大学受験の基礎固めのやり方を旧帝次席が解説!いつまでにどこまで終わらせる?

今回は大学受験において超重要な「基礎固め」のやり方を徹底解説します。

  • 基礎固めはなんで重要なの?
  • 基礎固めって具体的にはどんなことをすればいいの?
  • 基礎固めはいつまでに終わらせる?

この記事を読めば、基礎固めに関する全てがわかります!

筆者の情報 旧帝大次席現役合格、共通テスト得点率86%、旧帝大2次試験得点率87%、TOEIC975所持、英検準1級所持

大学受験において基礎固めが重要な理由

大学受験で基礎固めが重要な理由は3つあります。

  1. 基礎ができてないと問題が解けないから
  2. 基礎固めが不足していると学習内容が定着しないから
  3. 基礎固めが不足していると試験時間内で解答しきれないから

基礎ができていないと問題が解けないから

基礎ができていれば、共通テストや大学の個別試験の典型問題はほとんど解けます。

また、基礎をいくつか組み合わせることで、難易度の高い応用問題でも解けることだってあります。

筆者
基礎がしっかりできていれば偏差値は60に到達します。ほとんどの大学で合格点を取れるでしょう。

 

逆に、基礎ができていなければ大学入試の問題に太刀打ちできません。

応用問題はもちろん、典型問題すらほとんど解けないので、志望校に合格する可能性はぐんと低くなります。

基礎固めが不足していると学習内容が定着しないから

一度やっただけで完璧に理解して記憶に定着させられる人はほぼいません。

  • 同じ概念を何度も学び直す
  • 同じ公式を何度も使ってみる

以上のように基礎固めを繰り返す過程で、基礎内容をだんだんと理解できるようになり、記憶に定着していきます。

また、基礎内容が定着していれば、難しい内容でもすんなり理解できるようになります。

基礎固めが不足していると解答スピードが遅くなるから

入試で求められるのは問題を正しく解くことだけではありません。

試験で高得点を取るためには、試験時間内に問題を解くスピードも大切です。

 

基礎がしっかりしていれば、問題を見た時に必要な知識をすぐに記憶から引き出せます。

 

その結果、解答スピードが速くなるので、より多くの問題に取り組めるようになり、見直しに使える時間も増えます。

そのため、試験で安定して高得点を取れるようになります。

 

逆に基礎が不安定だと、必要な知識を引き出すのに時間がかかったり、そもそも試験時間内に思い出せなかったりします。

その結果、問題に取り組むスピードが落ち、解答できる問題が少なくなり、見直しの時間も減るので、得点が伸びません。

大学受験の基礎固めのやり方

ここからは大学受験の基礎固めのやり方を解説します!

計画を立てる

さて、ここからは具体的な勉強法を解説します。

まずは計画を立てましょう。

 

計画がなければ、行き当たりばったりの勉強になってしまいます。

行き当たりばったりの勉強では成績が伸びません。

筆者
「いつまでに」「どの教科を」「どんな教材を使って」「どれだけの時間をかけて」勉強するのか、受験日や模試、定期テストなどから逆算して考えましょう。

計画を実行する

ただし、計画を立てるだけでは成績が伸びません。

計画したら、行動に移すことが重要です。

 

もちろん、完璧に計画通りに勉強することはできません。

サボってしまう日や、急な用事でそもそも勉強できない日だってあるはずです。

 

また、計画通りに勉強できたとしても、思ったように成績が伸びるとは限りません。

そのため、学習状況や自分の成績を考慮しながら、定期的に計画を修正しましょう。

 

もし自分で勉強計画を立てる自信がないなら、必ず個別指導などを用いて勉強計画を作ってもらってください。

おすすめの個別指導は「トウコベ」です。

 

トウコベでは、東大生がひとりひとりに合わせて勉強計画を立ててくれます。

また、マンツーマン授業や家庭学習の管理、24時間質問対応を行ってくれるので、着実に成績を伸ばせます。


 

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疑問点を残さない

特に理系科目の場合、前半で勉強する内容と後半で勉強する内容が相互に関連しています。

そのため、疑問点を残してしまうと、後の内容を理解できなくなることが多いです。

 

疑問点が発生したら、すぐにインターネット等で調べて解決するようにしましょう。

アウトプットを意識する

教科書や参考書を読む「インプット」は成績を上げるためにはとても重要です。

しかし、「インプットだけ」では成績が上がりません。

 

