【高校生】英語が壊滅的な理由と対処法を徹底解説

「自分の英語が壊滅的だ」と感じる場合、何か必ず原因があります。

その原因を特定し、適切に対処することで、英語に対する苦手意識はすぐに克服できます。

 

逆に、原因を特定せず、やみくもに勉強してしまうと英語はずっと苦手なままです。

もちろん、成績もなかなか伸びていきません。

 

そこで今回は高校生向けに、英語が壊滅的にできない理由と、それを克服する方法を解説します。

  • 英語が壊滅的にできない
  • 英語に対する苦手意識を克服したい
  • 受験に向けて英語を得意科目にしたい

という人はぜひ参考にしてください!

✔︎記事の信頼性

筆者の情報 旧帝大次席現役合格、共通テスト得点率86%、旧帝大2次試験得点率87%、TOEIC975所持、英検準1級所持

▼筆者の受験結果はこちら▼
筆者の大学受験の結果 2位で現役合格 得点率87%

▼筆者の模試結果はこちら▼筆者の模試の結果 偏差値70多数 共通テスト模試768点

【高校生】英語が壊滅的な理由

結論から言います。

高校生で英語が壊滅的なのは、基礎学習が圧倒的に足りないからです。

 

では、英語の基礎とはなんなのか。それは「英単語」と「英文法」です。

  • 語彙力が足りないから
  • 英文法の基礎が固まっていないから

以上2点が理由で、英語が壊滅的にできないのです。

語彙力が足りないから

当たり前ですが、英単語がわからなければ英文が言いたいことを理解することは不可能です。

逆に、文中の英単語をすべて知っている状態なら、だいたいの英文は時間はかかりますが読めちゃいます。

筆者
もちろん、「文中の英単語をすべて知っている」なんてことはそうそうありません。しかし、英文中の8〜9割程度の英単語が分かれば、「英文の主題」を大まかに理解できるようになるのは確かです。

 

しかし、「英単語を覚える」ことは退屈でつまらない作業です。

そのため、英単語の学習をなかなか継続できません。

 

その結果、文章が全然読めなくなり、「英語が壊滅的にできない」と感じるようになります。

英文法の基礎が固まっていないから

先ほど、「英単語をすべて知っていればだいたいの英文は読める」と言いました。

この文を読んで、「『だいたい』と言っているのはなぜ?英単語が全部わかれば英文は『すべて』読めるんじゃないの?」と違和感を持った人もいるのではないのでしょうか。

 

実は、英単語をどれだけ知っていたとしても、それだけでは読めない英文がたくさんあります。

 

そんな英文を読むには何が必要なのか。その答えが「英文法」です。

「英文法」=「英文を読み解くために必要な知識」です。

 

英文法ができなければ、英文を「意味のあるまとまり」として捉えられません。

そのため、「英文の主題」を正確に理解することができません。

筆者
「英単語は勉強しているんだけど英語が壊滅的にできない」と感じる高校生は、英文法の基礎が固まっていない可能性がとても高いです。

「英語が壊滅的」の対処法

では、「英語が壊滅的」を克服するにはどうすれば良いのか。

その答えは単純で、英単語と英文法を勉強するだけでバッチリ克服できます。

筆者
英単語と英文法さえやれば、英文を読めるようになるので、苦手意識はなくなります。

 

ということで、ここからは英単語と英文法の勉強法を解説します!

