大学受験において、英語は特に重要な科目です。
- 共通テスト
- 国公立2次試験
- 私立入試
どの試験においても、英語の配点は高くなる傾向にあります。
そのため、英語で安定して高得点を取れるようになることが、志望校に合格するために重要です。
ということで今回は、大学受験に向けて英語をゼロから勉強する方法を徹底解説します!
✔︎記事の信頼性
▼筆者の受験結果はこちら▼
▼筆者の模試結果はこちら▼
英語をゼロから勉強する順番【大学受験】
英語は以下の順番で勉強していきます。
- 英単語
- 英文法
- 英文解釈
- 長文読解
- リスニング
英語の基礎となるのは「①英単語」と「②英文法」です。
英単語と英文法を勉強しなければ、英語ができるようにはなりません。
ただ、英単語と英文法だけでは、成績はなかなか伸びません。
成績を伸ばすためには「③英文解釈」を学んで、英文の構造を捉えられるようになることが重要です。
さらに、大学受験では長文問題が大きな配点を占めます。
よって、長文読解の勉強も必要です。
また、共通テストではリスニングの問題も出題されます。
大学によっては個別試験でリスニングの問題が出題される場合もあるので、リーディングと合わせて対策することが重要です。
英語のゼロから勉強法【大学受験】
さて、ここからは実際の勉強法を解説します!
英単語
一般に、共通テスト英語では約4,000〜6,000語の語彙力が必要と言われています。
また、国公立大学の2次試験や私立大の入試では、それ以上の語彙力が必要です。
語彙力を鍛えるには、以下を実践しましょう。
- 英単語帳を1冊覚える
- 文中でわからない英単語を調べノートにまとめる
まずは大学受験用の英単語帳に掲載されている英単語を「まるまる1冊分」しっかり覚えてください。
これは「受験で頻出の英単語」を覚えることが目的です。
英単語帳の使い方は以下です。
- 覚えている英単語と覚えていない英単語を分類する(覚えた英単語にはチェックをつける)
- 覚えていない英単語に絞って暗記する
- 発音と合わせて覚える
- 反復する(1度で多くの英単語に目を通す)
その後、「受験で頻出ではないけど重要な英単語」を覚えるために、文中でわからない英単語が出てきたらその都度調べてください。
調べた英単語はノートにまとめて、定期的に見直しましょう。
英文法
英文法は基礎から徹底的に理解することが重要です。
英文法の基礎を勉強する方法は3つあります。
- 学校の授業を真面目に受ける
- 英文法の参考書を1冊やり切る
- スタディサプリで学ぶ
ぶっちゃけ、どのやり方でも効率は変わりません。(逆に言えば、近道はない。)
自分の好きな方法で英文法を勉強しましょう。
英文解釈
英文解釈は英文の構造を捉え、正しい意味を理解するために重要です。
英文解釈ができるようになるためには、意味のまとまりごとにスラッシュを入れる「スラッシュリーディング」が効果的です。
例えば、以下のように行います。
※スラッシュの入れ方は1つではない。
スラッシュリーディングに慣れないうちは、スラッシュの数が多くなるはず。
しかし、練習するうちに、より多くの範囲を1つのまとまりとして捉えられるようになるため、スラッシュの数は少なくなっていきます。
そして、最終的にはスラッシュを入れなくても、英文の構造を捉えられるようになります。
長文読解
- 英単語
- 英文法
- 英文解釈
以上3点がしっかりできていれば、長文は読めますし、問題も解けます。
しかし、大学受験英語はそれだけでは乗り切れません。
「試験時間」があるからです。
よって、長文を読むスピードを上げることが重要です。
長文を読むスピードを上げるには、「要約」と「多読」が効果的です。
長文を要約する練習を通じて、「どこが長文の主題なのか」を捉えられるようになります。
主題の近くを集中して読み、ほかの部分はサラッと読み進められるようになるので、全体の読解スピードが向上します。
また、いろんな長文を読む「多読」を通じて、英文を読む集中力が身につきます。
