偏差値を10上げる勉強法を旧帝大次席が解説【何ヶ月かかる?】

偏差値を10上げるのは簡単ではありません。

たとえば偏差値50から60に上げる場合だと、

  • 偏差値50は上位50%(100人中50位)
  • 偏差値60は上位15.87%(100人中15〜16位)

なので、100人の受験者がいるなら34〜35人を追い抜くことが必要です。

筆者
「無理そう…」と感じたかもしれません。

 

しかし、順序立てて、正しいやり方で勉強すれば、偏差値10を上げることは誰にでも可能です。

 

  • 勉強してもなかなか成績が上がらない
  • 急いで成績を上げる必要がある

という人は必見です!

✔︎記事の信頼性

筆者の情報 旧帝大次席現役合格、共通テスト得点率86%、旧帝大2次試験得点率87%

▼筆者の受験結果はこちら▼
筆者の大学受験の結果 2位で現役合格 得点率87%

▼筆者の模試結果はこちら▼筆者の模試の結果 偏差値70多数 共通テスト模試768点

偏差値を10上げる勉強法

さっそく本題です。

短期間で偏差値を10上げたいなら、以下を丁寧に実践してください。

  1. 計画を立てる
  2. 計画を実行する
  3. アウトプット重視
  4. スキマ時間を活用
  5. 定期的に復習する
  6. 疑問点を残さない
  7. 毎日勉強する

計画を立てる

まずは計画を立てましょう。

 

計画がなければ、行き当たりばったりの勉強になってしまいます。

行き当たりばったりの勉強では成績が伸びません。

筆者
「いつまでに」「どの教科を」「どんな教材を使って」「どれだけの時間をかけて」勉強するのか、志望校の入試日から逆算してじっくり考えましょう。

計画を実行する

計画を立てるだけでは成績は上がりません。

立てた計画を実行しましょう。

 

もちろん、完璧に計画通りに勉強することはできません。

サボってしまう日や、急な用事でそもそも勉強できない日だってあるはずです。

 

また、計画通りに勉強できたとしても、思ったように成績が伸びるとは限りません。

そのため、学習状況や自分の成績を考慮しながら、定期的に計画を修正しましょう。

 

  1. 勉強計画を立てる
  2. 勉強計画を実行する
  3. 勉強計画を修正する

以上の3点を自分でできる自信がないなら、必ず個別指導を利用して勉強計画を作ってもらってください。

筆者
計画がなければ偏差値10を上げるのはほぼ不可能です。自分でできないなら、人に任せましょう。

おすすめの個別指導は「トウコベ」です。

 

トウコベでは、東大生がひとりひとりに合わせて勉強計画を立ててくれます。

また、マンツーマン授業や家庭学習の管理、24時間質問対応を行ってくれるので、着実に成績を伸ばせます。


 

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アウトプット重視

インプットばかりでは成績は伸びません。

インプットした知識をアウトプットすることが大切です。

 

具体的には、問題をたくさん解いてください。

数学や理科はもちろん、英語や国語、社会の問題もしっかり解くようにしましょう。

 

問題を解くことで、インプットした知識を「使える」ようになります。

また、知識を引き出すスピードが速くなるので、問題を素早く解けるようになります。

 

基本的には「インプット:アウトプット=3:7」くらいの割合で勉強を進めるのがおすすめです。

そして、受験期直前など勉強が煮詰まったタイミングでは「インプット:アウトプット=1:9」で勉強しましょう。

スキマ時間を活用

  • ぼーっとしている時間
  • 電車やバスなどに乗っている時間
  • ちょっとした休憩時間

など、スキマ時間を活用することはとても大切です。

 

英単語帳を見たり、参考書を見たり、スタディサプリを視聴したり。

スキマ時間にできる勉強はたくさんあります。

筆者
1日1時間スキマ時間で勉強できれば、半年で180時間、1年で360時間近くも勉強時間を確保できます。

定期的に復習する

たった一度勉強しただけで学習内容を完璧に理解し覚えられるのはごく一握りの天才だけです。

 

