素直に勉強すれば、偏差値50はすぐに突破できます。

偏差値40から50に上げるのにかかる勉強時間

偏差値40から50に上げるために必要な勉強時間は約600〜800時間です。

 

ただし、これはあくまで目安です。

実際の勉強時間は人により大きく異なります。

 

なるべく短い時間で偏差値50を突破したいなら、今回解説した勉強法、特に

  • 計画を立てる
  • 計画を実行する

をとことん丁寧に実践してください。

本気で成績を伸ばしたいなら個別指導を利用しよう

ここまで勉強法を解説してきましたが、独学で偏差値40から50に伸ばすのはとても大変です。

挫折せずに短期間で効率的に成績を伸ばしたいなら、個別指導のトウコベを利用しましょう。


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筆者
独学で勉強するより、はるかに短期間で成績を伸ばせます。

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まとめ

偏差値40から50に上げる勉強法と目安の勉強時間を解説しました。

ぜひ参考にしてください!

勉強法を徹底的に解説した記事です。

ブログには書ききれない「超細かいこと」まで、私の勉強に関する研究のすべてを詰め込んでいます。

この記事を読めば

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