【実体験】高3から受験勉強は遅い!失敗しないための5つのコツ

「高3から受験勉強をはじめるのは遅い?」

「遅れを取り戻すにはどうしたらいいの?」

 

今回はこんな疑問にお答えします。

 

私が受験勉強をはじめたのは高3の4月。それまで、ほとんど勉強したことがありませんでした。

 

当時の偏差値は50くらい。定期テストでは赤点を取ったこともあります。

 

結論から言うと、高3から受験勉強をはじめるのは遅いです。しかし、工夫次第では高3からでも志望校に合格することは可能です。

 

私も受験勉強のスタートは遅かったけれど、目標の旧帝大理系に現役で、しかも次席で合格できました。

 

そんな実体験を基に、受験勉強の遅れを取り戻すための方法や失敗しないために大事なことを3つ教えます。

 

結構厳しいことを言っているので、覚悟して読んでください。この記事を最後まで読んで実践すれば、あなたも志望校に合格できます。

 

【結論】高3から受験勉強は遅い

結論から言うと、高3から受験勉強は遅いです。

 

当たり前ですが、受験勉強は早くはじめるほど有利になります。

 

一般入試は毎年1~2月に行われます。実は高3の4月から受験まで、1年ありません。勉強できる時間は、多くて9~10か月くらいです。

 

しかも、最終的に志望校を決めるタイミングは受験本番の1~2か月前。それまでには志望校の合格ラインに到達していることが望ましいです。

 

こう考えると、高3の4月から大学受験までは実質8~9か月しかありません。

 

以上のことから、高2以前から勉強している人と比べて、圧倒的に不利になっていることがわかると思います。

 

高2までに受験勉強をはじめる人が50%以上

 

 

上のアンケート調査によると、高2までに受験勉強をはじめた人が50%以上いることがわかります。また、難関大を受験する人ほど、受験勉強をはじめる時期がはやい傾向にあります。

 

実際、難関大に合格した私の友人のほとんどが「高2の夏までには受験勉強をはじめた」と言っています。

 

でも、まだ間に合う

しかし、だからと言って目標の大学に合格できないわけではありません。

 

実際、高3になって勉強をはじめた私でも、独学で旧帝大理系に次席で現役合格することができました。

 

しかも、私が合格ラインに達したのはだいたい勉強をはじめてからだいたい7か月くらいです。

 

結果論ですが、受験期の8月から9月に勉強をはじめても間に合っていました。

 

私の成績の推移について気になる人は

関連記事

私が大学受験に向けて本格的に勉強をはじめたのは、高校3年生になってから。当初、偏差値はどの教科もだいたい50くらいでした。   塾や予備校には抵抗感がありお金もあまりかけたくなかったので、独学ではじめることに。しかしも[…]

【大学受験】偏差値50から60に上げるまでにかかった勉強時間と失敗談
関連記事

勉強私が大学受験に向けて本格的に勉強をはじめたのは、高校3年生になってから。   勉強をはじめた当初、どの教科も偏差値が50くらい。塾や予備校に通わず、独学での大学合格を目指していました。   そ[…]

【大学受験】独学で偏差値60から70に上げるまでにかかった勉強時間と勉強法

をご覧ください!

 

失敗しないための5つのコツ

高3から受験勉強は遅いです。

 

でも、安心してください。

 

これから紹介することを実践すれば今からでも十分に周りに追いつくことは可能です。

  1. 自分が遅れていることを確実に意識する
  2. 目標の大学を早い段階で設定する
  3. 大学の過去問を確認する
  4. 勉強しない日を作らない
  5. 勉強量よりも質に注目する

 

自分が遅れていることを確実に意識する

まずは自分が遅れていることを意識しましょう。

 

「自分は遅れているんだ」という危機感を持つだけで全然違います。

 

「高3から受験勉強をはじめるのは遅くない」という情報を見て安心してしまう人が結構います。

 

厳しいことを言いますが、それは自分に都合の良い情報だけを吸収して正当化しているにすぎません。

 

「受験勉強の遅れ」を意識してください。それだけで、同じスタートラインに立っていたはずの人たちとかなりの差がつけられます。

 

