旧帝大は化け物?上位何パーセント?旧帝大次席がリアルを解説

  • 旧帝大って頭が良い化け物ばかり?
  • 旧帝大に入るにはセンスや才能が必要?

こんな疑問を持っている方は多いと思います。

ということで今回は、旧帝大に次席で合格した私が旧帝大のリアルを隅から隅までお伝えします!

筆者の情報 旧帝大次席現役合格、共通テスト得点率86%、旧帝大2次試験得点率87%、TOEIC975所持、英検準1級所持

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旧帝大とは

旧帝大は「旧帝国大学」の略称で、以下の7大学を指します。

大学名旧名称創立年
東京大学東京帝国大学1886年
京都大学京都帝国大学1897年
東北大学東北帝国大学1907年
九州大学九州帝国大学1911年
北海道大学北海道帝国大学1918年
大阪大学大阪帝国大学1931年
名古屋大学名古屋帝国大学1939年

日本の高等教育や研究における重要な役割を担っており、各大学が独自の歴史と特色を有しています。

旧帝大の卒業生は一般的に高学歴とされ、政界・財界に多くのリーダーを送り出していたり、世界的に著名な研究者を輩出したりするなど、高い成果を上げています。

 

ほかの国立大学より「研究費」が潤沢であるのも旧帝大の特徴です。

旧帝大の偏差値ランキング

旧帝大の偏差値ランキングは以下のとおりです。

  1. 東京大学:67.5〜72.5
  2. 京都大学:60.0〜72.5
  3. 大阪大学:57.5〜70.0
  4. 名古屋大学:52.5〜67.5
  5. 九州大学:52.5〜67.5
  6. 東北大学:52.5〜67.5
  7. 北海道大学:52.5〜65.0
筆者
同じ旧帝大でも、学部学科により偏差値は大きく異なります。

旧帝大は化け物ばかりではない!才能がなくても入れる!

旧帝大生は意外と普通の人が多い印象です。

中には「化け物」と言われるような才能を持っている人もいますが、ほとんどの人はそのような特別な才能を持っているわけではありません。

 

ただ、旧帝大生は努力家で頭が良い人ばかりです。

また、学業や部活・サークルなど、どれも熱心に取り組んでいる人が多いですね。

旧帝大は上位何パーセント?何人に一人?

では、旧帝大生の学力はどのくらいなのでしょうか。

 

文部科学省が発表した令和5年度国公私立大学入学者選抜実施状況によると、令和5年度の大学入学者数の合計は623,245人です。

内訳は以下のとおりです。

  • 国立大学:95,213人
  • 公立大学:33,230人
  • 私立大学:494,731人

 

一方、令和5年度の旧帝大の入学者数は以下のとおりです。(浪人生・社会人受験生等含む)

大学名入学者数
東京大学3,126人
京都大学2,921人
東北大学2,444人
九州大学2,612人
北海道大学2,429人
大阪大学3,323人
名古屋大学2,149人
合計19004人

旧帝大入学者数を全大学入学者数で割ると、2023年度に大学に入学した人の中で旧帝大に入学した人の割合が約3%だとわかります。

つまり、このような単純計算だと、旧帝大は上位3%となります。

筆者
同期受験者のうち、100人に3人が旧帝大生ですね。

 

ただ、必ずしも「頭が良いから旧帝大に入学する」ということはありません。

旧帝大に入れる学力があっても、ほかの国立大学や私立大学に入学する人も一定数います。

 

よって「上位3%の学力でなければ旧帝大には絶対入れない」というわけではありません。

旧帝大はどれくらいすごい?エリート?現役旧帝大生が解説

ここからは現役旧帝大生の目線から「旧帝大のすごさ」を解説します。

計画性がある

旧帝大に入るには、学校や部活等などで忙しいなか、短い時間で効率的に勉強を進めることが求められます。

そのために、「いつまでにどれくらいの学力をどのように身につけるのか」という計画を立てることが重要です。

 

実際、旧帝大に入る人の多くは志望校合格のための学習計画を高校1〜2年生の頃から考えています。

そして、旧帝大に合格した後の「生き方」「キャリアプラン」を深く考えている人も多いです。

自己管理能力が高い

旧帝大に入るには、勉強量を増やすことが大切です。

そして日々の勉強量を増やすには、スマホなどの娯楽への誘惑を断ち切る「自己管理能力」が必要です。

 

