偏差値45はどのくらいの点数?高校・大学のレベルは?勉強法も解説

今回は偏差値45がどのくらいのレベルなのかを解説します。

また、偏差値45で目指せる大学や、偏差値45から大学受験を成功させる勉強法も解説します。

  • 偏差値45のレベルを知りたい
  • 偏差値45からさらに成績を伸ばしたい

という方は必見です!

✔︎記事の信頼性

筆者の情報 旧帝大次席現役合格、共通テスト得点率86%、旧帝大2次試験得点率87%、TOEIC975所持、英検準1級所持

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筆者の大学受験の結果 2位で現役合格 得点率87%

▼筆者の模試結果はこちら▼筆者の模試の結果 偏差値70多数 共通テスト模試768点

偏差値とは

偏差値を一言で表すと「同じテストを受けた受験者と比較して、自分の学力がどれくらいなのかを表す値」です。

平均点を偏差値50とし、平均点より自分の得点が高ければ偏差値は50より大きく、低ければ偏差値は50より小さくなります。

 

偏差値は以下のように求めます。

偏差値=(自分の得点ー平均点)÷標準偏差×10+50
筆者
標準偏差とは簡単に言えば「得点のばらつき」です。ばらつきが大きければ標準偏差は大きくなります。

偏差値45はどのくらい頭が良い?上位何パーセント?

偏差値45は全体の中の上位約69.15%です。

つまり、100人受験者がいれば、順位は69〜79位ということになります。

 

偏差値50が平均なので、偏差値45だと平均より低いレベルになります。

偏差値45を取るのに必要な点数はどのくらい?

偏差値45を取るのに必要な点数は試験によって異なるため、一概に「何点」ということはできないです。

ただ、先ほど紹介した計算式を変形すると、どれくらいの点数を取れば良いのか予想を立てることができます。

偏差値=(自分の得点ー平均点)÷標準偏差×10+50
↓(偏差値=45とする)
自分の得点=平均点ー0.5×標準偏差

共通テストで偏差値45はどのくらいの点数?

独立行政法人大学入試センターが発表した「令和6年度大学入学共通テスト 実施結果の概要」から、偏差値45の点数を計算しました。

科目平均点標準偏差偏差値45の得点
国語116.5035.3398.84
世界史A41.1617.0632.63
世界史B60.2821.5549.51
日本史A42.0416.9733.56
日本史B56.2716.8847.83
地理A55.7515.0448.23
地理B65.7415.0458.22
現代社会55.9414.9648.46
倫理56.4413.949.49
政治経済44.3514.8736.92
倫理、政治経済61.2613.2154.66
数学I34.6216.6926.28
数学I・数学A51.3820.7341.02
数学II35.4317.4226.72
数学II・数学B57.7420.6747.41
物理基礎28.7212.2922.58
化学基礎27.3110.7521.94
生物基礎31.579.2226.96
地学基礎35.568.9531.09
物理62.9722.8251.56
化学54.7720.9544.30
生物54.8217.9845.83
地学56.6219.8346.71
英語(リーディング)51.5419.9441.57
英語(リスニング)67.2417.1258.68
筆者
おおむね4〜5割ほどの点数を取れば、偏差値45になりそうですね。

偏差値45の高校はややレベルが低い

偏差値45の高校は、一般的にはあまり高いとは言えないレベルです。

大学受験を意識している生徒は少ない傾向にあり、受験に関するサポートもそれほど手厚くない傾向にあります。

 

もちろん、大学に進学する生徒もいますが、Fランと言われる大学に進学することが多いです。

ただし、中にはしっかり勉強して難関国公立大学や難関私立大学に進学する生徒もいます。

筆者
やはり、大学受験に成功するには、通う高校よりも個人の努力の方が大切だということですね。

 

偏差値45の高校に入るには中学で最低限の勉強をしなければなりません。

よって、「授業が酷く荒れている」ということは少なく、至って普通の高校生活であることがほとんどです。

 

アルバイトや部活に力を入れることができる環境でもあり、学園祭に力が入っているところも多いでしょう。

 

参考までに、偏差値45付近の高校の最新の進学実績を紹介します。(参考:みんなの高校情報

麻布大学、桜美林大学、神奈川大学、相模女子大学、高千穂大学、多摩大学、東京農業大学、日本大学など
関西学院大学、神戸学院大学、大阪経済大学、立命館大学、兵庫大学、近畿大学、関西大学、大阪商業大学など
山口大学、山口県立大学、名桜大学、龍谷大学、福岡大学、久留米大学、帝京大学、大阪経済大学など

偏差値45で目指せる大学|どのくらいのレベル?