インプットした知識をアウトプットすることが大切です。

 

アウトプットすることで、知識の理解度が深まり、定着度がアップします。

そして、問題を解く感覚が身につくので、テストでも問題が解けるようになります。

教科別|基礎固めの勉強法

ここからは国語・数学・英語・理科・社会の教科別に、基礎固めのやり方を紹介します。

国語

国語には現代文・古文・漢文の3つの分野があります。

それぞれ適切な基礎固めの方法は異なります。

現代文

まず、現代文の基礎は2つです。

  1. 漢字や四字熟語などを正しく理解すること
  2. 筆者の主張を読み取れるようになること

漢字や四字熟語などの語彙力を強化するには、文中に出てきた分からない単語をその都度辞書やインターネットで調べることが大切です。

参考書には必要のない知識が載っていることが多く、勉強の効率が悪いのであまりおすすめしません。

 

筆者の主張を読み取れるようになるためには、以下を繰り返しましょう。

  • 段落ごとに要点をまとめてみること
  • 文章全体の要点をまとめてみること
  • 解説を読んで要点を確認すること

要点をまとめるときは、なるべく少ない文字数におさめることを意識しましょう。

少ない文字数で必要な情報をまとめることができるようになれば、文章を読みやすくなるのはもちろん、記述問題で高得点を取りやすくなります。

古文

続いて、古文の基礎は2つです。

  1. 古文単語
  2. 助動詞

古文の成績を伸ばすためには、単語と助動詞の知識がとにかく重要です。

 

単語や助動詞を知らなければ、文章は全くと言っていいほど読めません。

逆に、単語と助動詞の基礎ができていれば、ほとんどの文章を読めるようになります。

 

単語と助動詞の基礎固めには、学校で配布された単語帳や助動詞がまとまった教材を使いましょう。

単語は「読み方→現代語訳」の順で発音、助動詞は「活用→意味→接続」の順で発音することでぐんと覚えやすくなります。

漢文

最後に、漢文の基礎は2つです。

  1. 漢字
  2. 句法

古文と同様に、漢字と句法さえ知っていれば、たいていの文章は読めるようになります。

漢字を覚えるときは「読み方→意味」の順で発音することで、また、句法を覚えるときは例題を繰り返し読むことで定着しやすくなります。

筆者
古文と同様、漢文の学校配布の教材を使えばOKです。

数学

数学の基礎固めで大切なことは2つです。

  1. 数学の知識概念を理解すること
  2. 教科書レベルの定理や公式を使えるようになること

数学の知識概念を理解することは、問題を正しく読むために必要です。

知識概念を理解するためには、高校数学を体系的に整理した参考書を使いましょう。

筆者
教科書は説明が長いうえわかりにくいので、概念理解のために使うのはおすすめしません。

 

とはいえ、問題を正しく読めるようになるだけでは、問題は解けません。

問題を解くためには、定理や公式を使いこなすことが必要です。

 

定着させるべき数学の定理や公式はたくさんあります。

まずは基礎固めとして、教科書に載っているレベルの定理や公式を使えるようになりましょう。

 

教科書の定理や公式を見ながら、何度も繰り返し問題を解いてください。

そして、解説を読んで間違えた部分を解き直しましょう。

英語

英語の基礎は英単語・英熟語と英文法です。

英単語や英文法の学習が不十分だと、入試において配点の高い長文読解や英作文、リスニング問題が全く解けません。

 

英単語・英熟語の勉強法は以下の通りです。

  • 英単語帳を1冊仕上げる
  • 問題演習中に分からない単語があれば都度メモして覚える
  • 「1日10語完璧に覚える」より「1日100語を流し読む」ことで暗記効率アップ
  • 単語や熟語は発音することで暗記効率アップ

特に意識して欲しいのは「英単語帳を1冊仕上げること」です。

 

最近の英単語帳はどれも優秀なので、1冊で基礎的な英単語を網羅しています。

なので、複数の英単語帳を買う必要は基本的にありません。

筆者
難関大を目指したい・英語を得点源にしたい場合は、基礎的な単語帳を1冊終わらせた後に、必要に応じて別の英単語帳を使いましょう。

 