よって、受験勉強を通じて自己管理能力を身につけた人がとても多いです。

大学入学後も将来のために勉強するなど、無駄に時間を浪費しすぎない生活をしています。

筆者
もちろん、旧帝大生も遊ぶ時はめいいっぱい遊びます。ただ、「やるべきことはしっかりやる」人がほとんどです。

努力を継続している

一時的に集中して勉強するだけでは旧帝大に入る学力は身につきません。

勉強を長期間継続することが重要です。

 

実際、旧帝大生は努力を継続できる人が多いです。

疲れている時や気が向かない時でも、自身が持つ目標に向けて毎日コツコツと努力しています。

著名な教授がいる

ここからは「旧帝大生のすごさ」というより「旧帝大のすごさ」をテーマに解説します。

 

まず、世界的に著名な教授が大学構内に普通に歩いています。

しかも、教授の中には、メール等でアポを取れば話す時間を設けてくれる人もいます。

 

また、研究室・ゼミ活動等で著名な教授の下で勉強・研究することも可能です。

外国人留学生が多い

旧帝大はグローバルな環境が整っており、他大学と比べると外国人留学生が多いです。

外国人留学生はみんな優秀で学業に非常に熱心です。

筆者
英語が流暢な人はもちろん多いですし、中には日本語を勉強して話す人もいます。

 

よって、さまざまな文化に触れられるのも旧帝大のすごいところであると言えるでしょう。

研究力が高い

特に旧帝大の理系学部は科研費(科学研究費)が豊富です。

つまり、研究資金の面で非常に恵まれています。

 

実際、文部科学省の「令和6年度科学研究費助成事業の配分について」によると、旧帝大と早慶の科研費は以下の通りです。

大学科研費合計額
東京大学約200億円
京都大学約140億円
大阪大学約98億円
東北大学約94億円
九州大学約66億円
北海道大学約60億円
名古屋大学約76億円
早稲田大学約26億円
慶應義塾大学約35億円
筆者
このデータから、旧帝大の研究資金がいかに潤沢かがわかるのではないでしょうか。

 

以上から、総合的な研究力が他の大学よりはるかに高いです。

具体的には、最新鋭の研究設備を活用して最先端の研究を行い、国際的なジャーナル(学術誌)に多数の論文を掲載しています。

就職市場での評価が高いエリート

出身大学別年収ランキング2022

出典:働きがい研究所

このデータは、大学別に30歳時点での想定年収をランキングにしたものです。

旧帝大は上位20位以内に収まっていることから、就職市場での評価が高いことは間違いないと言えるでしょう。

旧帝大合格に必要な勉強時間(合計)

一般的に、旧帝大合格に必要な勉強時間は「高校3年間で3,000〜4,000時間」だと言われます。

 

ただし、旧帝大の中でも難易度に大きく差があるので注意が必要です。

最難関の東京大学に入学するために必要な勉強時間と、旧帝大の中では比較的簡単な北海道大学・九州大学などに入学するために必要な勉強時間では差があります。

 

また、才能やスタートラインにより必要な勉強時間は大きく異なります。

筆者
とはいえ、旧帝大に入るには尋常ではない努力が必要なのは確かです。

旧帝大に合格するために必要な勉強時間を学年別に解説

ここからは旧帝大に合格するための各学年の勉強時間の目安を解説します。

高校1年生

高校1年生で大切なことは、中学と比較して難しくなった授業内容についていくことです。

高1で学ぶ内容は大学受験における基礎になるので、この時期にしっかり理解しておけば受験勉強で良いスタートダッシュを切れます。

 

目安として、毎日2〜3時間ほど勉強時間を確保できると良いでしょう。

筆者
高1で毎日勉強する習慣が身につけば、旧帝大合格にグッと近づきますよ。

 

また、高1で重点的に勉強すべき内容は英語・数学・国語です。

これらの科目は共通テストや2次試験(特に英語・理系数学)での配点が高いうえ、対策に時間がかかります。

 

よって、早い段階から英数国を強化することが、旧帝大に合格するためのカギになります。

高校2年生

高校2年生になると、さらに勉強する内容が難しくなります。

旧帝大を目指すなら、この時期に基礎を固めつつ、応用内容を勉強していくことが重要です。

 

