高3受験生が定期テストを捨てる/受けないのはあり?旧帝大次席が解説

「受験勉強のかたわら、定期テスト対策もした方が良いの?」

今回は、この疑問にお答えします。

 

高3になってからも、多くの学校では定期テストがありますよね。

しかし受験勉強で忙しく、定期テスト対策に時間を割きたくない人は多いと思います。

筆者
私も「定期テストめんどくさいな」と正直思っていました。

 

結論から言えば「勉強法」をすでに確立できている人は定期テストの対策は基本的に必要ありません。

ノー勉でテストを受けて大丈夫です。許されるなら「テストを受けない」「テストを捨てる」という選択肢を取るのもありです。

 

ただ、「勉強法」をまだ確立できていない人は定期テストを活用すべきです。

この記事に書いてあることを参考にして、定期テストとの付き合い方を考えてみましょう!

✔︎記事の信頼性

筆者の情報 旧帝大次席現役合格、共通テスト得点率86%、旧帝大2次試験得点率87%、TOEIC975所持、英検準1級所持

▼筆者の受験結果はこちら▼
筆者の大学受験の結果 2位で現役合格 得点率87%

▼筆者の模試結果はこちら▼
筆者の模試の結果 偏差値70多数 共通テスト模試768点

【結論】勉強法を確立している人は捨てる/受けないのもアリ

  • 高1・高2から勉強を続けてきた
  • 自分に合う勉強のやり方を知っている
  • 試験に間に合うように勉強スケジュールを立てられる

という人は、何か目的がない限り定期テスト対策をする必要はほぼありません。

なんなら、定期テストを受けないのもアリです。

 

定期テスト対策をする目的というのは、たとえば以下があります。

  • 総合1位を目指している
  • 表彰を目指している
  • 推薦入試や総合型選抜を受験する

以上のような目的がある人は、しっかり定期テストを対策すべきです。

 

しかし、一般受験をする人は高校の評定を使うことはありません。

定期テストに時間を割くよりも、受験勉強に時間を使う方が効果的です。

勉強に慣れていない人は定期テスト対策をするべき

ただ、一般受験をする場合でも、以下に当てはまる人は定期テスト対策をするべきです。

  • 高3から受験勉強をはじめた
  • 勉強のやり方がまだよくわからない
  • 試験に慣れていない

 

その理由は、定期テスト対策での「仮説検証」を通じて、以下を学習できるからです。

  • どういう順序で勉強するのが効率良いのか
  • 自分は何日・何時間でテスト範囲を網羅できるのか
  • どんな時間配分をするのか
  • テストでどんな戦略をとれば高得点を取りやすいのか

このように、定期テスト対策の経験が蓄積することで、自分の能力や自分に合った勉強法が見つかります。

そして、その勉強法を受験勉強に応用することで勉強の効率が上がるので、志望校合格にグッと近づけます。

【受験勉強との兼ね合い】模試があるならそっちに集中すべき

ただ、定期テストと模試が同時期にある場合は話が変わってきます。

その場合は、模試に集中しましょう。

 

定期テストを受けるのは、同じ学校の生徒だけです。

また、テスト範囲も学校で決められています。

 

一方、模試を受けるのは、全国のライバルたちです。

また、テスト範囲は大学受験を想定したものになっています。

 

つまり、模試対策・復習をすることで、大学受験に直結する実践的な経験を積めます。

そのため、定期テスト対策に時間を使うより、模試の対策や復習に時間を使う方が効果的です。

定期テスト対策しないで低い点を取ったら危険信号

ここまで、「受験生が定期テスト対策をするべきかどうか」について、話してきました。

  • 勉強のコツを知っている人は対策不要。受けないのもあり。
  • 勉強のコツを知らない人は対策すべき。ただ、模試があるなら模試に集中。

このように、勉強のコツを知っている人は、定期テストにノー勉で挑戦しても大丈夫です。

 

ただ、もし対策しないで低い得点を取ってしまったら危険信号。

基礎固めが不十分である可能性が高いです。

 

もちろん、受験で使わない科目は対策しないで得点を取ることはできませんし、点数を取る必要もありません。

しかし、受験科目ならば、定期テストくらいなんなく乗り切れる実力がついているべきなんです。

定期テストは受けなくてもいいけど受けとくのがおすすめ

そのため、受験勉強に集中する人でも、以下を確認するために定期テストを受けとくのがおすすめです。

  • 長期的に受験勉強が上手くいっているか
  • 勉強のやり方で間違っているところはないか

対策せずに点数が取れているなら、受験勉強は順調に進んでいます。

逆に点数が取れていないなら、基礎を見直すことが必要です。

赤点は避けよう

また、赤点を取ってしまうと、補講・補習を受けなければいけない場合があります。

補講や補習を受けるのは時間のロスにつながりますし、ストレスにもなります。

 

そのため、赤点を取って補習を受ける可能性がある科目は、少しだけ対策をするのがおすすめです。

 

赤点回避なら、短時間で簡単にできます。

テスト範囲の一部分(配点が大きい部分が望ましい)だけを集中的に対策すればOKです。

 

対策なしで赤点を取るよりも、ちょっとだけ対策して赤点を回避する方が、最終的には時間を有効活用できます。

定期テストを捨てる/受けないならしっかり受験勉強しよう

最後に、定期テストを受けない場合は、定期テストの対策に必要だった時間を自由に使えるはずです。

その時間を全て遊びや娯楽に使うみたいなことはやめてください。

 

その時間を使って多少の息抜きをしつつ、しっかり受験勉強もしましょう。

 

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まとめ

「一般受験をする」かつ「勉強に慣れている」人は定期テスト対策をする必要は基本的にありません。

定期テスト対策に時間を使うより、受験勉強に時間を使った方が効率的です。

 

ただ、以下に当てはまる人は定期テスト対策をすべきです。

  • 一般受験をするが勉強の経験が少なくノウハウが蓄積していない人
  • 学校1位や表彰を狙っている人
  • 推薦入試や総合型選抜を受験する人
  • 赤点を取りそうな人

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