高3で模試を受けないのはアリ?旧帝大次席が徹底解説

高3になり本格的に受験勉強を始めると、模試を受ける機会が増えます。

土日でも毎週のように模試を受けることも珍しくありません。

 

高3受験生の中には「模試って本当に受ける意味あるの?」と疑問に思っている人もいるのではないのでしょうか。

結論から言えば、特定の場合に限り、模試を受けないのはアリです。が、基本的には模試を受けるべきです。

 

今回解説することを参考に「模試を受けるかどうか」を判断してください!

✔︎記事の信頼性

筆者の情報 旧帝大次席現役合格、共通テスト得点率86%、旧帝大2次試験得点率87%、TOEIC975所持、英検準1級所持

▼筆者の受験結果はこちら▼
筆者の大学受験の結果 2位で現役合格 得点率87%

▼筆者の模試結果はこちら▼筆者の模試の結果 偏差値70多数 共通テスト模試768点

模試を受けないメリット

まずは模試を受けないメリットを解説します。

模試を受ける負担がなくなる

冒頭でもお話ししたように、一般的に高3受験生の模試を受ける頻度は高く、毎週土日が模試で埋まってしまうことは珍しくありません。

毎日のように受験勉強をしながら、合間に模試を受けるのは時間的・体力的に大変です。

 

よって、「模試を受けない」場合は、そのような負担を軽減できます。

受験料がかからない

模試の受験料はかなり高いです。

基本的に、1つの模試を受けるのに6,000円以上はかかります。

 

「模試を受けない」という選択肢を取ることで、費用を抑えられるのもメリットです。

結果が出ないので一喜一憂しなくなる

模試を受けると、いやでも自分の学力やライバルとの力関係が明確になります。

よって、良い結果が出たときは喜び、悪い結果が出たときは落ち込んでしまうことがあるでしょう。

 

模試を受けないことで、このような一喜一憂をせずに済むというポイントもあります。

模試を受けないデメリット

さて、ここからは模試を受けないデメリットを解説します。

自分の得意不得意がわからない

模試を受けることで自分の得意な科目や単元、また、苦手な科目や単元が明確になります。

よって、

  • 得意な部分をどのくらい伸ばしていくのか
  • 苦手な部分をどのくらい改善するのか

という戦略を立てて、今後の勉強に活かすことができます。

 

もし模試を受けなければ、自分の得意不得意が客観的に判別できません。

そのため、今後の勉強の方向性がわからず、間違った方向に努力してしまう可能性が高くなります。

自分の学力を測れない

模試を受けることで、偏差値や判定を通じて、周りと自分との相対的な学力がわかります。

相対的な学力がわかれば「いまの勉強のやり方で大丈夫なのか」を判断できます。

 

逆に、模試を受けなければ、ライバルと自分の学力の差を測ることができません。

  • 改善するべきなのか現状維持で良いのか
  • 受験本番に間に合いそうか
  • ライバルより優れている・劣っている部分はどこか

がわからないので「受験が成功するかどうか」の検討が全くつきません。

試験に慣れることができない

さらに、模試を受けるのには、「試験に慣れる」という意味合いもあります。

 

ライバルと試験官がいるピンと張った空気感の中で時間を気にしながら試験を解くのは緊張するはずです。

しかし、模試を繰り返し受けることでそのような空気感に慣れ、本来の力を発揮できるようになります。

 

もし模試を受けなければ、このような実践的な環境で試験を解く機会がありません。

よって、本番で実力通りの力が発揮できない可能性が高くなります。

模試を受けないでもOKな人

ここまでの話も考慮して、模試を受けないでも良いのはこんな人です。

  • 勉強を始めたばかりで全く基礎ができていない人
  • 私立大学志望の人(大学別模試があるなら受けるべき)
  • 圧倒的に学力が高い人

勉強を始めたばかりで全く基礎ができていない人

勉強を始めたばかりで基礎ができておらず、範囲も終わっていない人は模試を受けても問題を全く解けないはずです。

自信を無くしてしまう可能性もあるので、模試を受けなくても構いません。

 

ただし「どのような問題が出るのか」「大学受験とはどれほど厳しいものなのか」を確認するために模試を受けるのはおすすめです。

私立大学志望の人(大学別模試があるなら受けるべき)

私立大学志望の人は、共通テスト模試や河合模試などの一般的な模試を受ける必要はありません。

ただし、早稲田大学や慶應義塾大学など難関私立大学の受験者向けに「大学別模試」が開催されている場合があるので、それは必ず受けましょう。

筆者
受験において最も重要&参考になる&今後の勉強に役立つのは「大学別模試」です。

圧倒的に学力が高い人

  • 模試を受けてもどうせ100位以内に入る
  • 模試の問題が簡単すぎて意味がないと感じる

など、圧倒的に学力が高い人は、わざわざ受験料を払って無理に模試を受ける必要はありません。

模試を受けるべき人

一方で、模試を受けるべきなのはこんな人です。

  • 共通テストを受ける人
  • 自分の実力がわからない人
  • 難関国公立大学を志望している人

共通テストを受ける人

共通テストを受けるなら、共通テスト模試は絶対に受けるべきです。

共通テスト模試を受けることで、長い時間集中する体力が身につくとともに、自分の得意不得意がわかります。

難関国公立大学を志望している人

また、志望校の国公立大学の大学別模試が開催されているなら、それは必ず受けるべきです。

 