目安として、毎日4〜5時間ほど勉強時間を確保できると良いでしょう。

高校3年生

旧帝大を目指すなら、高3の8月までに基礎学習を完璧に終わらせ、早い段階で過去問演習に取り組み始めるのが望ましいです。

目安として、毎日8時間以上の勉強時間を確保するべきでしょう。

 

また、高3から旧帝大に向けて本格的に勉強を始めた場合、周りの受験生と比べて大きく遅れをとっています。

筆者
旧帝大受験者の多くは、高1・2年生の頃から計画立てて勉強しているからです。

 

よって、毎日10時間程度の勉強時間は確保したいところです。

旧帝大生に受験期の勉強時間を聞いてみた

ここからは個人的なアンケート調査の結果をお伝えします。

私と同じ旧帝大に通う10人の旧帝大生に毎日の勉強時間を聞いてみました。

 

その結果は以下のとおりです。

仮名称毎日の勉強時間
Aさん7時間
Bさん8時間
Cさん5時間
Dさん8時間
Eさん10時間
Fさん9時間
Gさん5時間
Hさん6時間
Iさん3時間
Jさん8時間
筆者
平均すると、7.2時間勉強していたようです。

 

ただし、この調査ではたった10人しかインタビューしていないうえ、私に近い学生にしか聞いていません。

よって偏りがあることが考えられるため、あくまで参考程度にとどめておいてください。

旧帝大に入るための勉強法

ここからは旧帝大に入るための勉強法を解説します!

計画を立てて実行する

  • いつまでに
  • どの教科を
  • どんな教材を使って
  • どれだけの時間をかけて

という勉強計画を、受験日や模試、定期テストなどから逆算して考えましょう。

計画がなければ、行き当たりばったりの勉強になってしまいます。行き当たりばったりの勉強では成績が伸びません。

そして、計画を立てたら行動に移しましょう。

 

また、学習状況や自分の成績を考慮しながら、定期的に計画を修正しましょう。

計画を修正することで、より効率的に勉強できるようになります。

 

もし自分で勉強計画を立てる自信がないなら、個別指導の「トウコベ」を利用しましょう。

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筆者
本気で旧帝大に合格したいなら勉強計画を立てることは必須です。自分で計画を立てられないならプロの力を借りましょう。

基礎は完璧に理解する

基礎内容を完璧に理解することは、旧帝大に入る最低条件です。

 

まず、共通テストでは基礎の理解度を問う問題が多く出題されます。

また、旧帝大の2次試験でも基本問題が出題されることは多いです。

筆者
基本問題でしっかり正解できなければ、合格の可能性は大きく下がります。

 

そして、2次試験の応用問題を解くためにも、基礎理解が必要です。

応用問題が解ければライバルと差をつけられるので、合格の可能性は上がります。

 

よって、基礎固めをしっかり行うことが大切です。

苦手を潰す

受験は総合力の勝負です。

苦手科目が1つでもあると、大きく足を引っ張られます。

 

よって、苦手科目はなるべく潰すようにしましょう。

 

もちろん、得意科目ほど点数を高くする必要はありません。

が、平均点くらい取れるようになると、一気に合格の可能性は上がります。

 

とはいえ、苦手科目を勉強するのは大変ですよね。

理解できないことが多すぎて挫折する可能性もあります。

 

その場合は、その科目を隅から隅まで熟知している家庭教師から教えてもらいましょう。

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勉強量を確保する

旧帝大に合格するには、勉強量を確保することが重要です。

高3の受験生なら、毎日最低8時間以上は学校以外で勉強する時間を確保しましょう。

スキマ時間を活用する

  • ぼーっとしている時間
  • 電車やバスなどに乗っている時間
  • ちょっとした休憩時間

など、スキマ時間を活用することも重要です。

 

英単語帳を見たり、参考書を見たり、スタディサプリを視聴したり。

スキマ時間にできる勉強はたくさんあります。

筆者
1日1時間スキマ時間で勉強できれば、半年で180時間、1年で360時間近くも勉強時間を確保できます。

過去問演習する

過去問演習をすることで、共通テストや2次試験の問題傾向を把握したり、時間配分を把握したりできます。

最低でも10年分の過去問を解くべきです。

まとめ

旧帝大は化け物ばかりではありません。

案外普通の人も多いです。

 

旧帝大に入るのに、才能は必ずしも必要ではありません。

しかし、努力は必要です。

 

今回解説した勉強法を参考に、旧帝大を目指して努力していきましょう!

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