- 共通テスト数学の成績が悪い
- 理系なのに共通テストの数学が解けない
- 共通テストの数学で時間が足りない
こんな悩みを持っている方は多いと思います。
センター試験に代わって共通テストが導入されてから、問題の傾向は大きく変わりました。
なかでも特に難しくなったと言われているのが、数学です。
「数学は得意だけど、共通テストの数学は苦手で高得点を取れない」という人も多いです。
しかし、数学はⅠA・ⅡB合わせて200点と、高い配点が設定されています。
そのため、苦手なまま放っておくべきではありません。
そこで今回は、共通テストの数学ができない原因とその解決法を紹介します。
本記事に書いてあることを参考にすれば、共通テストの数学が着実にできるようになっていきます!
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共通テストの数学に関する情報
まずは共通テストの数学に関する情報について簡単にまとめます。(参照:大学入試センター)
試験時間 | 平均点 | |
数学ⅠA | 70分 | 2021:57.68点、2022:37.96点、2023:55.65点 |
数学ⅡB | 60分 | 2021:59.93点、2022:43.06点、2023:61.48点 |
数学ⅠAの概要は以下の通りです。
数学ⅠA(大問3~5から2題選択) | 配点 | 出題分野 |
大問1(必答) | 30点 | 数と式、図形と計量 |
大問2(必答) | 30点 | 2次関数、データの分析、集合と命題 |
大問3(選択) | 20点 | 場合の数と確率 |
大問4(選択) | 20点 | 整数の性質 |
大問5(選択) | 20点 | 図形の性質 |
数学ⅡBの概要は以下の通りです。
数学ⅡB(大問3~5から2題選択) | 配点 | 出題分野 |
大問1(必答) | 30点 | 三角関数、指数関数、対数関数 |
大問2(必答) | 30点 | 微分法、積分法 |
大問3(選択) | 20点 | 確率分布と統計的な推測 |
大問4(選択) | 20点 | 数列 |
大問5(選択) | 20点 | ベクトル |
共通テストの数学ができない6つの原因
ここからは共通テスト数学ができない原因を6つ紹介します。
- マーク形式に慣れていない
- 選択問題を事前に決めていない
- 計算スピードが遅い・精度が悪い
- 分からない問題に固執している
- 情報の取捨選択ができていない
- 想像力や発想力が足りない
マーク形式に慣れていない
共通テスト数学ができない原因1つ目は、マーク形式に慣れていないことです。
記述問題とマーク問題では、以下の2点が大きく異なります。
- 解答方針
- 解答の記入方法
記述問題では、解答方針を自由に立てられます。そして、文字で説明しながら解答を記入していきます。
一方、マーク問題では、解答方針が問題で決まっています。そして、マークシートを塗りつぶして解答を記入します。
共通テスト数学はマーク問題です。
そのため、マーク問題の形式に慣れていなければ得点は伸びません。
選択問題を事前に決めていない
共通テスト数学ができない原因2つ目は、選択問題を事前に決めていないことです。
共通テスト数学では、大問3~5から2題選択して解答します。
もし事前に選ぶ問題を決めていなければ、余分に問題文を読むので無駄に時間がかかってしまいます。
計算スピードが遅い・精度が悪い
共通テスト数学ができない原因3つ目は、計算スピードが遅い・計算の精度が悪いことです。
共通テスト数学は計算量が非常に多い試験です。
そのうえ、解答時間がシビアです。
そのため、計算が遅かったり、ケアレスミスが多かったりすると、高得点を取れません。
分からない問題に固執している
共通テスト数学ができない原因4つ目は、分からない問題に固執し舞っていることです。
前述の通り、共通テスト数学は時間がとてもシビアな試験です。
そのため、途中で分からない問題が出たときに立ち止まってじっくり考えてしまうと、時間が足りなくなります。
情報の取捨選択ができていない
共通テスト数学ができない原因5つ目は、情報の取捨選択ができていないことです。
共通テスト数学は問題文が長いです。
すべての文章を読んで必要のない情報まで拾ってしまうと、時間が足りなくなります。
