今回は偏差値を40から60に上げる勉強法を徹底解説します!
✔︎記事の信頼性
▼筆者の受験結果はこちら▼
▼筆者の模試結果はこちら▼
偏差値とは
偏差値を一言で表すと「同じテストを受けた受験者と比較して、自分の学力がどれくらいなのかを表す値」です。
平均点を偏差値50とし、平均点より自分の得点が高ければ偏差値は50より大きく、低ければ偏差値は50より小さくなります。
偏差値は以下のように求めます。
偏差値40のレベル
偏差値40は最上位からの割合が84.13%のところに位置します。
つまり、100人受験者がいれば、順位は84〜85位です。
偏差値60のレベル
偏差値60は最上位からの割合が15.87%のところに位置します。
つまり、100人受験者がいれば、順位は15〜16位です。
偏差値40から60に上げることは可能
「偏差値40から60に上げる」
これを言い換えると、100人の受験者がいるなら、70人くらいを追い抜くことが必要です。
確かに偏差値40から60に上げるのは大変です。
しかし、正しい順序で、正しいやり方で勉強すれば、誰でも偏差値40から60に上げられます。
偏差値40から60に上げる科目別の勉強法
では、ここから偏差値40から60に上げる勉強法を科目別(国語、数学、英語、理科、社会)に解説します!
国語
国語の偏差値を40から60まで上げるためには、知識をつけることが大切です。
知識をつけるだけで見違えるように問題が解けるようになります。
逆に、知識がなければ問題を正しく解けるようにはなりません。
ここからは、知識の効率的な身につけ方を、現代文・古文・漢文に分けて紹介します。
現代文
まず、現代文では漢字や四字熟語・慣用句の意味をしっかり理解することが重要です。
そのためには、文中でわからない単語が出てきたら、その都度意味を調べることが効果的です。
知識をまとめた参考書もあるにはあります。
しかし、試験であまり問われないような知識が載っていることが多いので、使うのはあまりお勧めしません。
古文
次に、古文では、古文単語と助動詞を覚えることが大切です。
古文単語を覚えるときは、「読み方→意味」の順で発音すると覚えやすくなります。
また、文法については以下の4点を真っ先に覚えましょう。
- 用言(動詞・形容詞・形容動詞)の活用
- 助動詞の意味・活用・接続
- 主要な助詞
- 敬語
漢文
最後に、漢文で必要な知識は漢字と句法です。
漢字は「読み方→意味」の順で発音することで、また、句法は例題を繰り返し読むことでぐんと覚えやすくなります。
知識をつけるのは退屈で面倒かもしれません。
しかし、地道に身につけていけば、必ず結果はついてくるので頑張りましょう。
数学
数学で偏差値40から60に上げるには、以下の順序で勉強しましょう。
- 教科書・参考書で基本的な公式や定理を確認する
- 教科書・参考書を見ながら基本問題を解く
- 解説を読み込む
- わからないことを調べる
最初は教科書や参考書の公式や解き方を参考にしながら、手を動かしてください。
いろいろと問題を解いていくうちに、教科書・参考書を見なくても問題がスラスラと解けるようになっているはずです。
また、数学の問題を解くときは以下の2点を意識してください。
- わからなくても5分は考える(思考力と体力を身につけるため)
- 計算をサボらない(計算力を身につけるため)
ひとつひとつの問題に対して丁寧に向き合うことが、数学の成績を伸ばすために大切です。
中学生の時は数学が得意だったのに、高校数学になると全くわからず成績が落ちた もともと数学は苦手だったけど、高校に入ってさらにわからなくなったという悩みを持っている学生は多いですよね。筆者実際、私も中[…]
英語
英語の偏差値を40から60に上げるためには、英語の基礎となる英単語と英文法を重点的に勉強しましょう。
その後、英文解釈→長文と勉強を進めてください。
リスニング
ここからはリスニングの勉強法について解説します。
偏差値60レベルのリスニング力を身につけるためには、以下の練習法を実践しましょう。
リスニング練習法 | 方法 | 効果 |
オーバーラッピング | スクリプト(音声を書き起こしたモノ)を見ながら音声を流して、音声に重ねるように発音する | 音声のスピードについていけるようになる 正しい発音を理解できる |
ディクテーション | 音声を流して、聞き取れた英語を書きとる | ひとつひとつの音を判別できるようになる |
