勉強私が大学受験に向けて本格的に勉強をはじめたのは、高校3年生になってから。
勉強をはじめた当初、どの教科も偏差値が50くらい。塾や予備校に通わず、独学での大学合格を目指していました。
それまであまり勉強してこなかったので、最初はめちゃくちゃ苦労しました。
いろいろな勉強法を試して時間もかかりました。しかし、ある勉強法を身に着けてからは偏差値がぐんぐんと上がるように。
結果、目標にしていた旧帝大理系に次席で合格することができました。
今回は、そんな私が偏差値を60から70までに上げるのにかかった時間についてお話します。
偏差値を60から70に上げるのにかかった勉強時間
さっそく結論です。
偏差値60から70に上げるのにかかった勉強時間は、約200時間です。かかった期間は約2か月でした。
1か月あたり100時間、一日あたり3時間ちょっとでしょうか。自分で言うのもなんですが、かなり早いペースで偏差値が上がっていると思います。
偏差値の推移はこんな感じ↓
- 1か月目: 61→65
- 2か月目: 65→71
自分でも驚くほど一気に上がりました。
というのも、勉強をはじめてから4か月くらいはほとんど成績が上がらなかったんです。それは、勉強法が分からなかったから。
冒頭でお話しした通り以前までは勉強をあまりしてきませんでした。なので「どういう風に勉強をすればいいのか」全く見当つかず…。
そのため、最初の4か月ほどは、いろんな勉強法を試すのに使ってしまったんです。
その後、4~5か月目でようやく勉強法の土台を確立。その勉強法を微調整しながら仕上げていくうちに、60から70までもぐんぐんと上がっていきました。
偏差値50から70に上げるまでにかかった勉強時間
私が大学受験対策をはじめたのは高3の4月。当時の偏差値は50でした。
偏差値50から60に上げるまでにかかった勉強時間は約600時間です。期間にして、だいたい5か月くらい。
偏差値を60から70に上げるまでにかかった勉強時間は約200時間です。期間にして、だいたい2か月くらい。
よって、偏差値を50から70に上げるまでには約800時間、7か月くらいかかりました。
偏差値50から60までの過程については次の記事をご覧ください!
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各科目の勉強法
ここからは、私の受験科目である「英語・数学・物理・化学」の勉強法をそれぞれ紹介します!
英語
大学受験英語は、次の5つの要素に分けることができます↓
- 英単語(熟語)
- 英文法
- 英文解釈
- 長文読解
- リスニング
単語帳を使って勉強
英文を使って実践的に勉強
映像授業でインプット
英文法の問題集を使ってアウトプット
映像授業でインプット
文章を分解(アウトプット)
リスニング教材と一緒に音読
必要な情報に集中して聞く練習
オンライン英会話を使う
(大量の情報をすばやく処理する能力を養うため)
詳しくは大学受験英語を独学で習得するための勉強法!これで失敗しない!をご覧ください!
数学
高校数学は独学で勉強しやすいです。
以下のように勉強を進めていくと良いでしょう↓
①基礎知識を学習
②解法パターンの学習
③解法を応用する練習
これに従えば、挫折することなく順調に学習を進めていくことができますよ。
詳しくは独学で高校数学を習得するためのすべて!【参考書、勉強の進め方など】をご覧ください!
物理
独学で物理を習得するには、正しい手順で勉強をすすめていくことが大事です。
①数学の基礎知識を勉強
②物理の概念・原理をざっと学習
③問題演習をしながら、概念・原理の理解を深める
④思考力・発想力をつける
これに従えば、失敗することもありません。
詳しくは【独学】高校物理の具体的な勉強法と4つの手順!これで失敗しない!をご覧ください!
化学
化学は独学の方が、圧倒的に学習スピードが速いです。
次のように勉強すれば、化学はばっちりです↓
①映像授業を使って、全体像を把握
②参考書(映像授業)を参照しながら問題演習して、基礎の定着
③網羅系の問題集を使って、解法パターンを網羅
④【難関大受験者向け】発展的な問題集を使って、新たな発想を知る
詳しくは高校化学を独学で習得するためのすべて!【参考書、ルート、勉強法など】をご覧ください!
スタディサプリ(映像授業)を活用するのが偏差値70への近道
「受験勉強に近道は無い」という人がいますが、近道はあります!
