今回は、鎌田の理論化学の講義のすべてを解説します!
- 鎌田の理論化学の講義の到達レベルは?
- 鎌田の理論化学の講義の所要時間は?
- 鎌田の理論化学の講義の効果的な使い方は?
- 鎌田の理論化学の講義のレビューはどう?
この記事を読めば、鎌田の理論化学の講義についてばっちり分かります!
現役旧帝大生(次席合格)。二次試験得点率85%越え。英検準1級&TOEIC975。最近は主にアニメを観たり、ドライブしたり、小説を読んだり、まったり過ごしています。本ブログで受験生や大学生に役立つ情報を発信中!HTML名刺:https://html.co.jp/naritakun_write
鎌田の理論化学の講義の特徴
まずは鎌田の理論化学の特徴を簡単に解説します。
理論化学の基礎知識を網羅
鎌田の理論化学の講義は、理論化学の基礎知識をすべて網羅している参考書です。
そのため、必要な知識を抜け漏れなく学習できるのがポイントです。
図解が豊富
鎌田の理論化学の講義では、解説部分に図解が適切に使用されています。
特に重要な事柄をまとめた別冊の付録
鎌田の理論化学の講義には、「入試で使える最重要Point総整理」という別冊付録がついています。
理論化学で特に重要なポイントだけがまとまっているため、必要な情報をすぐに探せるのがポイントです。
鎌田の理論化学の講義の所要時間は何日?
鎌田の理論化学の講義を1周するのにかかる時間は、14~28日です。
325ページほどあるので、分量は若干多いです。ただ、図解が多用されているため、読み進めやすい構成になっています。
章 | 単元 |
1章:原子と化学量 | 有効数字と単位、原子、物質量、電子配置と周期表、イオン化エネルギーと電子親和力 |
2章:結合と結晶 | 化学結合と電気陰性度、共有結合と分子、金属結合と金属、イオン結合、分子間で働く引力、結晶、金属の結晶、イオン結晶、共有結合の結晶、分子結晶 |
3章:基本的な化学反応と物質量計算 | 化学反応式と物質量計算の基本、水溶液の性質と濃度、酸塩基反応と物質量の計算、酸化還元反応と物質量の計算 |
4章:化学反応とエネルギー | 熱化学、化学反応と光エネルギー、電池、電気分解 |
5章:物質の状態 | 理想気体の状態方程式、混合気体、実在気体、状態変化、溶解度、希薄溶液の性質、コロイド |
6章:反応速度と化学平衡 | 反応速度、化学平衡、酸と塩基の電離平衡、溶解度積 |
鎌田の理論化学の講義の到達レベル
鎌田の理論化学の講義の到達レベルは、入試基礎~入試標準レベルです。
鎌田の理論化学の講義を完璧に理解できれば、共通テストで8割以上取れます。標準的な難易度の国公立2次や私立入試でも、十分戦える力が身につきます。
鎌田の理論化学の講義の効果的な使い方
ここからは、鎌田の理論化学の講義の学習効果を向上させる使い方を紹介します。
まずは1通り読んで全体像を把握
まずは、鎌田の理論化学の講義を1周読んでみてください。
理論化学は各単元の内容が相互につながっているため、前半で勉強した内容がたびたび後半に登場します。
また、後半の内容を学習することで、前半の内容の理解がさらに深まります。
そのため、まずは理論化学の全体像を把握することが効果的です。
該当部分を確認しながら問題演習
理論化学の全体像を把握した後は、問題演習に移ります。
鎌田の理論化学の講義にも問題は載っていますが、問題演習をする際はほかの問題集を使うのがおすすめです。
その理由は、鎌田の理論化学の講義が問題は難しすぎるからです。初学者や化学が苦手な方だとなかなか解けず、自信やモチベーションを無くしてしまいます。
鎌田の理論化学の講義で解説されている原理原則や解法を参考にしながら、問題を解きます。これで理論化学の理解が深まり、解法パターンが定着します。
鎌田の理論化学の講義はいつから使うべき?
鎌田の理論化学の講義は、高2夏~高3春に使い始めるべき参考書です。
鎌田の理論化学の講義の良いレビュー
鎌田の理論化学の講義を高く評価しているレビューを調査しました!