リスニング力を伸ばすのには時間がかかります。
しかし、継続していれば着実にリスニング力が伸びていくので、頑張りましょう。
なお、リスニング教材は持っているものを使えばOKです。
もし教材を持っていないなら、YouTubeで「TED」と検索してみてください。
理科
理科の偏差値を40から60に上げるためには、基礎知識の「暗記」と「理解」が重要です。
具体的な勉強法としては、図やイラストを見ながら、基礎知識をたくさんインプットしていきましょう。
図・イラストとセットで勉強することで学習内容の定着率がアップします。
インプットした後は、問題集でアウトプットします。
アウトプットを通じて知識の理解度が深まるとともに、定着率がさらにアップします。
アウトプットした後は、必ず解説を読み込みましょう。
また、できなかった問題については解き直してください。
最終的には、ひとつひとつの知識を自分の言葉で人に説明できるようになることを目指しましょう。
社会
社会の偏差値を40から60に上げるためには、暗記が大切です。
地理・日本史・世界史・政治経済など、様々な分野がありますが、どれも暗記が必須です。
暗記することなく偏差値60を突破するのはほぼ不可能と考えてください。
社会の知識を暗記するには、以下の2ステップで勉強を進めましょう。
- 一問一答で単語と内容を関連づける
- 教科書を読んで流れを掴む
いきなり教科書を読んでしまうと、知らない単語がたくさん出てきて困惑するはずです。
なので、まずは一問一答で単語とそれに関連するエピソードなどを理解することから始めましょう。
その後、教科書を読んで流れを掴みましょう。
このようにして社会の知識を暗記した後は、問題演習をしてください。
問題演習をすることで、「どのように出題されるのか」という問題のパターンを把握できるとともに、知らない知識や勘違いしている内容が明らかになります。
教科書や一問一答で復習して、知らない知識や勘違いを潰していけば、どんどん持っている知識が増えるので、さらに問題が解けるようになります。
また、特に日本史や世界史の場合は、問題集の解説を覚えてしまうのもおすすめです。
歴史の流れが端的に、かつ、過不足なく説明されているので、流れをしっかり理解できます。
偏差値40から60に上げるのに必要な勉強時間
偏差値を40から60に上げるために必要な勉強時間は「約1400~1800時間」です。
1ヶ月で偏差値40から60は可能?
残念ながら、「1ヶ月で偏差値40から60」はほぼ不可能です。
その理由はたった1つ「勉強時間が圧倒的に足りないから」です。
現実的に、偏差値40から60に上げるには半年ほどかかるでしょう。
最短で偏差値40から60に上げるコツ
偏差値40から60に短期間で上げるためには以下を実践してください。
- 中学内容から確実に理解していく
- 疑問点を残さない
中学内容から確実に理解していく
現状偏差値40以下の人は、高校の授業内容どころか、中学内容すら理解できているか怪しいです。
この状態で高校内容を勉強してもわからないことが多すぎて挫折します。
よって、焦らず中学内容から勉強しましょう。
ただし、中学内容からやり直すべき教科は全てではありません。
中学内容からやり直すべき教科は以下の3つです。
- 英語
- 数学
- 理科
疑問点を残さない
疑問点が残っていると、その部分の問題が解けません。
また、後で勉強する内容が理解できなくなる可能性が高いです。
よって、疑問点が発生したら、必ずインターネット等で調べて解決することを心がけてください。
本気で成績を伸ばしたいなら個別指導を利用しよう
ここまで勉強法を解説してきましたが、独学で偏差値40から60に伸ばすのは大変です。
短期間で効率的に成績を伸ばしたいなら、個別指導のトウコベを利用しましょう。
トウコベがおすすめな理由は6つあります。
- 東大生がマンツーマンでわかるまで教えてくれる
- 24時間いつでも質問できる
- オンラインで受けられるから便利
- 授業日以外の家庭学習まで管理してくれる
- 一人ひとりに合わせた勉強計画を作成してくれる
- 授業料は受けた分だけだから料金がリーズナブル
トウコベが気になる人は、無料相談をしてみてください!
\ 無料で相談できます! /
トウコベで相談してみる!
まとめ
偏差値40から60に上げるための勉強法と勉強時間を解説しました。
ぜひ参考にしてみてください!