大学受験|英語の偏差値を上げる方法を旧帝大次席が解説

大学受験において、英語は特に重要な科目です。

  • 共通テスト
  • 国公立2次試験
  • 私立入試

どの試験においても、英語は配点が高い傾向にあります。

 

よって、英語で安定して高得点を取れるようになることが、志望校に合格するために重要です。

ということで今回は、英語の偏差値をぐんぐん上げる勉強法を解説します。

  • 英語を勉強しているのに成績が伸びない
  • 偏差値を短期間で上げたい

という人は必見です!

筆者の情報 旧帝大次席現役合格、共通テスト得点率86%、旧帝大2次試験得点率87%、TOEIC975所持、英検準1級所持

本記事の信頼性
私は高3の4月から勉強を始め、当初の偏差値は50行くか行かないかというくらいの学力でした。しかし、勉強法を徹底的に見直したことで、英語は偏差値77を達成。そして、目標としていた旧帝大に次席で合格できました。ちなみに、共通テストは186点、2次試験英語の得点率は約88%でした。
筆者の模試成績、偏差値74

英語の偏差値を上げるために重要なこと

英語の偏差値を上げるには、以下の5点をバランスよく勉強することが重要です。

  1. 英単語
  2. 英文法
  3. 英文解釈
  4. 長文読解
  5. リスニング

英語の偏差値を上げる方法【大学受験】

英単語を覚える

一般に、共通テスト英語では約4,000〜6,000語の語彙力が必要と言われています。

また、国公立大学の2次試験や私立大の入試では、それ以上の語彙力が必要です。

 

語彙力を鍛えるには、以下を実践しましょう。

  1. 英単語帳を1冊覚える
  2. 文中でわからない英単語を調べノートにまとめる

まずは大学受験用の英単語帳に掲載されている英単語を「まるまる1冊分」しっかり覚えてください。

これは「受験で頻出の英単語」を覚えることが目的です。

 

英単語帳の使い方は以下です。

  1. 覚えている英単語と覚えていない英単語を分類する(覚えた英単語にはチェックをつける)
  2. 覚えていない英単語に絞って暗記する
  3. 発音と合わせて覚える
  4. 反復する(1度で多くの英単語に目を通す)

 

その後、「受験で頻出ではないけど重要な英単語」を覚えるために、文中でわからない英単語が出てきたらその都度調べてください。

調べた英単語はノートにまとめて、定期的に見直しましょう。

筆者
英単語帳をまとめたノートは、言わば「あなただけの英単語帳」になります。

英文法を勉強する

英文法の基礎を勉強する方法は3つあります。

  1. 学校の授業を真面目に受ける
  2. 英文法の参考書を1冊やり切る
  3. スタディサプリで学ぶ

ぶっちゃけ、どのやり方でも効率は変わりません。(逆に言えば、近道はない。)

自分の好きな方法で英文法を勉強しましょう。

英文解釈を勉強する

英文解釈は英文の構造を捉え、正しい意味を理解するために重要です。

 

英文解釈ができるようになるためには、意味のまとまりごとにスラッシュを入れる「スラッシュリーディング」が効果的です。

 

例えば、以下のように行います。

My dog loves chasing balls / in the park / especially on sunny days / when the grass is green / and / the sky is clear blue.

※スラッシュの入れ方は1つではない。

 

スラッシュリーディングに慣れないうちは、スラッシュの数が多くなるはず。

しかし、練習するうちに、より多くの範囲を1つのまとまりとして捉えられるようになるため、スラッシュの数は少なくなっていきます。

 

そして、最終的にはスラッシュを入れなくても、英文の構造を捉えられるようになります。

筆者
英文解釈にも参考書はありますが、あまりおすすめしません。以上のように実践的に練習する方が短期間で効率的に英文解釈の力を伸ばせますよ。

長文読解の練習をする

  1. 英単語
  2. 英文法
  3. 英文解釈

以上3点がしっかりできていれば、長文は読めますし、問題も解けます。

 

しかし、大学受験英語はそれだけでは乗り切れません。

「試験時間」があるからです。

 

よって、長文を読むスピードを上げることが重要です。

長文を読むスピードを上げるには、「要約」と「多読」が効果的です。

 

長文を要約する練習を通じて、「どこが長文の主題なのか」を捉えられるようになります。

主題の近くを集中して読み、ほかの部分はサラッと読み進められるようになるので、全体の読解スピードが向上します。

 

また、いろんな長文を読む「多読」を通じて、英文を読む集中力が身につきます。

よって、長文の後半でもスピードを落とすことなく読み進められるようになります。

 

もちろん、実際の問題を解くことも重要です。

そして、問題を解いたあとはしっかり復習しましょう。特に、以下の2点は重要です。

  1. わからない英単語を調べる
  2. わからない英文法の知識を調べる
  3. 英文解釈を丁寧に行う
筆者
このような地道な作業を「どれだけ丁寧に行えるか」が、大きな差を生みます。面倒かもしれませんが、確実に力が付くので、必ずやってください。