目標の大学を早い段階で設定する

目標の大学を決めてない人は、できる限り早い段階で決めるようにしましょう。高3の4~9月くらいなら、まだ複数の大学を考えても大丈夫です。

 

少なくとも1つ、目標にする大学を決めておきましょう。

 

目標の大学を設定すれば「あとどのくらいの学力が必要なのか」逆算できます。

 

例えば、大学によって重要な科目とそうでない科目が分かれています。

 

目指す大学を決めておけば、各科目に対するウェイトを考え、上手に時間を配分できます。

 

大学の過去問を確認する

行きたい大学を決めたら、勉強を始める前にその大学の過去問を見ておくことをおすすめします。

 

それは、大学によって傾向が違うからです。例えば数学だったら、「A大学はベクトルが多い、B大学は数列が多い」など。

 

高3から勉強をはじめる人は、周りと比べて時間がありません。

 

満遍なく勉強するよりも、大学に特化した対策をする方が明らかに効率良いです。

 

私がこのことに気づいたのは、はじめて大学の過去問を見た高3の中盤ごろ。それまでは何も考えず満遍なく勉強していました。

 

「最初から知っていればもっと効率よく対策できたとな」と後悔しています。

 

満遍なく勉強するのも悪くはないです。

 

しかし、目指す大学によって、すべき対策は全くと言っていいほど変わります。

 

そのため、大学の傾向に特化した勉強をした方が、最短距離でゴールに向かえます。

 

時間がないならなおさら、大学に特化した勉強をするのがおすすめです

 

勉強しない日を作らない

勉強しない日を作らないようにするのも大切です。

 

受験勉強をしていると、やる気がでない・モチベが湧かない日が必ずあります。しかし、やる気がない日に全く勉強しないのはもったいないです。

 

せっかく馴染んできた「勉強の習慣」を、勉強しない日が1日あるだけで、失ってしまいます。

 

むしろ、勉強しない日を過ごしてしまうと、「勉強しない癖」がついてしまいます。

 

そうならないためにも、少しだけでいいので毎日続けて勉強しましょう。「問題集1ページだけ」とかでも大丈夫です。

 

やる気がない日でも勉強したという事実があれば、それだけで十分ですよ。

 

勉強量よりも質に注目する

どれだけ勉強量を増やしても、以前から勉強を続けてきた人に勉強量では勝てません。

 

例えば高1から毎日2時間勉強してきた人は高3開始時点ですでに「、2(時間)×365(日)×2(年)=1460時間」もの勉強時間が積みあがっています。

 

しかも、そういう人は高3になってから受験に向けてもっと勉強時間を増やすでしょう。

 

なので、勉強量で勝負しても、絶対に勝てません。

 

そこで重要なのが勉強の質になります。

 

勉強の質をいかに高められるか、1時間当たりの勉強の効果をどれだけ上げられるかが大事です。

 

高3から受験勉強を始める人は、量をある程度確保したうえで、その質をとにかく高める必要があります。

 

私も勉強の質を高めること意識したことで、高3からでも合格を勝ち取りました。

 

勉強の質を高めるには、結局自学自習が大事です。塾や予備校に通っているだけでは足りません。

 

塾・予備校では周りと足並みをそろえて学習します。高3から勉強をはじめた人が、それだけでは追いつけるはずがありません。

 

私は塾や予備校に通わない自学自習で勉強しました。最初は何からやればいいのか全く分からず、勉強の質を上げるのにとても苦労しました。

 

しかし、最終的には質の高い勉強法を確立し、成績もぐんぐんと上がっていきました。偏差値で言ったら、最高で72を取ったこともあります。

 

これから、その勉強法について紹介します。私と同じ境遇の(高3から勉強をはじめる)人は間違いなく参考になると思います。

 

3か月で偏差値を54から71に上げた私の勉強法

当時の私はそもそも勉強が好きじゃなかったんです。最低限の努力で大学に合格したかった。

 

そこで、質をとにかく高めることに集中しました。その結果、行き着いた勉強法です。

 

ちなみにこの勉強法は、共通テスト対策・2次試験対策のどちらにも通用します。

 

