今回は新数学スタンダード演習(スタ演)のすべてを解説します!
- 新数学スタンダード演習はいつから使うべき?
- 新数学スタンダード演習のレベルは?
- 新数学スタンダード演習の問題数は?
この記事を読めば、新数学スタンダード演習についてはばっちりわかります!
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新数学スタンダード演習(スタ演)とは?
新数学スタンダード演習は、「月刊大学への数学」の増刊号として発売されている問題集です。
以下の2部構成になっています。
- 新数学スタンダード演習数ⅠA・ⅡB(4月号)
- 数学Ⅲスタンダード演習(5月)
新数学スタンダード演習の特徴は、過去に実際の入試で出題された問題を多く掲載していることです。
そのため、入試を想定して実践的に演習経験を積めるのがポイントです。
新数学スタンダード演習(スタ演)のレベル
新数学スタンダード演習のレベルは、入試標準~入試発展レベルです。
幅広い難易度の問題が載っています。
異なる視点から問題を捉える必要がある問題も多いため、スタ演だけで解法パターンのインプットと発想力の強化ができます。
新数学スタンダード演習の問題数
新数学スタンダード演習の問題数は、ほかの問題集と比較すると、非常に多いです。
数ⅠA・ⅡB編
数ⅠA・ⅡB編の問題数は以下の通りです。
章/テーマ名 | 問題数 |
1章/数と式 | 14問 |
2章/方程式・不等式 | 16問 |
3章/集合と論証・命題 | 12問 |
4章/関数(1次・2次) | 10問 |
5章/数列 | 17問 |
6章/場合の数 | 14問 |
7章/確率(数A) | 19問 |
8章/整数 | 25問 |
9章/座標 | 19問 |
10章/平面のベクトル | 14問 |
11章/空間のベクトル | 20問 |
12章/三角・指数・対数関数 | 19問 |
13章/図形 | 29問 |
14章/微分法・積分法(数式) | 15問 |
15章/微分法・積分法(応用) | 20問 |
16章/総合演習(数式) | 20問 |
17章/総合演習(図形) | 20問 |
合計で303問です。※年度によって問題数は変化します。
数Ⅲ編
数Ⅲ編の問題数は以下の通りです。
章/テーマ名 | 問題数 |
1章/微分 | 12問 |
2章/積分 | 17問 |
3章/面積 | 7問 |
4章/体積・弧長 | 9問 |
5章/極限 | 15問 |
6章/いろいろな曲線 | 14問 |
7章/複素数平面 | 15問 |
8章/実践演習ー数式編 | 24問 |
9章/実践演習ー図形編 | 22問 |
合計で135問です。※年度によって問題数は変化します。
新数学スタンダード演習(スタ演)はいつから使うべき?
新数学スタンダード演習は、「大学への数学1対1対応」などで基礎固めをした後に使うべき問題集です。
新数学スタンダード演習(スタ演)の効果的な使い方
ここでは、新数学スタンダード演習の学習効果を上げる使い方を紹介します!
まずは苦手分野の問題演習に使う
スタ演は問題数が非常に多いので、1冊通しでやるのはかなりの時間がかかります。
そこで、まずは苦手分野に絞って演習するのがおすすめです。
スタ演には入試の典型問題が揃っているので、苦手を克服するのに最適です。
余裕があればすべて解く
もし受験まで時間があるなら、スタ演の問題をすべて解くのがおすすめです。
どの分野も良問揃いなので、演習すれば数学力がぐんぐん向上します。
スタ演の問題がスラスラと解けるようになれば、ほとんどの大学の入試で高得点を取れます。
解答解説は自分の言葉で説明できるくらい読み込む
問題を解いた後は解答解説を読んで、自分の解答や考え方が合っているか確認します。
このとき、解答解説はしっかり読み込むのがおすすめです。
その理由は、スタ演の解説には数学を解くために大切なエッセンスが詰まっているからです。
解答解説を読み込むことで、数学に必要な感覚を養えます。
新数学スタンダード演習(スタ演)の良い評判口コミ
新数学スタンダード演習の良い評判や口コミを調査しました!