・別冊付録が最高
・色使いや図解が適切
「教科書ではよく分からない事項でも鎌田の理論化学の講義では具体例を用いつつ端的に説明している」というレビューが多かったです。
また、「別冊付録が問題演習の際に役立つ」「色使いや図解のおかげで読みやすい」という意見もありました。
鎌田の理論化学の講義の悪いレビュー
鎌田の理論化学の講義を低く評価しているレビューについてもばっちり調査しました!
・難問が多い
・深いところまで理解できない
特に多かったのが「わかりにくい」という意見。
鎌田の理論化学の講義がわかりにくい理由として、以下の2点が挙げられていました。
- 説明のくせが強いから
- 中身がごちゃごちゃしており途中で何をやっているか分からなくなるから
また、掲載している問題の難易度の高さに言及している口コミも多かったです。
鎌田の理論化学の講義には、医科大や東京大など、難関大の問題が多数載っています。
鎌田の理論化学の講義の次に使うべき参考書・問題集
ここからは、鎌田の理論化学の講義の次に使うべき参考書や問題集を紹介します!
セミナー化学基礎+化学
セミナー化学基礎+化学は、基礎レベルの問題をたくさん扱っている問題集で、解説が丁寧なのが特徴です。
化学が苦手な方や初学者はセミナー化学基礎+化学を使って基礎力を強化するのがおすすめです。
化学重要問題集
化学重要問題集は、基礎~標準レベルの問題を多く扱っている問題集です。
最新の入試傾向に合わせて、毎年改訂が繰り返されています。
化学重要問題集は、本格的な入試対策がしたい方におすすめです。
▼化学重要問題集についてはこちら▼
化学重要問題集のすべてを旧帝大生が徹底解説!
化学の新演習
化学の新演習は、基礎~応用レベルの問題を中心に扱っている問題集です。
難関大入試で求められる発想力や判断力、問題を整理する力などを鍛えられます。
化学の新演習は、化学で他の受験生と差をつけたい方や、難関大を目指している方におすすめの問題集です。
▼新演習についてはこちら▼
化学の新演習のすべてを旧帝大生が徹底解説!
鎌田の理論化学の講義はおすすめしない!
ここまで、鎌田の理論化学の講義について解説してきました。
しかし、個人的には鎌田の理論化学の講義を使うのはおすすめしません。
ここからは、鎌田の理論化学の講義をおすすめしない理由を紹介します。
わかりにくい
鎌田の理論化学の講義をおすすめしない最大の理由は、わかりにくいからです。
解説がごちゃごちゃしていて、どこが本質部分なのか全く分かりません。
問題が難しい
鎌田の理論化学の講義に載っている問題が難しすぎるのも難点です。
難関大の問題が多く、入試対策をはじめたばかりのレベルだとまず思いつかない発想や考え方を要求してきます。
問題が解けないと自信を無くしてしまい、理論化学への苦手意識が高まってしまうリスクもあります。
理論化学を勉強するなら映像授業が最適
もしこれから理論化学の対策をはじめるなら、映像授業を使うのがおすすめです。
化学を勉強するのにおすすめの映像授業を旧帝大生が厳選して紹介
化学の勉強法
最後に、化学の勉強法を簡単に紹介します。
理論化学を勉強する時は、原理原則をしっかり理解することが大切です。
原理原則を理解したら、解法パターンを学習するために問題演習に移行します。
問題を解くときは、計算を減らす工夫をしてください。
難関大受験者は解法パターンに加えて、発想力を鍛える必要があります。
発想力を鍛えるには、難問を「もう絶対に分からない!」と限界まで悩み考えることが重要です。
化学の勉強法を旧帝大理系が徹底解説【超効率】
まとめ
鎌田の理論化学の講義のすべてを解説しました!
・網羅性が高い
・図解が豊富
・重要事項をまとめた別冊付録がついている
鎌田の理論化学の講義の所要時間は14~28日で、しっかり勉強すれば入試標準レベルまで到達できます。
鎌田の理論化学の講義は以下のように使うのが効果的です。
- 1通り読んで理論化学の全体像把握
- 該当部分を確認しつつ問題演習
・色使いや図解が良い
・わかりにくい
・難問が多い
・深くまで理解できない
個人的には、鎌田の理論化学の講義はおすすめしません。
その理由は、解説がわかりにくく、問題が難しすぎるからです。
ぜひ参考にしてください!
おすすめ映像授業ランキング!旧帝大次席が10社徹底比較!