特に独学の場合、映像授業を活用するのが一番の近道です。
私もいろいろ映像授業を使ってきました。特におすすめの映像授業は「スタディサプリ」です。
小学4年生から高校3年生までのすべての授業動画を閲覧できる
授業動画の数がとにかく豊富
一流講師が授業動画を作っているので、質も高い
業界屈指の低価格(月額1,815円~はめちゃくちゃ安い!)
気になる人は以下の記事をご覧ください!
感染症の影響もあり、最近は活用する人も増えてきた「映像授業」。 私も受験生の頃は映像授業を活用していました。旧帝大理系に次席で現役合格できたのは、映像授業のおかげと言っても過言ではありません。 […]
スタディサプリは株式会社リクルートが運営している映像授業です。CMが頻繁に流れているので、知っている人も多いでしょう。 実際、映像授業の中ではトップクラスの会員数を誇っています。コスパの高さと動画の豊富さも随一です[…]
インターネット・スマホを活用していつでもどこでもが授業を受けられる映像授業。 最近では塾や予備校に通わず、映像授業だけで大学受験に挑戦する人も増えています。 実際、私も映像授業を中心に勉強[…]
独学と塾・予備校での成績の上がり方が違う?
私の場合、たった2か月で偏差値が60から70まで上がりました。
このような急激な偏差値の上がり方は、独学ならではだと思います。
塾や予備校では、膨大な過去のデータから編み出したカリキュラムを使って、着実な力をつけながら勉強を進めることが出来ます。
そして、そのカリキュラムの多くは「大学受験の当日」を基準に作られていると思います。
つまり、大学受験当日の日に一番成績が良くなるように、長い期間をかけて成績を上げるカリキュラムということです。
一方、独学にはそんなカリキュラムはなく、自分で勉強のやり方を考える必要があります。
そのため、塾・予備校が提供する「信頼」や「安心」といった後ろ盾がなく、成績が上がらない期間は正直不安を感じます。
しかし、勉強のやり方さえ見つけてしまえば受験当日まで待つことなく、成績がぐんっと上がっていきます。
独学のメリット・デメリット
私が感じた独学のメリット・デメリットは以下の通りです↓
費用を抑えられる
自分のペースで勉強できる
教材を自由に選べる
好きな時間に好きな場所で勉強できる
独学の経験は将来役立つ
すべて自分で管理しないといけない
勉強計画を立てるのが若干難しい
モチベ維持が難しい
切磋琢磨できる相手が見つからないこともある
独学のメリット・デメリットについて、もっと詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください!
大学受験には、大きく分けて2つの選択肢があります。 1つは塾・予備校に通って先生の指導を受けながら勉強するという選択肢。もう1つは独学で勉強するという選択肢です。 どちらの選択肢も一長一短[…]
偏差値70以降の壁は高い
ちなみに、偏差値70を超えてからは伸び悩みました。
というのも、偏差値70を超えた以降の壁がものすごく高かったからです。
正規分布で考えたら、偏差値70は上位2.28%です。
これ以上の偏差値帯に居る人は、トップ層のほんとにすごい人です。
ケアレスミスを極限まで減らした人、科目によっては(数学など)確実に満点近く取る人など、極めた人がたくさんいます。
高3から勉強をはじめたばかりの私では到底追いつけなかったでしょう。
やはり、昔から勉強を続けている人に勝つのは大変です。
私はこのことに気づくまでかなり時間がかかりました。(笑)
これから勉強をはじめる人は、この「壁の高さ」を意識した方が良いかもしれませんね。
まとめ
独学で偏差値を60から70に上げるまでにかかった時間は約200時間です。
かかった期間は2か月ほど、1日当たり3時間ちょっと勉強してました。
偏差値の上がり方はこんな感じ↓
- 1か月目: 61→65
- 2か月目: 65→71
一気に上がりました。この急激な成績の上がり方は、塾や予備校では見られない、独学ならではの上がり方だと思います。
偏差値70を超えた後は壁を感じたので、成績維持に切り替えました。
独学だったら成績維持も簡単です。私の場合、1日1~2時間ちょっとの勉強をするだけで成績維持が出来ました。
平均的な学校に通っていて、勉強もほとんどしたことがなかった私でも偏差値70に到達することが出来ました。
途中で諦めないことが大事です。頑張ってください!