語彙力を鍛える

一般的に、語彙力を鍛える方法は以下の2つあります。

  1. 英単語帳を使う
  2. 文中のわからない単語をその都度辞書で調べる

このうち、②はある程度英語がわかる「英語中級者」がさらに英単語力を伸ばす方法です。

そのため、「英語が壊滅的だ」と感じる段階では、②を実践しても効果は薄いです。

 

まずは①から始めましょう。

 

英語が苦手な人が英単語帳を使うときに意識して欲しいのが、1つの英単語帳を使い込むことです。

複数の英単語帳をやってもあまり意味がないので、手を出さないようにしましょう。

筆者
最近の単語帳はどれも優秀なので、よほど特殊な単語帳(たとえば大学特化の単語帳)でなければ、受験に頻出の単語をおさえています。ほかの単語帳を使っても載っている単語はだいたい同じです。

なお、使う英単語帳は、学校で配られたモノでも、自分で購入したものでも、なんでも大丈夫です。

 

単語を効率的に覚えるコツは4つあります。

  1. 発音する
  2. 毎日夜寝る前に暗記する
  3. とにかく反復する
  4. 「使う意味」から覚える

まず、英単語は発音して覚えるようにしましょう。発音することで、視覚と聴覚が刺激されるので、英単語がぐんと定着しやすくなります。

 

毎日夜寝る前に暗記する習慣をつけることも効果的です。

夜寝る前に暗記することで、睡眠中に暗記したい英単語が無意識下で定着していきます。

 

さらに、英単語は一度で覚えようとするのではなく、反復して覚えることを意識しましょう。

筆者
「1日10単語を丁寧に」という暗記方法だと、数日経過したときに最初に覚えた単語を忘れやすいです。50〜100単語を1セットとして、同じセットを覚える作業を数日繰り返すことで、英単語が長期的に記憶に残りやすくなります。

 

最後に、英単語は「使う意味」=「試験で最も出やすい意味」=「赤字や太字で強調されている意味」から覚えましょう。

そうすることで、最短で成績を伸ばせます。

筆者
もちろん、ある程度勉強が進んだら、ほかの意味を覚えることは必要になってきます。しかし、「英語が苦手」と感じる段階では、「使う意味」だけに絞って覚えてしまうのが最適です。

 

英単語は地道に覚えていくしかありません。

しかし、努力の結果が結果にあらわれやすいので頑張りましょう!

英文法の基礎を理解する

英文法の基礎を勉強する方法は3つあります。

  1. 学校の授業を真面目に受ける
  2. 英文法の参考書を1冊やり切る(どの参考書でもOK)
  3. スタディサプリで学ぶ

ぶっちゃけ、どのやり方でも効率は変わりません。(逆に言えば、近道はない。)

自分の好きな方法で英文法を勉強しましょう。

英単語と英文法を勉強した後の勉強について

さて、前述のように、英単語と英文法さえできれば「英語が壊滅的」という状態からは抜け出せます。

しかし、ただ英単語と英文法ができるだけでは「受験で平均点取れるか取れないか」という英語力しか身につきません。

筆者
共通テストで言えば、得点率5〜6割くらいが限度でしょう。

 

よって、受験において英語で点数を稼げるようになるためには、英単語と英文法を勉強した後の勉強も重要です。

ということで、ここからは英単語・英文法がある程度身についた人向けに、さらなる英語の勉強法を解説します!

英文解釈を学ぶ

まずは英文解釈を勉強しましょう。

英文解釈というのは、簡単に言えば「英文の構造をどうやって把握するか」です。

 

先ほども言ったように、英単語・英熟語・英文法の知識があれば複雑な英文でも読めますが、時間がかかります。

大学受験の試験には「試験時間」があるので、読むのに時間がかかってしまうと問題を解く時間がなくなります。

 

よって、英文解釈を学んで、素早く英文の構造を捉えられるようになることが必要です。

 

英文解釈ができるようになるためには、意味のまとまりごとにスラッシュを入れる「スラッシュリーディング」が効果的です。

スラッシュリーディングは以下のように行います。

My dog loves chasing balls / in the park / especially on sunny days / when the grass is green / and / the sky is clear blue.