そのため、テンポよく解答するためには最初に情報を取捨選択することが大切です。
想像力や発想力が足りない
共通テスト数学ができない原因6つ目は、想像力や発想力が足りないことです。
共通テストの数学には、見たこともないような目新しい問題が登場することがあります。
また、ぱっと見よくわからない不思議な誘導が付いている問題も多いです。
もし想像力・発想力が足りなければ、そういった問題に上手く対応できません。
共通テストの数学をできるようにする方法
ここからは、共通テストの数学をできるようにする方法を解説します。
繰り返し問題を解いてマーク形式に慣れる
共通テストの数学の練習問題や過去問を何度も繰り返し解いて、マーク形式に慣れましょう。
問題を演習する時は次の2つを意識しましょう。
- 普段からマークシートにマークする
- 出題された解答方針を覚える
普段からマークシートにマークしていれば、塗りつぶすスピードが速くなります。
また、出題された解答方針を覚えれば、次に同じような解答方針の問題が出たときに素早く対応できます。
選択問題を事前に決めておく
選択問題は事前に決めておきましょう。
ⅠAの選択問題 | 特徴 |
大問3:場合の数と確率 | 計算量が多くケアレスミスをしやすい 満点を取るのは少し難しいが、そこそこの点数を取りやすい |
大問4:整数の性質 | 整数を理解していれば簡単&時間もかからない ただ、理解するまでは大変 |
大問5:図形の性質 | 得意不得意が分かれる 問題により難易度が大きく異なる |
ⅡBの選択問題 | 特徴 |
大問3:確率分布と統計的な推測 | 選択する人が少ない 勉強すればとても簡単なので個人的におすすめ |
大問4:数列 | 計算量は多いが解きやすい ただ、解けそうで解けないことがある |
大問5:ベクトル | 解法方針がある程度決まっていて取り組みやすい 分からないときはとことん分からない |
選択問題を事前に決めておけば、対策が必要な分野が少なくなります。
また、本番で別の分野の問題文を読む必要がなくなるので、上手に時間配分できます。
日ごろから計算する&計算のコツを身につける
- 計算スピードが遅い
- 計算の精度が悪い
どちらも、共通テスト数学においては致命的です。
計算力を上げるには、どの問題を解くときもしっかり計算することが大切です。
解答方針だけ立てて次の問題に進むのは辞めましょう。
また、以下のような計算のコツを身につけることで、計算スピードがぐんとアップします。
- 式変形のときに変えない式を省略する
- 1/6公式などの計算テクニックを使う
分からない問題はすぐに飛ばす
何度も言っているように、共通テスト数学は解答時間が厳しい試験です。
そのため、分からない問題が出てきたら、いったん飛ばしましょう。
そして、もし時間に余裕があったら、戻って解きなおしましょう。
情報を取捨選択する
共通テスト数学には、余分な情報がとても多いです。
そのため、情報を取捨選択して、無駄な情報の読解に時間を使わないことが大切です。
取捨選択が苦手な人は、以下の3点を意識するだけでも結構変わります。
- 設問から読む
- ただの会話文は読まない
- 図・グラフ・表は使うときに読む
想像力や発想力を鍛える
共通テスト特有の問題に対応するには、想像力や発想力が必要です。
これらの力を鍛えるには、1問1問じっくり考えることが大切です。
分からないからと言ってすぐに「もう無理!」と諦めるのではなく、最低でも10分くらいは問題に向き合いましょう。
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- 共通テスト数学がどうしても解けるようにならない
- 共通テスト数学を一人で対策できるか不安
- 共通テスト数学で高得点を取りたい
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まとめ
共通テストの数学ができない理由と解決策を紹介しました!
共通テスト数学は攻略するのが難しい科目です。
ただ、数学で高得点を取れるようになれば、他の受験生と大きな差をつけられます。
ぜひ参考にしてみてください!
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