難しい?わかりにくい?鎌田の理論化学の講義のすべてを解説!【レベル、使い方、評価など】

今回は化学の参考書「鎌田の理論化学の講義」についてお話します。

 

レベルや評判、効果的な使い方やおすすめの併用問題集など、すべてを解説します。

 

これを読めば、この参考書についてはばっちりです!

 

化学の効率的な勉強の進め方がよく分からない人は、先に以下の記事をご覧ください!

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運営者情報

高3から独学で受験勉強を開始。当初の偏差値は50。多くの失敗を重ねながら勉強法を模索。最終的には偏差値70を突破。現役で共通テスト受験→旧帝大に次席で入学。大学受験に役立つ情報を発信しています!

鎌田の理論化学の講義のレベル・難易度

鎌田の理論化学の講義で扱っている内容のレベル・難易度は「理論化学入門~入試基礎」です。

 

理論化学の入門書ですね。完璧に理解できれば、共通テストや入試の基本問題を解けるようになります。

 

鎌田の理論化学の特徴

この参考書の特徴はこんな感じです↓

  • 網羅性が高い
  • 入試で特に重要な事柄を、別冊の付録でまとめている

それぞれ説明してきますね!

 

網羅性が高い

鎌田の理論化学の講義は理論化学の基礎知識ならすべて網羅しています。

 

さらに、すべて単元について、かなりの分量の説明が載っています。なので、抜け漏れなく知識を学習することができます。

 

入試で特に重要な事柄を、別冊の付録でまとめている

この参考書には、「入試で使える最重要Point総整理」という別冊付録がついています。

 

問題演習をするときにこの付録を横に置いておくと、かなり助けになります。

 

鎌田の理論化学の講義の評価・口コミ

この参考書の評価・口コミをまとめました。

 

良い評判、悪い評判に分けて紹介します!

 

良い評判

  • 出来るかぎり簡潔に説明している
  • 別冊付録が最高
  • 色使い・図解が多いので、抵抗感が少ない

教科書ではよく分からない事柄でも、この参考書では具体例を用いながら端的に説明しているという評判が多かったです。

 

また、別冊付録を高く評価している人もかなり多かったです。

 

ほかには、色使い・図解がかなり多いので、読むのに抵抗感が少ないという意見もありました。

 

悪い評判

  • わかりにくい
  • 難しい問題が多い
  • 深いところまで理解できない

悪い評判はかなり多かったです。

 

一番多かったのは「わかりにくい」という意見です。説明のくせが強いうえごちゃごちゃしていて、途中で何をやっているか分からなくなるという感じです。

 

また、扱っている問題の難易度が高すぎるという意見も多かったです。

 

ぶっちゃけ、私もこの参考書に載っている問題は難しすぎると思います。医科大や東京大など、難関大の問題がかなり多いです。

 

正直、これから基礎内容を勉強する人が、解けるわけありません。

 

ほかには、表面的な理解しかできない・深いところまで理解できないという意見もありました。

 

鎌田の理論化学の講義の効果的な使い方

この参考書は、以下のように使うと効果的です。

  • 参考書の該当部分を参照しながら問題演習をする
  • 問題演習には別の問題集を使う

 

1から参考書を読み進めると途中で挫折してしまうでしょう。

 

なので、問題演習をしながら進めていきましょう。このとき、別の問題集を使うことをおすすめします。

 

この参考書に載っている問題は、難しすぎます。

 

受験や定期試験の対策としてはかなり効率が悪いので、別の問題集を用意しましょう。

 

おすすめの併用問題集

この参考書と併用するのにおすすめの問題集を紹介します!