映像授業を活用する

勉強をはじめてから4か月間、ほとんど私の成績は上がりませんでした。

 

そこで5か月目に導入したのが映像授業です。

 

映像授業を使い始めてから、あらゆる疑問がすぐに解決するように。疑問が解決すると、勉強内容の理解度がぐんと高まります。

 

結果的に、3か月で54から71まで成績が上がりました。

 

映像授業を使うメリット

映像授業を使うメリットはこんな感じ↓

  1. 自分のペースで授業を進められる
  2. 低価格で高品質な授業が受けられる
  3. 何度でも授業を復習できる
  4. いつでもどこからでも授業を受けられる
  5. 停止や倍速など自由にできる
  6. 他人の目を気にする必要がない

 

質の高い授業が低価格で受けられるので、勉強の効率が段違いに向上します。

 

映像授業を使うメリットについて、もっと詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください!

関連記事

感染症の影響もあり、最近は活用する人も増えてきた「映像授業」。   私も受験生の頃は映像授業を活用していました。旧帝大理系に次席で現役合格できたのは、映像授業のおかげと言っても過言ではありません。   […]

映像授業のメリットデメリット

 

映像授業の基本的な使い方

映像授業はこうやって使うことで、高い学習効果を発揮します↓

  1. ゴールから逆算して、動画を見進める計画を立てる
  2. 倍速機能を活用する
  3. 隙間時間を活用する
  4. 何度も見る
  5. 動画を見ながら問題演習もする

 

映像授業の基本的な使い方について、もっと詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください!

関連記事

スタディサプリは株式会社リクルートが運営している映像授業です。CMが頻繁に流れているので、知っている人も多いでしょう。   実際、映像授業の中ではトップクラスの会員数を誇っています。コスパの高さと動画の豊富さも随一です[…]

スタディサプリの効果的な使い方

 

私流!映像授業の応用

映像授業を使う中で私が生み出した映像授業の活用方法も教えちゃいます。

 

社会などの暗記系科目で特に有効な方法です↓

  • 動画を何度も流し見で視聴する

 

これだけです。

 

詳しくは以下の記事をご覧ください!

関連記事

「テスト前日なのに、社会科目ノー勉でやばい」   こんな状況でも、この暗記法を使えばまだ間に合います。もちろん、テスト前日の状況に限らず、暗記法として優秀です。   短期記憶・長期記憶どちらにも対[…]

最高!超絶楽な勉強法!※旧帝大入試でも通用

 

おすすめの映像授業

いろんな映像授業を使ってきた私が特におすすめするのは「スタディサプリ」です。

授業をいつでもどこからでも何度でも受けられる
小学4年生から高校3年生までのすべての授業動画を閲覧できる
授業動画の数がとにかく豊富
一流講師が授業動画を作っているので、質も高い
業界屈指の低価格(月額1,815円~はめちゃくちゃ安い!)

 

とりあえずスタディサプリを使えば間違いありません。

 

無料体験も実施しています。ぜひ、上で紹介した方法使って試してみてください!

\ 無料体験実施中!! /

スタディサプリの公式サイトはこちら

 

まとめ

高3から受験勉強をはじめるのは遅いです。だからと言って、目標の大学に合格できないわけではありません。

 

実際、私は高3になってから受験勉強をはじめました。当初の偏差値は50程度。

 

最初の4か月はほとんど成果が出ず、偏差値が54に上がっただけ。

 

しかし、今回紹介したことを実践したことでぐんと成績が上がるように。

 

最終的に、目標の旧帝大理系に次席で現役合格しました。偏差値で言ったら、70オーバー。

 

まだまだ間に合います。

 

今回紹介したことを実践してみてください。確実に大学合格に近づくはずです。

 

頑張りましょう!

関連記事

の場合これから大学受験勉強をはじめる人はこんな悩みを持っていると思います。   「大学受験って独学でも大丈夫なのかな」 「やっぱり塾や予備校に通った方がいいのかな」   今回は私の経験も交え[…]

独学のすすめ、理系の大学受験は独学でも可能!根拠と3つのコツ