国公立大学

偏差値45(42.5〜45.0)で目指せる国公立大学は以下です。(一部抜粋、出典:Kei-Net

大学学部・学科偏差値
北海道教育大学教育札幌、教育旭川、教育釧路42.5〜45.0
弘前大学教育、理工、農学生命、医学部保健42.5〜45.0
岩手大学教育、理工、農42.5〜45.0
秋田大学国際資源、理工、医学部保健42.5〜45.0
山形大学45.0
福島大学人文社会、理工45.0
茨城大学理、工、農42.5〜45.0
宇都宮大学地域デザイン、工42.5〜45.0
群馬大学理工42.5〜45.0
新潟大学教育、理、工、歯42.5〜45.0
富山大学工、都市デザイン、医学部看護45.0
福井大学45.0
山梨大学教育、工45.0
岐阜大学教育45.0
滋賀大学教育45.0
鳥取大学45.0
島根大学材料エネルギー、総合理工42.5〜45.0
広島大学45.0
山口大学42.5〜45.0
徳島大学理工、生物資源45.0
愛媛大学教育、工、農45.0
高知大学教育、農林海洋42.5〜45.0
佐賀大学理工、農、経済、工、医学部保健m、環境科学、情報データ42.5〜45.0
熊本大学45.0
大分大学理工42.5
宮崎大学教育45.0
鹿児島大学教育、理、工、共同獣医畜産、水産42.5〜45.0
琉球大学人文社会、国際地域、教育、理、工、農42.5〜45.0

偏差値45だと、地方国立大学の一部学部を目指せます。

私立大学

偏差値45(42.5〜45.0)で目指せる私立大学は以下です。(一部抜粋)

大学名学部・学科偏差値
亜細亜大学経済、経営42.5
桜美林大学健康福祉、航空・マネジメント45.0
北里大学海洋生命、医療衛生42.5〜45.0
杏林大学外国語、総合政策、保健、42.5〜45.0
国士舘大学文、法、政経、理工、体育、42.5〜45.0
順天堂大学国際教養、医療科学、スポーツ45.0
専修大学文、経済、ネットワーク情報45.0
大東文化大学文、外国語、社会、国際関係、法、経済、経営、スポーツ42.5〜45.0
帝京大学文、外国語、医療技術、福岡医療42.5〜45.0
東海大学文、児童教育、教養、文化社会、国際文化、国際、政治経済、経営、理、工、情報理工、情報通信、建築都市、農、海洋、体育、文理融合42.5〜45.0
東邦大学理、看護、健康科学、福祉社会、理工、生命科学、食環境科学、健康スポーツ42.5〜45.0
日本大学文理、国際関係、工、生産工、理工、生物資源、芸術、危機管理42.5〜45.0
武蔵野大学教育、グローバルコミュニケーション、ウェルビーイング、法、経済、経営、工、薬、人間科学、データサイエンス42.5〜45.0

偏差値45から大学受験を成功させる勉強法

ここからは偏差値45から大学受験を成功させる勉強法を解説します!

計画を立てて実行する

まずは計画を立てましょう。

計画がなければ、行き当たりばったりの勉強になってしまいます。行き当たりばったりの勉強では成績が伸びません。

 

そして、なるべく計画通りに勉強しましょう。

 

もちろん、完璧に計画通りに勉強することはできません。サボってしまう日や、急な用事でそもそも勉強できない日だってあるはずです。

また、計画通りに勉強できたとしても、思ったように成績が伸びるとは限りません。

 

よって、学習状況や自分の成績を考慮しながら、定期的に計画を修正することが必要です。

修正を繰り返していくことでより効率的に勉強できるようになり、志望校合格にどんどん近づいていきます。

 

もし自分で勉強計画を立てられないなら、個別指導の「トウコベ」を利用して東大生に勉強計画を立ててもらいましょう。

筆者
勉強計画は受験において必須です。計画しないで受験に成功することは不可能と言っても過言ではありません。


 

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教科書レベルからしっかり勉強する

偏差値45の人は、基礎固めが全くできていません。

 

基礎が固まっていなければ、基本問題が解けないうえ、応用範囲を理解できません。

よって、受験において大きく不利になります。

 

まずは教科書レベルから、しっかり基礎固めを行いましょう。

 

基礎を固めるには、インプットとアウトプットを地道に繰り返すことが重要です。

具体的には、教科書や参考書を読んでインプットして、問題集を使ってアウトプットしてください。

 

教科書レベルの問題が難なく解けるようになれば、偏差値50は突破できるはず。

そこからさらに偏差値を上げたい場合は、徐々に解く問題の難易度を上げていきましょう。

筆者
基礎が完璧にできれば、偏差値60だって難しくありません。

 

基礎固めは、高3の8月までに終わらせるのが理想です。

終わらせるのが早ければ早いほど過去問演習に取り組める時間が増えるので、頑張りましょう。

量をこなす

「学習効果=勉強の質✖️勉強の量」です。

勉強の質をどれだけ高めたとしても、勉強量が少なければ成績は伸びません。

偏差値45から成績を上げるのにかかる勉強時間

偏差値45から成績を上げるのにかかる勉強時間は以下のとおりです。

  • 偏差値45から50:300〜400時間
  • 偏差値45から55:700〜900時間
  • 偏差値45から60:1100〜1400時間

ただし、これはあくまで目安の勉強時間です。

今回解説した勉強法、特に「計画の作成・実行・修正」を丁寧に行えば、これよりはるかに短い時間で成績を上げられます。

本気で大学受験を成功させたいなら個別指導を利用しよう

ここまで勉強法を解説してきましたが、偏差値45から独学で大学受験に挑戦するのは大変です。

勉強しても思うように成績が伸びず、途中で挫折してしまう可能性があります。

 

よって、本気で志望校に合格したい人は個別指導のトウコベを利用しましょう。



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筆者
独学で勉強するより、はるかに短期間で成績を伸ばせます。

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まとめ

偏差値45のレベルや目指せる大学、勉強法や勉強時間を解説しました。

偏差値45は上位69.15%で、地方国立大学の一部学部や、日本大学などの私立大学が目指せるレベルです。

筆者
ぜひ参考にしてください!

 

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