私も含め、多くの人は一度勉強したことを数日後には忘れてしまいます。

というより、そもそも一度勉強しただけでは理解できません。

 

ひとつひとつの内容を理解し、そして長期的に記憶に定着させるために、定期的に復習しましょう。

復習するタイミングは以下がおすすめです。

  1. 1日後
  2. 3日後
  3. 1週間後
  4. 1ヶ月後

疑問点を残さない

前半で勉強する内容と後半で勉強する内容は相互に関連しています。

よって、前半で疑問点を残してしまうと、後半の内容が理解できなることが多々あります。

筆者
たとえば、小学校の算数で習う四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)がわからなければ、中学校の数学で習う方程式は理解できませんよね。

 

そのため、疑問点が発生したらすぐにインターネット等で調べる癖をつけてください。

毎日勉強する

  1. 1週間のうち、1日だけ14時間勉強。他の日は全く勉強しない
  2. 1週間、毎日2時間勉強

①と②は合計の勉強時間が14時間という点では同じです。

しかし、②の方が圧倒的に成績は伸びやすいです。

筆者
短期間で偏差値を10上げたいなら、毎日必ず勉強してください。「勉強しないと気持ちが悪い」と思えるようになることを目指しましょう。

偏差値別の勉強法【科目別に解説】

ここからは、偏差値30/40/50/60から偏差値40/50/60/70に上げる勉強法を解説します!

偏差値30から40

偏差値30から40に上げるためにはとにかく基礎学習を徹底してください。

中学レベルの基礎からしっかりやり直しましょう。

 

科目別の具体的な勉強法は以下です。

国語知識をつける
数学教科書の問題を繰り返し解く
英語中学レベルの英単語を覚える
中学レベルの英文法を完璧にする
理科教科書の問題を繰り返し解く
社会一問一答で知識に関連するエピソードなどを理解する
教科書を読んで流れを理解する

偏差値40から50

偏差値40から50に上げるためには、偏差値30から40と同様に、基礎を徹底することが重要です。

科目別の具体的な勉強法は以下です。

国語知識をつける
数学教科書の問題を繰り返し解く
簡単な問題集の基本問題を繰り返し解く
英語英単語を覚える
中学レベルの英文法を勉強する
英文解釈を勉強する
理科教科書の問題を繰り返し解く
簡単な問題集の基本問題を繰り返し解く
社会一問一答で知識に関連するエピソードなどを理解する
教科書を読んで流れを理解する
筆者
やるべきことは「偏差値30から40」とほとんど変わりません。演習する問題の少しずつレベルを上げていく感じですね。

 

より詳しくは「偏差値40から50に上げる勉強法と勉強時間を旧帝大次席が解説」をご覧ください!

偏差値50から60

偏差値50から60に上げるためには、基礎をしっかり固めたうえで、量をこなすことが重要です。

具体的な勉強法は以下です。

国語知識をつける
数学基本問題を繰り返し解く
ひとつひとつの問題に丁寧に向き合う
英語英単語を覚える
英文法を勉強する
英文解釈を勉強する
長文の読解問題を解く
理科図やイラストと合わせて、基礎知識をインプットする
基本問題を繰り返し解いて、知識の理解を深める
社会一問一答で知識に関連するエピソードなどを理解する
教科書を読んで流れを理解する
問題を解いて、知らない知識をひとつひとつ潰していく

 

より詳しくは「偏差値50から60に上げる勉強法と勉強時間【大学受験】」をご覧ください!