英文法の基礎を勉強する方法は3つあります。

  1. 学校の授業を真面目に受ける
  2. 英文法の参考書を1冊やり切る
  3. スタディサプリで学ぶ

ぶっちゃけ、どのやり方でも効率は変わりません。

自分の好きな方法で英文法を勉強しましょう。

理科

理科は物理・化学と生物・地学で基礎固めの方針が異なります。

物理・化学

物理・化学の基礎固めで大切なことは2つあります。

  1. 仕組み・公式・法則・反応などの知識を理解する
  2. 知識を使えるようになる

物理や化学の知識というのは、ただ暗記するだけでは使い物になりません。

その意味や原理原則を理解したうえで、問題に正しく適用できるようになることが大切です。

 

とはいえ、やることはシンプルです。

  1. 教科書・参考書で基礎知識をインプット
  2. 問題集でアウトプット

まずは図やイラストを見ながら、基礎知識をたくさんインプットしていきましょう。

図・イラストとセットで勉強することで学習内容の定着率がアップします。

 

インプットした後は、問題集でアウトプットします。

アウトプットを通じて知識の理解度が深まるとともに、定着率がさらにアップします。

生物・地学

一方、生物や地学は、複雑でイメージしにくい現象を扱う物理・化学と比べて、知識を理解するのはそこまで大変ではありません。

ただ、覚えるべき基礎知識の量は多いので、教科書や参考書を使って地道に暗記しましょう。

筆者
残念ながら、生物や地学の基礎固めに近道はありません。地道に暗記することが大切です。

社会

社会には地理・日本史・世界史など幅広い分野がありますが、基礎固めの方法はどの分野も共通しています。

 

「とにかく暗記」

これだけです。

筆者
社会を勉強するうえで暗記は必須です。暗記するのは大変で退屈かもしれません。しかし、暗記しなければ社会の得点は伸びません。

 

社会の基礎知識を効果的に暗記するコツは6つあります。

  1. 全体像を把握する
  2. エピソードを関連づける
  3. 「書く」のではなく「声を出して読む」
  4. 「一発で覚える」のではなく「反復する」
  5. 問題集の解答を覚える(歴史の暗記で特に有効)
  6. 一問一答など問題演習で仕上げる

これを実践するだけで、驚くほど暗記の効率が良くなるので試してみてください。

基礎固めはいつまでに終わらせるべき?

基礎固めは高3の夏休み終了時期までに終わらせるべきです。

遅くても、高3の10月までには終わらせるようにしてください。

 

基礎固めを終わらせる時期が早ければ早いほど、大学受験で有利になります。

その理由は、応用内容の勉強や過去問演習など志望校に特化した対策に早い段階で移れるからです。

 

特に難関大を志望している人は、応用・発展レベルの学習により多くの時間を割く必要があります。

そのため、なるべく早く基礎固めを終わらせるよう意識することが大切です。

基礎固めはどこまでやるべき?

基礎固めをどのレベルまでやるべきかどうかは志望校のレベルによります。

 

目安としては、志望校の過去問の解説を見たときに「すんなり理解できる」状態なら、十分基礎固めできていると考えて大丈夫です。

一旦基礎固めを終了して、よりレベルの高い内容を勉強しましょう。

 

逆に「すんなり理解できない」状態なら、基礎固めがまだ不足しています。

この状態では高いレベルの内容を勉強してもちゃんと理解できないので、基礎固めを継続しましょう。

本気で大学受験に成功したいなら個別指導を利用しよう

ここまで勉強法を解説してきましたが、独学で基礎固めをするのは大変です。

やるべきことが多すぎて整理がつかず、挫折してしまう可能性があります。

 

挫折せずに短期間で効率的に成績を伸ばしたいなら、個別指導のトウコベを利用しましょう。


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筆者
独学で勉強するより、はるかに短期間で成績を伸ばせます。

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まとめ

大学受験の基礎固めの重要性とやり方を解説してきました。

基礎固めは地道でめんどくさいかもしれませんが、志望校に合格するためには避けては通れません。

 

今回紹介した勉強法を参考にして、効率的に基礎固めしてください!

勉強法を徹底的に解説した記事です。

ブログには書ききれない「超細かいこと」まで、私の勉強に関する研究のすべてを詰め込んでいます。

この記事を読めば

✅つまらない勉強が楽になる
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ようになります。

✅勉強で行き詰まっている人
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