リスニング力を上げる

リスニングは以下の手順で勉強を進めましょう。

  1. 英語を聞く習慣を作る
  2. ディクテーションする
  3. シャドーイングする

ゼロから英語を勉強する場合、「英語を聞く」ことに対して抵抗感を持っているはず。

まずはその抵抗感をなくすために、毎日英語を聞く習慣を作りましょう。

 

その後、ディクテーションとシャドーイングで根本的なリスニング力を伸ばしていきましょう。

ディクテーション→聞こえた英語を書き起こす
シャドーイング→音声にわずかに遅れて英文を発声する
筆者
ディクテーションは音のスピードについていく&音を判別できるようになるため、シャドーイングは英語を自然に認識できるようになるために効果的な練習法です。

毎日勉強する

さて、ここからは勉強との向き合い方についてお話しします。

まず、英語を毎日勉強してください。

 

  1. 1週間のうち、1日だけ7時間勉強する(他の日は勉強しない)
  2. 1週間のうち、毎日1時間勉強する

この場合、②の方が英語の成績は圧倒的に伸びやすいです。

 

毎日最低限やるべきことについては「大学受験|英語の勉強で毎日やることを偏差値77の旧帝大次席が解説」をご覧ください。

レベルに合った教材を使う

簡単過ぎる教材だと、学べることは何もありません。

逆に、難し過ぎる教材を使ってしまうと、わからないことが多すぎて挫折してしまう可能性があります。

 

英語の偏差値を効率的に上げたいなら、自分のレベルに合った教材を使いましょう。

理想は「難しい、けど少し考えればわかる」くらいの教材を使うことです。

疑問点はすぐに解決する

英語を勉強していると疑問点が必ず発生するはずです。

疑問点が発生したら、ネットで調べるなどして、すぐに解決するようにしましょう。

筆者
英語は「知らない/できない/わからない」を1つずつ潰していくことが重要です。

英語の勉強でやってはいけないこと【大学受験】

英語の勉強でやってはいけないことは以下です。

  1. 英語の基礎をおろそかにする
  2. 復習をしない
  3. 勉強する順番を考えない

英語の基礎をおろそかにする

英語の基礎である「英単語」と「英文法」の勉強をおろそかにするのは絶対にやめてください。

筆者
英単語と英文法がわからなければ、英語は読めないし聞けません。

復習をしない

問題演習をしたら、必ず復習してください。

特に、以下の3点は必ず行うようにしましょう。

  1. わからない英単語を調べる
  2. わからない英文法知識を調べる
  3. (リスニングの場合)聞き取れるようになるまで音声を聞き直す

勉強する順番を考えない

英語は勉強する順番がとても大切です。

英単語や英文法の勉強をせず、いきなり長文読解やリスニングの対策をしても意味がありません。

 

英語のおすすめ参考書【大学受験】

速読英単語

長文を楽しく読みながら英単語を覚えるタイプの英単語帳です。

物語口調のストーリーや入試頻出のテーマなど、さまざまな長文を収録しています。

 

長文だから内容が頭に残りやすいのが魅力。

さらに、簡単な長文問題もついているので、英単語の暗記と同時に読解力も身につきます。

Next Stage

共通テストで「差をつける」レベル&難関大入試で「合格ラインに到達できる」レベルの内容を扱う参考書です。

英文法のインプットとアウトプットを同時にしたい高校生におすすめです。

やっておきたい英語長文

やっておきたい英語長文シリーズは、以下の4部構成です。

  1. やっておきたい英語長文300
  2. やっておきたい英語長文500
  3. やっておきたい英語長文700
  4. やっておきたい英語長文1000

自分のレベルに合わせて長文読解の練習ができるのが魅力です。

共通テスト過去問研究 英語

共通テストの過去問やプレテスト、創作問題が合計20問収録されている問題集です。

 

共通テスト対策をするのにおすすめ。

もちろんリスニング音声も付いているので、ディクテーションやシャドーイングの教材としても活用できます。

大学の過去問

ある程度英語の力が身についてきたら、志望大学の過去問を解きましょう。

筆者
最低でも10年分は解きたいところです。

本気で偏差値を上げたいなら個別指導を利用しよう

ここまで英語の偏差値を上げる方法を解説してきましたが、ぶっちゃけ英語を独学で勉強するのはとても大変です。

思うように成績が上がらず、途中で挫折してしまう人も多いです。

 

本気で英語の偏差値を上げたいなら、個別指導のトウコベを利用するのがおすすめです。




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筆者
独学で勉強するより、はるかに短期間で成績を伸ばせます。

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まとめ

英語は勉強のやり方を間違えると、驚くほど成績が伸びません。

今回解説した「英語の偏差値を上げる方法」をしっかり実践して、英語の偏差値をぐんぐん上げていきましょう!

勉強法を徹底的に解説した記事です。

ブログには書ききれない「超細かいこと」まで、私の勉強に関する研究のすべてを詰め込んでいます。

この記事を読めば

✅つまらない勉強が楽になる
✅短期間で成績がぐんぐん伸びる
✅最小の努力で最大限の結果を出せるようになる

ようになります。

✅勉強で行き詰まっている人
✅成績を短期間で伸ばしたい人
✅まわり道をしたくない人
✅勉強で失敗したくない人
✅本気で受験に成功したい人

はぜひご覧ください!

 

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