偏差値60から70

偏差値70に上げるためには、応用問題を解けるようになることが必要です。

アウトプット中心に勉強を進めていきましょう。

 

具体的な勉強法は以下です。

国語速読と精読
選択問題を素早く解く練習
論述で必要な情報を選択する感覚を鍛える
数学問題をじっくり解く
英語英単語と英文法を極める
長文の音読・要約・多読
ディクテーション・シャドーイング
理科物理化学はとにかく演習
生物地学は暗記+演習
社会まずは暗記(論述問題の解答を暗記するのも○)
問題を解く
筆者
「知らない/わからない/できない」を徹底的に潰す気持ちで勉強を進めてください。

 

より詳しくは「偏差値60から70に上げる勉強法と勉強時間を旧帝大次席が解説【大学受験】」をご覧ください!

偏差値を10上げるためにやってはいけないこと

ここまでは、偏差値を10上げるために「やるべきこと」を解説しました。

ここからは、偏差値を10上げるために「やってはいけないこと」を解説します!

勉強時間だけを見て満足する

「勉強の効果」=「勉強の質」×「勉強時間」です。

そのため、勉強時間をどれだけ確保したとしても、勉強の質が低ければ、成績は伸びません。

 

よって、「今日は〇〇時間勉強できた!」と勉強時間だけを見て満足するのはやめてください。

代わりに「勉強を通じて何ができるようになったのか」を確認するようにしましょう。

レベルに合わない教材を使う

簡単すぎる教材だと、学べることは何もありません。

逆に難しすぎる教材だと、わからないことが多すぎて挫折してしまいます。

 

このように、レベルに合わない教材を使っても、成績は伸びないのでやめてください。

筆者
「少し難しいけど考えればわかる/解ける」くらいの教材を使うのがベストです。

偏差値10上げるのにかかる勉強時間|何ヶ月かかる?

偏差値を10上げるのに必要な勉強時間の目安は以下です。(※総合偏差値を10上げる場合)

  • 偏差値30から40:400〜600時間
  • 偏差値40から50:600〜800時間
  • 偏差値50から60:800〜1000時間
  • 偏差値60から70:1200〜1600時間

 

ここから、たとえば毎日3時間勉強した場合、

  • 偏差値30から40:5〜7ヶ月
  • 偏差値40から50:7〜9ヶ月
  • 偏差値50から60:9ヶ月〜11ヶ月
  • 偏差値60から70:13ヶ月〜18ヶ月

ほどかかることになります。

 

とはいえ、これはあくまで目安の勉強時間です。

今回解説した勉強法を実践すれば、より短い勉強時間で偏差値を10上げられるでしょう。

 

特に、一番最初に挙げた

  1. 勉強計画の作成
  2. 勉強計画の実行
  3. 勉強計画の修正

を丁寧に行うことが重要です。

 

本気で成績を伸ばしたいなら個別指導を利用しよう

ここまで勉強法を解説してきましたが、独学で偏差値を10上げるのはとても大変です。

しっかり勉強しても思うように成績が伸びず、途中で挫折してしまう可能性があります。

 

短期間で効率的に成績を伸ばしたいなら、個別指導を利用しましょう。

おすすめの個別指導はトウコベです。



トウコベがおすすめな理由は6つあります。

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  5. 一人ひとりに合わせた勉強計画を作成してくれる
  6. 授業料は受けた分だけだから料金がリーズナブル
筆者
独学で勉強するより、はるかに短期間で成績を伸ばせます。

トウコベが気になる人は、無料相談をしてみてください!

 

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まとめ

偏差値を10上げるのは大変です。

しかし、不可能ではありません。

 

今回解説した勉強法を参考に、どんどん成績を伸ばしていきましょう!

勉強法を徹底的に解説した記事です。

ブログには書ききれない「超細かいこと」まで、私の勉強に関する研究のすべてを詰め込んでいます。

この記事を読めば

✅つまらない勉強が楽になる
✅短期間で成績がぐんぐん伸びる
✅最小の努力で最大限の結果を出せるようになる

ようになります。

✅勉強で行き詰まっている人
✅成績を短期間で伸ばしたい人
✅まわり道をしたくない人
✅勉強で失敗したくない人
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はぜひご覧ください!

 

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