今回は偏差値を30から50に上げる勉強法を徹底解説します!
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偏差値とは
偏差値を一言で表すと「同じテストを受けた受験者と比較して、自分の学力がどれくらいなのかを表す値」です。
平均点を偏差値50とし、平均点より自分の得点が高ければ偏差値は50より大きく、低ければ偏差値は50より小さくなります。
偏差値は以下のように求めます。
偏差値30のレベル
偏差値30は最上位からの割合が97.72%のところに位置します。
つまり、100人受験者がいれば、順位は97〜98位です。
偏差値50のレベル
偏差値50は最上位からの割合が50%のところに位置します。
つまり、100人受験者がいれば、順位は50位です。
偏差値30から50に上げることは可能
以上より、「偏差値30から50に上げる」を言い換えると、「100人の受験者がいるなら37〜38人くらいを追い抜く」となります。
確かに偏差値30から50に上げるのは大変です。
しかし、正しい順序で、正しいやり方で勉強すれば、誰でも偏差値30から50に上げられます。
偏差値30から50に上げる科目別の勉強法
ここからは具体的な勉強法を科目別に解説します!
国語
「国語はセンスだ」とよく言います。
確かに、国語のセンスというのは存在しますし、センスがある人は何もしなくても国語で良い点数を取れます。
しかし、センスが無くても国語はできるようになります。
ズバリ、「知識」をつけてください。
知識をつけるだけで、見違えるように問題が解けるようになります。
逆に、知識がなければ問題を正しく解けるようにはなりません。
ここからは、知識の効率的な身につけ方を、現代文・古文・漢文に分けて紹介します。
現代文
まず、現代文では漢字や四字熟語・慣用句の意味をしっかり理解することが重要です。
そのためには、文中でわからない単語が出てきたら、その都度意味を調べることが効果的です。
知識をまとめた参考書もあるにはあります。
しかし、試験であまり問われないような知識が載っていることが多いので、使うのはあまりおすすめしません。
古文
次に、古文では、古文単語と文法を覚えることが重要です。
古文単語を覚えるときは「読み方→意味」の順で音読すると覚えやすくなります。
また、文法については以下の4点を真っ先に覚えましょう。
- 用言(動詞・形容詞・形容動詞)の活用
- 助動詞の意味・活用・接続
- 主要な助詞
- 敬語
漢文
最後に、漢文で必要な知識は漢字と句法です。
漢字は「読み方→意味」の順で発音することで、また、句法は例題を繰り返し読むことでぐんと覚えやすくなります。
知識をつけるのは退屈で面倒かもしれません。
しかし、地道に身につけていけば、必ず結果はついてくるので頑張りましょう。
数学
数学の偏差値を30から50に上げるために、数学は以下の手順で勉強を進めてください。
- 教科書・参考書で基本的な公式や定理を確認する
- 教科書・参考書を見ながら基本問題を解く
- 解説を読み込む
- わからないことを調べる
これができれば偏差値50を突破する数学力が身につきます。
また、数学の問題を解くときは以下の2点を意識してください。
- わからなくても5分は考える
- 計算をサボらない
①は思考力と考える体力を身につけるため、②は計算力を身につけるために重要です。
英語
偏差値30の人は、英語の基礎となる英単語と英文法の学習が圧倒的に足りていません。
英語の偏差値を30から50に上げるために、まずは中学レベルから英単語と英文法を徹底的に勉強しましょう。
その後、英文解釈→長文と勉強を進めてください。
リスニング
共通テストではリスニングが大きな配点を占めます。
ということで、ここからはリスニングの勉強法を解説します。
とはいえ、やることは単純です。オーバーラッピングをしてください。
オーバーラッピングをする目的は2つです。
- リスニング音声のスピードについていけるようになるため
- ひとつひとつの音を判別できるようになるため
オーバーラッピングに使う教材はなんでもOKです。
YouTubeで「リスニング 音声」と調べて、ストレスなく聞ける教材を選びましょう。
理科
理科の偏差値を30から50に上げるためには、以下の手順で勉強してください。
- 教科書・参考書で基礎知識をインプット
- 問題集でアウトプット
まずは図やイラストを見ながら、基礎知識をたくさんインプットしていきましょう。
図・イラストとセットで勉強することで学習内容の定着率がアップします。