よって、長文の後半でもスピードを落とすことなく読み進められるようになります。
もちろん、実際の問題を解くことも重要です。
そして、問題を解いたあとはしっかり復習しましょう。特に、以下の2点は重要です。
- わからない英単語を調べる
- わからない英文法の知識を調べる
- 英文解釈を丁寧に行う
リスニング
リスニングは以下の手順で勉強を進めましょう。
- 英語を聞く習慣を作る
- ディクテーションする
- シャドーイングする
ゼロから英語を勉強する場合、「英語を聞く」ことに対して抵抗感を持っているはず。
まずはその抵抗感をなくすために、毎日英語を聞く習慣を作りましょう。
その後、ディクテーションとシャドーイングで根本的なリスニング力を伸ばしていきましょう。
シャドーイング→音声にわずかに遅れて英文を発声する
英語の成績を効率的に伸ばすコツ
以下の2つのポイントを意識することで、英語の実力はぐんと伸びやすくなります。
- 毎日英語に触れる
- 自分のレベルに合った教材を使う
毎日英語に触れる
英語は「慣れ」が重要です。
そのため、以下のように少しでも良いので毎日英語に触れる習慣を作ることで、英語の上達スピードがぐんとはやくなります。
- 夜寝る前に単語帳の5ページに目を通す
- 通学中にYouTubeで英語を聞く
自分のレベルに合った教材を使う
簡単すぎる教材だと、スラスラ解けて気分は良いかもしれませんが、学べることはほとんどありません。
逆に教材の難易度が高すぎると、わからないことが多くて挫折してしまい、英語が嫌いになる可能性もあります。
そのため、英語の成績を伸ばしたいなら、「少し難しいけど考えればわかる」程度の教材を使うことが重要です。
英語のおすすめ参考書【大学受験】
英語のおすすめ参考書を紹介します!
速読英単語
長文を楽しく読みながら英単語を覚えるタイプの英単語帳です。
物語口調のストーリーや入試頻出のテーマなど、さまざまな長文を収録しています。
長文だから内容が頭に残りやすいのが魅力。
さらに、簡単な長文問題もついているので、英単語の暗記と同時に読解力も身につきます。
Next Stage
共通テストで「差をつける」レベル&難関大入試で「合格ラインに到達できる」レベルの内容を扱う参考書です。
英文法のインプットとアウトプットを同時にしたい高校生におすすめです。
やっておきたい英語長文
やっておきたい英語長文シリーズは、以下の4部構成です。
- やっておきたい英語長文300
- やっておきたい英語長文500
- やっておきたい英語長文700
- やっておきたい英語長文1000
自分のレベルに合わせて長文読解の練習ができるのが魅力です。
共通テスト過去問研究 英語
共通テストの過去問やプレテスト、創作問題が合計20問収録されている問題集です。
共通テスト対策をするのにおすすめ。
もちろんリスニング音声も付いているので、ディクテーションやシャドーイングの教材としても活用できます。
大学の過去問
ある程度英語の力が身についてきたら、志望大学の過去問を解きましょう。
本気で英語を勉強するなら個別指導を活用しよう
ここまで英語の勉強法を解説してきましたが、ゼロから英語を勉強するのはとても大変です。
思うように成績が上がらず、途中で挫折してしまう人も多いです。
ゼロから英語を着実に身につけていくためには、個別指導のトウコベを利用するのがおすすめです。
トウコベがおすすめな理由は6つあります。
- 東大生がマンツーマンでわかるまで教えてくれる
- 24時間いつでも質問できる
- オンラインで受けられるから便利
- 授業日以外の家庭学習まで管理してくれる
- 一人ひとりに合わせた勉強計画を作成してくれる
- 授業料は受けた分だけだから料金がリーズナブル
トウコベが気になる人は、無料相談をしてみてください!
\ 無料で相談できます! /
トウコベで相談してみる!
まとめ
大学受験の英語をゼロから勉強する方法を解説しました。
ぜひ参考にしてください!