大学受験|英語が全くできない人向けの勉強法を旧帝大次席が解説

今回は「英語が全くできない人」向けに、英語の勉強法を解説します。

  • 基礎からしっかりやり直したい
  • 英語に対する苦手意識を克服したい
  • 英語を得意科目にしたい

この記事に書いてあることを実践すれば、英語初学者や苦手な高校生でも英語の実力をぐんぐん伸ばせます!

✔︎記事の信頼性

筆者の情報 旧帝大次席現役合格、共通テスト得点率86%、旧帝大2次試験得点率87%、TOEIC975所持、英検準1級所持

▼筆者の受験結果はこちら▼
筆者の大学受験の結果 2位で現役合格 得点率87%

▼筆者の模試結果はこちら▼筆者の模試の結果 偏差値70多数 共通テスト模試768点

英語が全くできない人のための勉強法【大学受験】

英語が全くできない人は以下のように勉強を進めましょう。

  1. 英単語と英文法を固める
  2. 毎日英語を読む
  3. 英文解釈を勉強する
  4. 長文読解の力を身につける
  5. ライティング力やリスニング力を伸ばす

英単語を覚える

英単語は英語の基礎となる重要な知識です。

英単語がわからなければ英文は読めませんし、逆に文中の英単語がすべてわかっていれば文章のテーマを理解できます。

 

英単語は、基本的に以下の2ステップで学習していきます。

  1. 英単語帳を1冊覚える
  2. 文中でわからない英単語が出てきたらその都度調べる

①英単語帳を1冊覚える

まず英単語帳を1冊覚えることから始めましょう。

英単語帳を使って英単語を効率的に覚えるコツは3つあります。

  1. 「書いて覚える」のではなく「発音して覚える」
  2. 「一度で覚える」のではなく「反復して覚える」
  3. 「全ての意味を覚える」のではなく「使う意味から覚える」(以下で解説)

③について、基本的に英単語帳には各英単語の意味が複数載っています。

もちろんすべての意味を覚えられるのが理想ですが、英語が全くできない人にとってこれは大変な作業です。

 

そこで、「使う意味」=「一番最初に書かれている意味(赤字や太字で強調されている場合もある)」から覚えるようにしましょう。

このやり方なら暗記の負担を減らしつつ、文章を読むために必要な英単語力を最短で身につけられます。

 

なお、使う英単語帳は、特殊なモノ(たとえば、ある大学に特化した英単語帳)でなければ、なんでもOKです。

筆者
最近の英単語帳は優秀なので、どれを選んでも定期テストや大学受験で頻出の英単語がしっかり掲載されてます。ちなみに、私は「速読英単語」という英単語帳を使っていました。

②文中でわからない英単語が出てきたらその都度調べる

英単語帳の英単語をある程度(目安は8割)覚えられたら、次のステップです。

 

長文を読んでいてわからない英単語が出てきたら、その都度辞書で調べてください。

また、英単語とその意味をノートやメモ帳にまとめるようにしましょう。

筆者
そして、ノート・メモ帳にまとめた英単語を定期的に復習してください。いわば、ノート・メモ帳はあなただけの英単語帳になるわけです。

これをやることで、「英単語帳には載っていないけど重要な英単語」を学習できます。

 

  1. 英単語帳を1冊覚える
  2. 文中でわからない単語が出てきたらその都度調べる

この2ステップで勉強を続ければ、大学受験で偏差値60〜65を突破できるほどの英単語力が身につきます。

さらに成績を伸ばしたいなら、②を実践しつつ、より難易度の高い英単語帳を使えばOKです。

英文法を固める

英文法の基礎を勉強する方法は3つあります。

  1. 学校の授業を真面目に受ける
  2. 英文法の参考書を1冊やり切る
  3. スタディサプリで学ぶ

ぶっちゃけ、どのやり方でも効率は変わりません。(逆に言えば、近道はない。)

自分の好きな方法で英文法を勉強しましょう。

毎日英語を読む

英語が全くできない人は、「英語を読む」ことに対して抵抗感を持っているはずです。

その抵抗感を無くすために、毎日英語を読む習慣を身につけましょう。

 

まずは文字数300字程度の英文から、辞書を使いながら読み進めてください。

慣れてきたら、少しずつ長い文章を読んでいきましょう。

 

筆者
おすすめの教材は「やっておきたい英語長文シリーズ」です!

英文解釈を勉強する

英文解釈は英文の構造を捉え、正しい意味を理解するために重要です。

英文解釈ができるようになるためには、意味のまとまりごとにスラッシュを入れる「スラッシュリーディング」が効果的です。

 

例えば、以下のように行います。

My dog loves chasing balls / in the park / especially on sunny days / when the grass is green / and / the sky is clear blue.

※スラッシュの入れ方は1つではない。

 

スラッシュリーディングに慣れないうちは、スラッシュの数が多くなるはず。

しかし、練習するうちに、より多くの範囲を1つのまとまりとして捉えられるようになるため、スラッシュの数は少なくなっていきます。

 

そして、最終的にはスラッシュを入れなくても、英文の構造を捉えられるようになります。

筆者
英文解釈にも参考書はありますが、あまりおすすめしません。以上のように実践的に練習する方が短期間で効率的に英文解釈の力を伸ばせますよ。

長文読解する

長文読解を勉強するときは、「とにかく問題を解く」ことが重要です。

以下の5ステップで問題演習を繰り返しましょう。

  1. 時間をはかって長文問題を解く
  2. 丸つけをする
  3. 解答解説を読みこむ
  4. 日本語訳を読んで文章のテーマを理解する
  5. 問題文を音読する

慣れてきたら、上記の5ステップに加えて、「長文を自分なりに要約してみる」ことでさらに長文読解の実力が身につきます。

 

