- 共通テストができない
- 2次試験はできるのに共通テストはできないが
今回はこんなお悩みを解決します!
2021年度、センター試験に代わり新形式の1次試験として導入された共通テスト。
傾向がガラッと変わったうえ、まだ過去問が3年分しかないので、適切に対策できない受験生がとても多いです。
「大学の過去問は解けるのに共通テストは全然解けない」なんて人もいるのではないのでしょうか。
そこで今回は、共通テストができない原因と苦手を克服する方法を紹介します。
原因を特定して適切にアプローチできれば点数は着実に伸びるので、ぜひ参考にしてください!
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共通テストの平均点
大学入試センターが出している「令和5年度大学入学共通テスト実施結果の概要」より、最新の共通テストの平均点は以下のようになっています。(一部科目を抜粋)
科目 | 平均点 |
英語 | リーディング:53.81点、リスニング:62.35点 |
数学 | 1A:55.65点、2B:61.48点 |
国語 | 105.74点 |
理科 | 物理基礎:28.19点、化学基礎:29.42点、生物基礎:24.66点、地学基礎:35.03点、物理:63.39点、化学:54.01点、生物:48.46点、地学:49.85点 |
社会 | 世界史B:58.43点、日本史B:59.75、地理B:60.46点、現代社会:59.46点、倫理:59.02点、政治・経済:50.96点、倫理・政治・経済:60.59点 |
共通テストができない原因
さっそく、共通テストができない原因を紹介します。
人により当てはまる原因は異なるので、自分がどれに当てはまっているのか考えながら読み進めてください!
基礎ができていない
共通テストでは思考力や判断力が求められます。
問題を正しく読み、考え、判断するためには、基礎力が必須です。
そのため、基礎力が不足している人は共通テストの問題が解けません。
そのうえ、受験勉強が進むにつれて応用内容を勉強することが多くなり、基礎をやり直す機会はほとんどなくなります。
そのため、共通テストができない本当の原因が基礎力不足だとしても、そのことになかなか気づけないのが厄介なところです。
普段からなんとなくで問題を解いている
普段からなんとなく問題を解いている場合、深く考えることが求められる問題に対応できません。
そのため、共通テストの点数が伸びません。
たとえば、国語の問題で「選択肢を絞りきれないからなんとなくで選ぶ」というような解き方では思考力は身につきません。
共通テストの形式にまだ慣れていない
共通テストの形式は特殊で、センター試験や国公立2次試験、私立入試とは傾向が大きく異なります。
そのため、単純に共通テストの形式に慣れていないということも考えられます。
模試や対策問題集の復習が不十分
共通テストの模試を受けた後、対策問題集をやった後、ちゃんと復習していない人は点数が伸びません。
これは大学入試全般に言えますが、一度間違えた問題を二度と間違えないよう復習することはとても大切です。
復習をおろそかにしていると同じような問題で何度もミスをしてしまいます。
復習をすることで、できない問題をどんどん少なくしていくことが受験に成功する秘訣です。
試験を受ける時の戦略を考えていない
共通テスト形式の試験を受ける時の戦略を考えていないことも1つの原因として考えられます。
前述のように共通テストの問題は特殊なものが多いです。
そのため、共通テストを想定した模試を受けたり対策問題集を解いたりするときには、想定外の事態(たとえば難しすぎる問題が出るなど)がよく起こります。
もし戦略を事前に立てていなければ、想定外の事態が起きたときに焦ってしまいます。
共通テストは試験時間がシビアなので、一度焦ってしまうと時間が足りなくなり、結果的に点数が悪くなってしまいます。
「共通テストが苦手」を克服する方法
ここからは共通テストに対する苦手意識を克服する方法を紹介します。
これらを実践すれば、共通テストの成績を着実に伸ばせるのでぜひ参考にしてください!
