- 大学受験に向けて中学の勉強をやり直すべき?
- 中学内容からやり直すべき教科はどれ?
今回は以上のお悩みを解決します!
基本的に、中学で勉強する内容は大学受験の基礎となります。
そのため、中学内容を理解しておくことが、大学受験を成功させるためには重要です。
しかし、中学内容から理解すべき教科は全てではありません。
中学内容をやり直さず、高校内容から勉強しても成績を上げられる教科もあります。
ということで今回は、大学受験に向けて中学英語からやり直すべき理由と教科を解説します!
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大学受験に向けて中学内容からやり直すべき4つの理由
大学受験に向けて中学内容をやり直すべき理由は4つあります。
- 基礎を固められるから
- 応用内容が理解できるようになるから
- 勉強で挫折しにくくなるから
- 学校の成績が上がるから
基礎を固められるから
冒頭で言ったように、中学内容は大学受験における基礎になります。
大学受験において、基礎を固めることはとても重要です。
基礎がわからなければ基本問題が解けないので、ほかの受験生と大きく差をつけられてしまうからです。
特に、共通テストでは基礎の理解度を問う問題が多く出題されます。
そのため、基礎を固めていなければ「なんとなく」で問題を解くことになり、点数が安定しません。
応用内容が理解できるようになるから
基礎を固めるメリットは、基本問題を解けるようになることだけではありません。
応用内容を理解するためにも、基礎は重要です。
たとえば、小学校で習う足し算・引き算・掛け算・割り算(中学における基礎)を理解していなければ、中学校で習う方程式(中学における応用)は理解できません。
また、中学校で習う方程式(高校・大学受験における基礎)を理解していなければ、高校で習う関数や微分積分(高校・大学受験における応用)は理解できません。
応用範囲が理解できれば、応用問題が解けます。
すると他の受験生と差をつけられるので、志望校合格にグッと近づきます。
勉強で挫折しにくくなるから
高校で勉強する内容は難しく、理解するのが難しいです。
よって、高校内容からやり直すと挫折してしまう可能性があります。
一方で、中学内容は比較的簡単で理解しやすいのでどんどん勉強を進められます。
そのため、「自分でもできるんだ!」という自信が身につきます。
そして、中学内容をしっかり理解していれば、難しい高校内容でも理解しやすくなります。
よって、挫折する可能性が低くなります。
学校の成績が上がるから
特に推薦受験を目指す場合には、高校の成績を上げる必要があります。
高校の成績を上げるには、中間・期末テストで良い結果を残すことが重要です。
基本的に、高校の中間・期末テストで出題されるのは、授業で勉強した内容です。
そして、高校の授業は中学で学習した内容をベースに作られています。
よって、中学内容からやり直すことで、高校の授業の理解度が深まります。
その結果、中間・期末テストで高得点を取れるようになり、高校の成績が上がるため、推薦受験等で有利になります。
大学受験に向けて中学内容からやり直すべき教科
ただし、中学内容からやり直すべき教科は全てではありません。
中学内容からやり直すべき教科は以下の3つです。
- 英語
- 数学
- 理科
英語
中学レベルの英語は、英語を読む/聞く/書く/話すために必須です。
言い換えれば、中学で習う英語がわからなければ、英語はできません。
数学
中学数学を勉強せずに高校数学を勉強すると、前提知識が足りずに挫折する可能性が高いです。
わからないことが多すぎて「何がわからないのかがわからない」という状態になりかねません。
また、数学は基礎が特に重要な科目です。
「なんとなく」では数学の問題は絶対に解けないので、中学数学がわからない場合は必ずやり直しましょう。
理科
センスがある人なら、中学理科を勉強せずとも高校理科は理解できます。
しかし、そんな人はほとんどいません。
特に、高校で習う物理・化学は理解に苦しむ人がとても多いです。
その理由は「現象をイメージするのが難しいから」です。
よって、高校理科に対して苦手意識がある場合は、中学理科もやり直すことを推奨します。
中学理科をしっかり理解しておけば、ある程度理科のイメージをつかめます。
よって、高校理科を理解するハードルが下がります。
大学受験に向けて中学内容からやり直さなくても良い教科
大学受験に向けて中学内容からやり直さなくても良い教科は以下の2つです。
- 国語
- 社会
国語
中学国語と高校国語はそこまで差がありません。
求められる知識のレベルが難しくなるくらいです。
そのため、中学国語はやり直さなくても構いません。
社会
高校社会では、中学社会より細かい内容まで扱います。
中学社会を理解していれば、高校社会で新たに理解することが少なくなるので、負担は多少軽くなります。
しかし、中学社会がわからなくても、高校社会を理解することは可能です。
もし中学社会をやり直すとしても、ひとつひとつの単語をしっかり覚える必要はありません。
「歴史の流れ」を理解しておけばOKです。
大学受験に向けて中学内容からやり直す方法
中学内容からやり直す方法は2つあります。
- 教科書や参考書を使う
- 個別指導を利用する
中学内容をやり直すだけなら教科書・参考書で十分ですが、大学受験を見据えるなら個別指導を活用する方が間違いなくおすすめです。
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大学受験に関してよくある質問
基礎固めはいつまでに終わらせるべき?
基礎固めは高3の夏休み終了時期までには終わらせるべきです。
遅くても、高3の10月には終わらせましょう。
基礎固めを終わらせる時期が早ければ早いほど、大学受験では有利になります。
応用内容の勉強により多くの時間を使えるからです。
特に難関大を受験する場合は、なるべく早い段階で基礎固めを終わらせましょう。
大学受験で独学はきつい?
大学受験で独学はきついです。
その理由は2つあります。
- 何から手をつけるべきか分からないから
- 独学を始めてしばらくは成績が上がらないから
もちろん、独学は無理ではありません。
文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」で、以下のような調査結果が出ました。
分類 | 学習塾に通っている人の割合(通塾率) |
公立高校に通う高校1年生 | 30.7% |
私立高校に通う高校1年生 | 35.3% |
公立高校に通う高校2年生 | 30.7% |
私立高校に通う高校2年生 | 37.6% |
公立高校に通う高校3年生 | 37.9% |
私立高校に通う高校3年生 | 42.1% |
- 自分のペースで勉強したい人
- 自己管理できる人
逆に、大学受験の独学に向いていないのはこんな人です。
- 自己管理が苦手な人
- 不安やストレスを感じやすい人
大学受験で独学はきつい?無理?独学旧帝大次席が徹底解説
まとめ
大学受験に向けて中学内容からやり直すべき理由は4つです。
- 基礎を固められるから
- 応用内容が理解できるようになるから
- 勉強で挫折しにくくなるから
- 学校の成績が上がるから
中学内容からやり直すべき教科は、英語・数学・理科です。
一方、中学内容からやり直さなくても良い教科は、国語・社会です。