まずは教科書レベルの簡単な長文問題から、徐々に難しい問題にも挑戦していきましょう。

筆者
長文読解の教材は、ぶっちゃけなんでもOK。個人的におすすめしている問題集は、先ほども紹介した「やっておきたい英語長文シリーズ」です。

ライティング力を鍛える

英作文対策として、ライティング力を鍛えましょう。

おすすめのライティングの勉強法は3つあります。

  1. 英文を書き写す
  2. 学んだ英文法を使って英文を書いてみる
  3. 日本語の文章を英訳する(長文問題の英訳問題でも可)

一番簡単で確実な方法は、英文を書き写すことです。

単語やフレーズ、使われている文法事項などを確認しながら、英文を暗記する気持ちで書き写しましょう。

リスニング力を鍛える

共通テストではリスニングが高い配点を占めます。

よって、リスニングの対策をすることも重要です。

 

リスニングの効果的な勉強法は3つあります。

①ディクテーション=音声の英文を書き起こすリスニング勉強法①聞こえた単語を書き起こす(慣れてきたら英文単位で書き起こす)
②スクリプト(音声の原稿)を見て正しく書き起こせたか確認
③正しい英文が聞こえるまで音声を聞き直す
※音声は何度聞いても、何度停止してもOK
②シャドーイング=音声からわずかに遅れて聞こえた英文を発音するリスニング勉強法最初はスクリプトを見ながらでOK
イントネーションを真似すると学習効果アップ
③オンライン英会話を使うオンライン英会話で毎日レッスンする
英文を瞬時に理解して処理する力を身につけるのに最適

①・②はリスニング音声を用いる練習法です。英語を聞き取る力を伸ばすのに役立ちます。

 

③はオンライン英会話を使う練習法で、リスニングの問題を解くために求められる「情報処理能力」を鍛えるのに最適です。

それと同時に、「聞き取り力」+「スピーキング力」も伸ばせます。

 

おすすめのオンライン英会話はDMM英会話です。

その理由は4つあります。

  1. 業界の中で比較的リーズナブルな価格(月7,900円)で毎日レッスンできるから
  2. 講師の数が多いからレッスンの予約が取りやすいから
  3. 講師の質が高く1回あたりのレッスンの効果が高いから
  4. 英会話初心者用の教材が充実しているから
筆者
私もDMM英会話を約1年間使っていました。ほかのリスニング練習法より費用がかかりますが、それだけの価値は間違いなくあると思います。

 

無料で2回レッスンできるので、気になる人はぜひDMM英会話を試してみてください!

 

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英語が全くわからない人が実力をぐんぐん伸ばすコツ【大学受験】

以下の2つのポイントを意識することで、英語の実力はぐんと伸びやすくなります。

  1. 毎日英語に触れる
  2. 自分のレベルに合った教材を使う

毎日英語に触れる

英語は「慣れ」が重要です。

そのため、以下のように少しでも良いので毎日英語に触れる習慣を作ることで、英語の上達スピードがぐんとはやくなります。

  • 夜寝る前に単語帳を5ページ進める
  • 毎朝起きたら長文問題を1題解く

自分のレベルに合った教材を使う

簡単すぎる教材だと、スラスラ解けて気分は良いかもしれませんが、学べることはほとんどありません。

逆に教材の難易度が高すぎると、わからないことが多くて挫折してしまい、英語が嫌いになる可能性もあります。

 

そのため、英語の成績を伸ばしたいなら、「少し難しいけど考えればわかる」程度の教材を使うことが重要です。

英語が全くわからない人におすすめの参考書・教材【大学受験】

ここからは、英語が全くわからない人におすすめの参考書を紹介します!

速読英単語

長文を楽しく読みながら英単語を覚えるタイプの英単語帳です。

物語口調のストーリーや入試頻出のテーマなど、さまざまな長文を収録しています。

 

長文だから内容が頭に残りやすいのが魅力。

さらに、簡単な長文問題もついているので、英単語の暗記と同時に読解力も身につきます。

Next Stage

共通テストで「差をつける」レベル&難関大入試で「合格ラインに到達できる」レベルの内容を扱う参考書です。

英文法のインプットとアウトプットを同時にしたい高校生におすすめです。

やっておきたい英語長文

やっておきたい英語長文シリーズは、以下の4部構成です。

  1. やっておきたい英語長文300
  2. やっておきたい英語長文500
  3. やっておきたい英語長文700
  4. やっておきたい英語長文1000

自分のレベルに合わせて長文読解の練習ができるのが魅力です。

本気で英語の成績を伸ばしたいなら個別指導を利用しよう

ここまで英語の勉強法を解説してきましたが、独学で英語を勉強するのは大変です。

思うように成績が伸びず、挫折してしまう人はたくさんいます。

 

本気で英語の成績を伸ばしたいなら、個別指導のトウコベを利用してください。


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  5. 一人ひとりに合わせた勉強計画を作成してくれる
  6. 授業料は受けた分だけだから料金がリーズナブル
筆者
独学で勉強するより、はるかに短期間で成績を伸ばせます。

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まとめ

英語が全くできない人向けの勉強法を解説しました。

分野勉強法
英単語①単語帳
②文中のわからない単語を調べまとめる→定期的に見直す
英文法スタディサプリを使う
英文解釈スラッシュリーディング
長文読解とにかく問題を解く(5ステップ)
慣れてきたら要約にも挑戦
ライティング英文を書き写す、学んだ英文法で英文をつくる、日本語の文章を英訳する
リスニングディクテーション、シャドーイング、DMM英会話で毎日レッスン

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ブログには書ききれない「超細かいこと」まで、私の勉強に関する研究のすべてを詰め込んでいます。

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