基礎固めをする
受験が近づいてくると基礎をやり直す機会というのは少なくなるものです。
しかし、基礎固めがまだまだ不十分な受験生はかなり多いです。
特に、以下に当てはまっている人は基礎固めが不十分な可能性が高いです。
- 共通テストで70点以下
- 簡単な問題で手が止まる
- 必要な知識をすぐに思い出せない
- 模試や対策問題集の解答解説を理解できない
基礎がしっかり固まっていなければ基本問題が解けないので、周りに大きく差をつけられてしまいます。
よって、基礎固めはおろそかにしないことが大切です。
普段から考える癖をつける
考える問題が苦手な人は、普段から考える癖をつけましょう。
たとえば、以下のように。
- 国語の選択肢をなんとなくで選ぶのではなく自分なりに納得いくまで考えて1つに絞る
- 数学の問題をわからないからといって解答解説をすぐに見るのではなくさまざまな角度から捉えてみる
「なんとなく」で解答しているうちは思考力が身につきません。
普段から考えることで思考力が身につき、本番でも自信を持って解答できるようになります。
また、日頃から思考していれば、思考する体力も身につきます。
思考体力を身につけば、1日で数科目受ける共通テストの試験途中で集中力が切れにくくになります。
模試や対策問題集で形式に慣れる
共通テストの問題形式に慣れていない人は、模試を何度か受けたり、対策問題集で演習経験を積んだりしましょう。
2回、3回と受けていくうちに、共通テストの解き方がわかってくるはずです。
問題を解いたら復習する
模試や対策問題集を解いたら復習することが大切です。
以下の3つのポイントを意識することで、復習効率がアップします。
- 自分の言葉で説明できるようになるまで解答解説を読み込む
- 疑問点を絶対に残さない
- 正答以外の選択肢が正しくない理由にも注目する
ポイント①②は言葉通りです。ポイント③は少し補足します。
選択問題を復習するとき、多くの人は正答の選択肢だけに注目すると思います。
ただ、正答以外の選択肢について考えてみることで、より効果的に復習できるようになります。
たとえば、以下の問題を考えてみましょう。
1. 関ヶ原の戦いは1,600年に起きた。
2. 江戸幕府が開かれたのは1,615年である。
3. 江戸幕府の初代将軍は徳川秀忠である。
4. 江戸時代は300年以上続いた。
→答え:1
この問題を復習するとき、ただ1が合っていることを確認するだけではなく、2〜4が正しくない理由を指摘して訂正しましょう。
2が正しくない理由 | 年が間違っている、「1,603年」なら正解 |
3が正しくない理由 | 人が間違っている、「徳川家康」なら正解 |
4が正しくない理由 | 年数が間違っている、「200年以上」or「約260年」なら正解 |
この方法で復習すれば、検討する選択肢が1つ→4つになるため、単純計算で「4倍」復習の効率が上がります。
時間はかかりますが、とても効果的なのでぜひ実践してください!
試験を受ける時の戦略を考える
試験の戦略を事前に立て、その戦略通りに演習経験を積むことで、本番のテストでも焦ることなく本来の実力を発揮できるようになります。
まだ戦略を立てていない人は、まず以下の3点を考えてみるのがおすすめです。
- 大問ごとの時間配分
- どの問題から手をつけるか
- わからない問題への対処法
このほかにも、人により立てるべき戦略はいろいろあります。
自分の学力や過去の試験結果を確認しつつ、100%の力が発揮できるような戦略を構築しましょう!
共通テストができないなら個別指導を利用するのもおすすめ
- どうしても共通テストが苦手
- 自力では対策できる気がしない
という人は、個別指導のトウコベを利用するのがおすすめです。
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まとめ
共通テストは対策がとても難しい試験です。
間違った方法で勉強すると、驚くほど成績は伸びません。
「共通テストができない」という人が点数をアップさせるには、できない原因を特定し、適切に対処することが大切です。
今回紹介したことを参考にして、目標点を取れるよう頑張りましょう!