実践的に試験を受けることで、試験の雰囲気に慣れることができます。

また、同じ大学を目指すライバルたちと自分の学力を比較できるので、今後の受験勉強に活かせます。

自分の実力がわからない人

「どれくらい問題を解けるのか」わからない人は模試を受けましょう。

受けるべき模試の種類

高3受験生が絶対に受けるべき模試の種類は以下のとおりです。

  • 共通テスト模試(国公立大学志望or共通テスト利用で私立大学志望)
  • 大学別模試

 

一方で、進研模試や河合模試などの一般的な模試は無理に受けなくても構いません。

模試の結果が悪かったときの対処法

「模試の結果が悪かったらどうしよう」と不安に感じて模試を受けたくない人もいるでしょう。

しかし、それでも模試は受けるべきです。

 

では、模試の結果が悪かったときはどうすれば良いのか。

そんなときは以下を実践しましょう。

  • 時間無制限で模試を解き直す
  • 解答解説を読み込む
  • 疑問点を徹底的に潰す
  • 今までの勉強法の反省点を探して改善する
  • 今後の勉強計画を立てる
筆者

模試は模擬試験であって、本番ではありません。「模試の結果」より「模試をどう活かすか」の方が大切です。模試の結果に一喜一憂しすぎないようにしましょう。

 

本気で志望校に合格したいなら個別指導を利用しよう

受験を成功させるためには以下の4点が特に重要です。

  1. 学習計画を立てる
  2. 模試の結果を踏まえて学習計画を適宜修正する
  3. 自己管理をして計画通りに勉強する
  4. 疑問点を残さない

これらができなければ、受験に成功するのは不可能と言っても過言ではありません。

 

よって、

  • 学習計画を立てられない
  • 自己管理をする自信がない

という人は個別指導を利用してください。

おすすめの個別指導はトウコベです。



トウコベがおすすめな理由は6つあります。

  1. 一人ひとりに合わせた勉強計画を作成してくれる
  2. 東大生がマンツーマンでわかるまで徹底的に教えてくれる
  3. 24時間いつでも質問できるから疑問点が残らない
  4. 授業日以外の家庭学習まで管理してくれる
  5. オンラインで受けられるから便利
  6. 授業料は受けた分だけだから料金がリーズナブル
筆者
独学で勉強するより、はるかに短期間で成績を伸ばせます。

トウコベが気になる人は、無料相談をしてみてください!

 

\ 無料で相談できます! /
トウコベで相談してみる!

 

まとめ

高3で模試を受けなくても良い人はこんな人です。

  • 勉強を始めたばかりで全く基礎ができていない人
  • 私立大学志望の人(大学別模試があるなら受けるべき)
  • 圧倒的に学力が高い人

 

一方、模試を受けるべきなのはこんな人です。

  • 共通テストを受ける人
  • 自分の実力がわからない人
  • 難関国公立大学を志望している人
筆者
ぜひ参考にしてください!

 

関連記事

「模試は受験に直結するけど、定期テストは無関係。だから、模試が大切で、定期テストは対策する必要ない」こう思っている高校生は多いですよね。 そこで今回は定期テストと模試のどちらが大事か旧帝大生の筆者が解説しま[…]

定期テスト 模試 どっち
関連記事

今回は「偏差値50」を徹底解説します!✔︎記事の信頼性▼筆者の受験結果はこちら▼▼筆者の模試結果はこちら▼偏差値とは偏差値を一言で表すと「同じテストを受けた受験者と比較して、自分の学力が[…]

偏差値50 レベル どのくらい 上位何パーセント 大学 勉強法 勉強時間
関連記事

今回は偏差値60がどのくらいのレベルなのかを解説します。また、偏差値60で目指せる大学や、偏差値60を取るための勉強法も解説します。 偏差値60のレベルを知りたい 偏差値60を取りたいという人は必見です![…]

偏差値60 上位何パーセント どのくらい 大学

勉強法を徹底的に解説した記事です。

ブログには書ききれない「超細かいこと」まで、私の勉強に関する研究のすべてを詰め込んでいます。

この記事を読めば

✅つまらない勉強が楽になる
✅短期間で成績がぐんぐん伸びる
✅最小の努力で最大限の結果を出せるようになる

ようになります。

✅勉強で行き詰まっている人
✅成績を短期間で伸ばしたい人
✅まわり道をしたくない人
✅勉強で失敗したくない人
✅本気で受験に成功したい人

はぜひご覧ください!

 

記事を見に行く!