はっきり言って、偏差値40はかなり低い偏差値です。
目指せる大学も限られます。
よって、進路の幅を広げたいなら、成績を伸ばしていくことが重要です。
ということで今回は、偏差値40からの大学受験を成功させる勉強法を徹底的に解説します!
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偏差値とは
偏差値は、試験の点数が平均点と比較してどのあたりに位置するかを表す指標です。
つまり、同じテストを受けた受験者の中で「自分の実力がどれくらいなのか」を表しています。
たとえば、あなたが英語のテストで100点中80点取ったとしましょう。「100点中80点」という数字だけ見ると、かなり良い点数のように感じます。
しかし、もしそのテストが簡単で平均点が90点だったらどうでしょうか。80点だと平均点より低いので、あまり良い点数とはいえませんよね。
このように、点数を見るだけでは、自分の本当の実力を評価できません。
そこで、全体における自分の実力を客観的に示すために、模試等では偏差値が算出されるのです。
偏差値40のレベル
偏差値40は全体の下位約16%の成績です。
つまり、100人の受験者がいる場合、順位は84位くらいになります。
偏差値40だと、今までの授業の内容を3〜4割以下しか理解できていません。
教科書レベルの基本問題すら、解けるか怪しいでしょう。
偏差値40からの大学受験を成功させる勉強法
偏差値40だと、行ける大学は限られます。
よって、進路の幅を広げるためには、偏差値を上げていくことが重要です。
偏差値40から成績を上げることは、簡単なことではありません。
しかし、これから解説する勉強法を実践すれば着実に偏差値を上げられるので、ぜひ参考にしてください!
計画を立てる
まずは計画を立てましょう。
計画がなければ、行き当たりばったりの勉強になってしまいます。
行き当たりばったりの勉強では成績が伸びません。
計画を実行する
ただし、計画を立てるだけでは成績が伸びません。
計画したら、行動に移すことが重要です。
もちろん、完璧に計画通りに勉強することはできません。
サボってしまう日や、急な用事でそもそも勉強できない日だってあるはずです。
また、計画通りに勉強できたとしても、思ったように成績が伸びるとは限りません。
そのため、学習状況や自分の成績を考慮しながら、定期的に計画を修正しましょう。
もし自分で勉強計画を立てる自信がないなら、必ず個別指導を利用して勉強計画を作ってもらってください。
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中学内容から勉強する
現状偏差値40以下の人は、高校の授業内容どころか、中学内容すら理解できているか怪しいです。
この状態で高校内容を勉強してもわからないことが多すぎて挫折します。
よって、焦らず中学内容から勉強しましょう。
ただし、中学内容からやり直すべき教科は全てではありません。
中学内容からやり直すべき教科は以下の3つです。
- 英語
- 数学
- 理科
毎日勉強する
一週間のうち、1日14時間勉強。他の日は全く勉強しない。
一週間のうち、毎日2時間勉強する。
①と②の1週間の合計の勉強時間は14時間で同じです。
しかし、②の方が成績は圧倒的に伸びやすいです。
しかも、②を実践することで、勉強の習慣が身につきます。
そのため、勉強することが苦にならなくなります。
「勉強の習慣」=「最強の武器」です。
勉強の習慣が身につけば、偏差値50はもちろん、偏差値60すら突破できるようになります。
勉強の習慣化に関しては「勉強を習慣化させる6つのコツ」が参考になるのでご覧ください。
疑問点を残さない
特に理系科目の場合、前半で勉強する内容と後半で勉強する内容が相互に関連しています。
そのため、疑問点を残してしまうと、後の内容を理解できなくなることが多いです。
疑問点が発生したら、すぐにインターネット等で調べて解決するようにしましょう。
アウトプットを意識する
教科書や参考書を読む「インプット」は成績を上げるためにはとても重要です。