インプットした後は、問題集でアウトプットします。
アウトプットを通じて知識の理解度が深まるとともに、定着率がさらにアップします。
アウトプットした後は、必ず解説を読み込みましょう。
また、できなかった問題については解き直してください。
最終的には、ひとつひとつの知識を自分の言葉で人に説明できるようになることを目指しましょう。
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社会
社会の偏差値を30から50に上げるためには暗記が大切です。
地理・日本史・世界史・政治経済など、様々な分野がありますが、どれも暗記が必須です。
暗記することなく偏差値50を突破するのはほぼ不可能と考えてください。
社会の知識を暗記するには、以下の2ステップで勉強を進めましょう。
- 一問一答で単語と内容を関連づける
- 教科書を読んで流れを掴む
いきなり教科書を読んでしまうと、知らない単語がたくさん出てきて困惑するはずです。
なので、まずは一問一答で単語とそれに関連するエピソードなどを理解することから始めましょう。
その後、教科書を読んで流れを掴みましょう。
知識を暗記した後は、問題演習に入ります。
問題演習をすることで、「どのように出題されるのか」という問題のパターンを把握できるとともに、知らない知識や勘違いしている内容が明らかになります。
教科書や一問一答で復習して知らない知識や勘違いを潰していけば、どんどん持っている知識が増えるので、さらに問題が解けるようになります。
偏差値30から50に上げる戦略
複数科目を同時に勉強するのは難しいので、まずは1科目だけに集中して勉強するのがおすすめです。
どれか1科目だけでも偏差値50以上を取れれば「自分にもできるんだ!」と自信がつきます。
また、偏差値30から50に上げる「感覚」が身につくので、ほかの科目もスムーズに成績を伸ばせるようになります。
逆に、いろいろな科目に手を出すと、各科目の勉強時間が少なくなります。
それだとなかなか成績が伸びないのでおすすめしません。
最初に偏差値50以上を目指すのにおすすめの科目は英語です。
その理由は
- 努力が成績に反映されやすいから
- 勉強すべきことがシンプルだから
です。
偏差値30から50に上げるのにかかる勉強時間
偏差値30から50に上げるために必要な勉強時間は約600〜1000時間です。
ただし、これはあくまで目安です。
実際の勉強時間は人により大きく異なります。
なるべく短い時間で偏差値50を突破したいなら、今回解説した勉強法、特に
- 計画を立てる
- 計画を実行する
をとことん丁寧に実践してください。
1ヶ月で偏差値30から50は可能?
「1ヶ月で偏差値30から50」はほぼ不可能です。
その理由はたった1つ、「勉強時間が圧倒的に足りないから」です。
偏差値30から50に上げるには、現実的に3ヶ月ほどはかかります。
最短で偏差値30から50に上げるコツ
偏差値30から50に短期間で上げるためには以下を実践してください。
- 中学内容から確実に理解していく
- 疑問点を残さない
中学内容から確実に理解していく
現状偏差値30以下の人は、高校の授業内容はもちろん、中学内容すら理解できていないはずです。
この状態で高校内容を勉強してもわからないことが多すぎて必ず挫折します。
よって、焦らず中学内容から勉強しましょう。
ただし、中学内容からやり直すべき教科は全てではありません。
中学内容からやり直すべき教科は以下の3つです。
- 英語
- 数学
- 理科
疑問点を残さない
疑問点が残っていると、その部分の問題が解けません。
また、後で勉強する内容が理解できなくなる可能性が高いです。
よって、疑問点が発生したら、必ずインターネット等で調べて解決することを心がけてください。
本気で成績を伸ばしたいなら個別指導を利用しよう
ここまで勉強法を解説してきましたが、独学で偏差値30から50に伸ばすのはとても大変です。
挫折せずに短期間で効率的に成績を伸ばしたいなら、個別指導を利用しましょう。
おすすめの個別指導はトウコベです。
トウコベがおすすめな理由は6つあります。
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- オンラインで受けられるから便利
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まとめ
偏差値30から50に上げる勉強法と目安の勉強時間を解説しました。
ぜひ参考にしてください!