※スラッシュの入れ方は1つではない。

 

スラッシュリーディングに慣れないうちは、スラッシュの数が多くなるはず。

しかし、練習するうちに、より多くの範囲を1つのまとまりとして捉えられるようになるため、スラッシュの数は少なくなっていきます。

 

そして、最終的にはスラッシュを入れなくても、英文の構造を捉えられるようになります。

筆者
英文解釈にも参考書はありますが、あまりおすすめしません。以上のように実践的に練習する方が短期間で効率的に英文解釈の力を伸ばせますよ。

長文読解する

長文読解を勉強するときは、「とにかく問題を解く」ことが重要です。

以下の5ステップで問題演習を繰り返しましょう。

  1. 時間をはかって長文問題を解く
  2. 丸つけをする
  3. 解答解説を読みこむ
  4. 日本語訳を読んで文章のテーマを理解する
  5. 問題文を音読する

慣れてきたら、上記の5ステップに加えて、「長文を自分なりに要約してみる」ことでさらに長文読解の実力が身につきます。

 

まずは教科書レベルの簡単な長文問題から、徐々に難しい問題にも挑戦していきましょう。

筆者
長文読解の教材は、ぶっちゃけなんでもOK。個人的におすすめしている問題集は、「やっておきたい英語長文シリーズ」です。

 

繰り返し長文読解をすることで、今まで学んだ英単語・英熟語・英文法・英文解釈の知識を素早く引き出せるようになります。

また、まだ理解できていない「知識の穴」に気づけるので、抜け漏れなく英語力を伸ばせます。

ライティングを対策する

長文読解と並行して、受験で必要になる人はライティング(英作文)の対策を行いましょう。

おすすめのライティングの勉強法は3つあります。

  1. 英文を書き写す
  2. 学んだ英文法を使って英文を書いてみる
  3. 日本語の文章を英訳する(長文問題の英訳問題でも可)

一番簡単で確実な方法は、英文を書き写すことです。

単語やフレーズ、使われている文法事項などを確認しながら、英文を暗記する気持ちで書き写しましょう。

リスニングを対策する

共通テストではリスニングが高い配点を占めます。

よって、リスニングの対策をすることも重要です。

 

リスニングの効果的な勉強法は3つあります。

①ディクテーション=音声の英文を書き起こすリスニング勉強法①聞こえた単語を書き起こす(慣れてきたら英文単位で書き起こす)
②スクリプト(音声の原稿)を見て正しく書き起こせたか確認
③正しい英文が聞こえるまで音声を聞き直す
※音声は何度聞いても、何度停止してもOK
②シャドーイング=音声からわずかに遅れて聞こえた英文を発音するリスニング勉強法最初はスクリプトを見ながらでOK
イントネーションを真似すると学習効果アップ
③オンライン英会話を使うオンライン英会話で毎日レッスンする
英文を瞬時に理解して処理する力を身につけるのに最適

①・②はリスニング音声を用いる練習法です。英語を聞き取る力を伸ばすのに役立ちます。

 

③はオンライン英会話を使う練習法で、リスニングの問題を解くために求められる「情報処理能力」を鍛えるのに最適です。

それと同時に、「聞き取り力」+「スピーキング力」も伸ばせます。

 

おすすめのオンライン英会話はDMM英会話です。

その理由は3つあります。

  1. 業界の中で比較的リーズナブルな価格(月7,900円)で毎日レッスンできるから
  2. 講師の数が多いからレッスンの予約が取りやすいから
  3. 講師の質が高く1回あたりのレッスンの効果が高いから
筆者
私もDMM英会話を約1年間使っていました。ディクテーションなど、他のリスニング練習法より費用がかかりますが、それだけの価値は間違いなくあると思います。

無料で2回レッスンできるので、気になる人はぜひDMM英会話を試してみてください!

 

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まとめ

「英語が壊滅的にできない」と感じる高校生向けに、その理由と苦手を克服する方法を解説しました。

 

英語ができない理由は、英単語と英文法の学習が不十分だからです。

逆にいえば、英単語と英文法さえ勉強すれば、英語に対する苦手意識は克服できます。

 

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