 

セミナー化学

セミナー化学は基礎レベルの問題をたくさん扱っています。

 

解説もかなり丁寧です。

 

「化学がとにかく苦手!」っていう人におすすめです。

 

化学重要問題集

化学重要問題集は基礎~標準レベルの問題を多く扱っています。

 

一番スタンダードな問題集で、多くの受験生が使っています。この問題集が完璧にできるようになれば、難関大でも戦えるレベルにもなるでしょう。

 

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化学の新演習(難関大受験者向け)

化学の新演習は基礎~応用レベルの問題を多く扱っています。

 

重要問題集を終えた後・過去問に手をつける前に、この問題集をやることが多いです。ただ、難関大を受験しようと思っている人は、最初からこの問題集を使うのもアリです。

 

その方が、短期間で化学を得意科目にすることができます。レベルとしては重要問題集を少し難しくしただけ。考えれば解ける問題もかなり多いです。

 

最初から負荷をかけて問題演習をすると、上達スピードもぐんっと上がります。

 

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鎌田の理論化学の講義はあまりおすすめしない

鎌田の理論化学の講義について、ながながと解説してきました。

 

しかし、個人的にこの参考書はおすすめしません。

 

その理由としては以下の通りです。

  • わかりにくい
  • 問題が難しい
  • 時間がかかる

わかりにくい

鎌田の理論化学の講義は中身がごちゃごちゃしていてわかりにくいです。加えて、深いところまで説明してくれることが、逆にわかりにくさを助長しています。

 

また、1つの単元に対する説明量が多いため、「どれが特に重要な情報なのか」一目で判断できません。

 

ぶっちゃけ、教科書の方が端的に説明されています。

 

問題が難しい

鎌田の理論化学の講義で扱っている問題の難易度が非常に高いのもあまり親切ではありません。

 

どちらかと言えば参考書なので、問題の難易度が適切でないのはしょうがないと言えばしょうがないです。

 

しかし、難しすぎると思います。私の場合、初見で解けた問題は体感30%くらいです。(笑)

 

問題が解けないと自信もなくしますし、理論化学への苦手意識も高まってしまいます。

 

時間がかかる

鎌田の理論化学の講義を1周するのにとにかく時間がかかるのも、この参考書をおすすめしない理由の1つ

 

ページ数で言ったら、326ページほど。1つ1つの単元について詳しく説明しているため、理解するのも大変です。

 

受験生の時間は限られています。理論化学だけに多大な時間を割くのはもったいないです。

 

理論化学をこれから勉強する人は、次に紹介する勉強法をおすすめします。

 

映像授業を活用する方が効率的

理論化学のインプットなら、映像授業を使う方が圧倒的に効率良いです。

 

覚だけでなく聴覚も使えるので、頭に入ってくるスピードが段違いです。さらに、分かりにくい事柄でも、講師がかみ砕いて説明してくれます。

 

理論化学を1から勉強するなら、映像授業を使う方が間違いないです。

 

おすすめの映像授業は、スタディサプリです。

授業をいつでもどこからでも何度でも受けられる
小学4年生から高校3年生までのすべての授業動画を閲覧できる
授業動画の数がとにかく豊富
一流講師が授業動画を作っているので、質も高い
業界屈指の低価格(月額1,815円~はめちゃくちゃ安い!)

 

私が使った映像授業の中では一番良かったです。

 

2週間の無料体験もできるので、一度試してみることをおすすめします。

 

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私なりの映像授業の活用法

私なりの映像授業の活用法も紹介します。映像授業を使っている中で編み出した、インプットの方法です。

  • 映像授業の動画を何度も視聴する

です。

 

「それだけ?」って思いますよね。

 

でも、効果は絶大です。

 

詳しくは以下の記事をご覧ください!

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まとめ

『鎌田の理論化学の講義』のすべてを解説しました!

 

レベル・難易度は「理論化学入門~入試基礎」です。

 

網羅性が高い

入試で特に重要な事柄を、付録でまとめている

 

評価・口コミもまとめました。

出来るかぎり簡潔に説明している

別冊付録が最高

色使い・図解が多いので、抵抗感が少ない

わかりにくい

難しい問題が多い

深いところまで理解できない

 

以下のような使い方が効果的です。

  • 参考書の該当部分を参照しながら問題演習をする
  • 問題演習には別の問題集を使う

 

問題演習に使う問題集は、以下がおすすめです。

  • セミナー化学
  • 化学重要問題集
  • 化学の新演習(難関大受験者向け)

 

正直、この参考書はおすすめではありません。

 

その理由は以下の通り。

  • わかりにくい
  • 問題が難しい
  • 時間がかかる

 

理論化学を勉強するなら、映像授業を使った方が間違いなく効率良いです。

 

ぜひ参考にしてください!

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