・難易度が高すぎないからアウトプットに最適
「1単元当たりの問題数の多さ」を高く評価している口コミが多かったです。
問題数が多いため、各分野の重要事項を的確に学習できます。
また、難易度が高すぎないので受験に向けたアウトプットに適しているという意見も目立ちました。
スタ演の問題が解けるようになれば、ほとんどの大学では合格点を取れます。
新数学スタンダード演習(スタ演)の悪い評判口コミ
新数学スタンダード演習の悪い評判や口コミもしっかり調査しました!
・面白い問題が少ない
「問題が古い」という意見がいくつかありました。
スタ演の問題は、基本的に各大学の過去問から引っ張ってきています。ほとんどの問題は入試傾向に合わせた最新の問題です。
しかし、昔の問題が一部あるのも事実です。
とはいえ、問題が古かったとしても新しかったとしても、数学の本質的な部分は全く変わらないので問題ないと思います。
ほかには、解いていて楽しくないという口コミも目立ちました。
スタ演は標準的な典型問題を多数掲載する問題集です。そのため、マニアックな問題や悪問とされるような難しい問題は載っていません。
新数学スタンダード演習(スタ演)を正直レビュー!
私は新数学スタンダード演習を受験生の頃に愛用していました。
良いところ
私が使っていて感じたスタ演の良いところはこんなところです。
- 基礎固めにちょうどいい難易度
- 各単元の網羅性が高い
- 裏技的な解き方も紹介されている
各問題の難易度が受験対策にちょうどよく、基礎固めに適しているのが新数学スタンダード演習の最大の魅力です。
さらに、各単元の網羅性が高いので、スタ演で演習経験を積むことでさまざまな問題に対応できるようになります。
また、解答時間を節約できる「裏技的な解き方」が紹介されているのもポイントです。
悪いところ
私が使っていて感じたスタ演の悪いところはこんなところです。
- 解説が省略されている部分が一部ある
- 月刊号の増刊なので取り扱っていない書店もある
スタ演の解説は、省略されている部分が多いです。
省略されている部分は、自分で文章や計算を補って読み進めることが必要です。
そのため、数学の基礎力がない場合は「何を意味しているかわからない」と沼にはまる可能性もあります。
また、新数学スタンダード演習は「大学への数学月刊号」の増刊として出版される問題集です。
そのため、時期を逃すと書店で入手するのが難しくなるのが難点です。
特に「大学への数学」は学習系の雑誌なので、田舎の方の書店だと4月号や5月号でも扱わないところが多いです。
ほかの問題集と比較
新数学スタンダード演習をほかの問題集と比較しました!
大学への数学 1対1対応の数学
スタ演と同シリーズの問題集です。
問題の難易度は、共通テスト~入試標準レベル。
位置づけとしては、スタ演の前に使う問題集です。
やさしい理系数学
やさしい理系数学は、理系の難関大受験生向けの問題集です。
難易度は、入試標準~入試発展レベル。
問題数はやさしい理系数学の方が若干少なめ。
1冊で数学ⅠA・ⅡB・Ⅲの演習を終わらせたい方には、やさしい理系数学がおすすめです。
新数学スタンダード演習(スタ演)はこんな方におすすめ
新数学スタンダード演習はこんな方におすすめの問題集です。
- 1対1対応の数学が終わった難関大受験生
- 苦手分野を無くしたい方
- 得意単元を増やしたい方
- 過去問演習の前に問題集を挟みたい方
基本的に、スタ演は過去問演習の前に使う問題集です。
スタ演で実践的な演習経験を積むことで、過去問演習にスムーズに移行できます。
数学を得点源にしたいなら個別指導を利用しよう
- 数学が苦手
- 問題がどうしても解けない
- 数学力が伸び悩んでいる
- 数学を得点源にしたい
という人は、個別指導のトウコベを利用するのがおすすめです。
トウコベがおすすめな理由は6つあります。
- 東大生がマンツーマンでわかるまで教えてくれる
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- オンラインで受けられるから便利
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- 一人ひとりに合わせた勉強計画を作成してくれる
- 授業料は受けた分だけだから料金がリーズナブル
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まとめ
新数学スタンダード演習のすべてを解説しました!
中学生の時は数学が得意だったのに、高校数学になると全くわからず成績が落ちた もともと数学は苦手だったけど、高校に入ってさらにわからなくなったという悩みを持っている学生は多いですよね。筆者実際、私も中[…]