しかし、「インプットだけ」では成績が上がりません。
インプットした知識をアウトプットすることが大切です。
アウトプットすることで、知識の理解度が深まり、定着度がアップします。
そして、問題を解く感覚が身につくので、テストでも問題が解けるようになります。
偏差値別|目指せる大学と科目別の勉強法
ここからは、偏差値別に目指せる大学と、その偏差値を取るための科目別の勉強法を解説します。
偏差値50
偏差値50だと、地方国公立や東洋大学・日本大学などの有名私立大学を狙えるようになります。
よって、偏差値40の人はまず偏差値50を目指して勉強を進めていきましょう。
偏差値40から50に上げるためには、基本を徹底することが重要です。
科目別の具体的な勉強法は以下です。
国語 | 知識をつける |
数学 | 教科書の問題を繰り返し解く 簡単な問題集の基本問題を繰り返し解く |
英語 | 英単語を覚える 中学レベルの英文法を勉強する 英文解釈を勉強する |
理科 | 教科書の問題を繰り返し解く 簡単な問題集の基本問題を繰り返し解く |
社会 | 一問一答で知識に関連するエピソードなどを理解する 教科書を読んで流れを理解する |
偏差値55
偏差値55になると、地方国公立の人気学部や旧帝国大学の一部学部、青山学院大学などが含まれる「MARCH」と言われる大学群が射程圏内になります。
偏差値55に上げるためにやるべきことは、偏差値40から偏差値50に上げるためにやるべきこととほとんど変わりません。
少しずつ解く問題のレベルを上げながら、毎日の勉強を丁寧に行いましょう。
偏差値60
偏差値60は、東北大学・京都大学・大阪大学などの旧帝国大学や慶應義塾大学・早稲田大学などの名門私立大学が狙えるレベルです。
偏差値60に上げるためには、基礎をしっかり固めたうえで、量をこなすことが重要です。
具体的な勉強法は以下です。
国語 | 知識をつける |
数学 | 基本問題を繰り返し解く ひとつひとつの問題に丁寧に向き合う |
英語 | 英単語を覚える 英文法を勉強する 英文解釈を勉強する 長文の読解問題を解く |
理科 | 図やイラストと合わせて、基礎知識をインプットする 基本問題を繰り返し解いて、知識の理解を深める |
社会 | 一問一答で知識に関連するエピソードなどを理解する 教科書を読んで流れを理解する 問題を解いて、知らない知識をひとつひとつ潰していく |
偏差値65
偏差値65は医学部のボーダーラインです。
また、東京大学や京都大学、早稲田大学や慶應義塾大学など最難関大学のほとんどの学部を目指せます。
偏差値65に上げるためには、応用問題を少しずつ解けるようにしていくことが重要です。
具体的な勉強法は以下です。
国語 | 速読と精読 選択問題を素早く解く練習 論述で必要な情報を選択する感覚を鍛える |
数学 | 問題をじっくり解く |
英語 | 英単語と英文法を極める 長文の音読・要約・多読 ディクテーション・シャドーイング |
理科 | 物理化学はとにかく演習 生物地学は暗記+演習 |
社会 | まずは暗記(論述問題の解答を暗記するのも○) 問題を解く |
偏差値70
偏差値70は最上位です。
旧帝国大学の医学部医学科などを狙えます。
偏差値70に上げるためには「知らない/わからない/できない」を徹底的に潰して、ケアレスミスすらしないようにすることが重要です。
今まで解説してきた勉強法を、とことん丁寧に行うようにしましょう。
本気で大学受験を成功させたいなら個別指導を利用しよう
ここまで勉強法を解説してきましたが、独学で勉強するのは大変です。
勉強しても思うように成績が伸びず、途中で挫折してしまう可能性があります。
本気で大学受験を成功させたい人は、個別指導を利用しましょう。
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まとめ
偏差値40から成績を伸ばして大学受験を成功させる勉強法を解説しました。
偏差値40から成績を上げることは、簡単なことではありません。
しかし、今回解説した勉強法をひとつひとつ丁寧に実践すれば、着実に成績を伸ばして志望校に合格できます。