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化学が苦手な理由と克服法を旧帝大次席が解説!

こんにちは!偏差値50だった侍です!
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今回は「化学が苦手」な理由と、苦手克服法を解説します!

筆者について

化学が苦手な理由

化学が苦手な理由は6つあります。

  1. 化学の現象をイメージできていない

  2. 公式やパターンを丸暗記している

  3. 知識を覚えられない

  4. 計算ができない

  5. 単位を意識していない

  6. 問題演習が足りていない

化学の現象をイメージできていない

  • 電子ってどう動く?

  • 平衡ってどんな状態?

  • 体心立方格子ってどんな構造?

以上のような質問をされたとき、適切な図を書いて自分の言葉で説明できますか?

もし説明できないなら、あなたは化学の現象をイメージできていません。化学の現象をイメージできていなければ、問題文の状況を把握できません。

よって、正しい答えを導き出せないので、試験の点数も伸びません。

公式やパターンを丸暗記している

公式やパターンを丸暗記すれば、教科書レベルの問題なら解けるようになります。しかし、レベルが上がって少しひねった問題が出題されると、全く手が動かなくなります。

化学ができるようになるためには、公式やパターンをただ暗記するだけでなく、その意味や使いどころをしっかり「理解」して、「応用」できるようになることが重要です。

知識を覚えられない

生物ほどではないですが、化学には覚えるべき知識がたくさんあります。特に、無機化学はほとんど暗記科目と言えるでしょう。

そのため、知識を覚えるのが苦手な人は、化学も苦手な傾向にあります。

化学の知識は3つに分けられます。

  1. 覚えるべき知識

  2. 覚えなくても考えればわかる知識

  3. 覚えなくていい知識

このうち、「覚えるべき知識」を集中して覚えていくことが、化学に対する苦手意識を克服するために重要です。

単位を意識していない

化学において単位はとても重要です。

たとえば、密度・質量・体積の関係を考えてみましょう。

それぞれの単位は以下のとおりです。

  • 密度[g/cm^3]

  • 質量[g]

  • 体積[cm^3]

もし以上のように単位を理解していれば
「質量[g]を体積[cm^3]で割ったら、密度[g/cm^3]になるな」
とすぐにわかります。

しかし単位がわからなければ、「あれ、どういう関係だっけ」と迷ってしまい、変換するのに時間がかかってしまいます。

このように、単位を意識しているだけで、用語や式の理解度がぐんと深まります。問題が難しくなったとしても、単位を意識できていれば、うまく計算できるようになります。

計算が苦手

理論化学の場合、計算量が多いうえに、式が複雑です。

そのため、計算が苦手だとケアレスミスをたくさんしたり、1つ1つの問題を解くのに時間がかかったりするため、試験時間内に解ききれなかったりします。

問題演習が足りていない

  • 知識を覚えたぞ!

  • 公式の意味と使いどころを理解したぞ!

と思っていても、いざ問題演習してみると全然解けないということはよくあります。

化学ができるようになるためには、インプットした知識や公式を実際に使ってみる、つまり「アウトプット」が重要です。

アウトプットすることで知識・公式の理解度がより深まるとともに、「問題を解く感覚」が身につきます。

「化学が苦手」を克服する方法

化学が苦手な場合、順序立てて勉強することが重要です。
以下の順序で勉強を進めましょう。

  1. 基礎学習

  2. 解法パターンを学習

  3. 発想力養成

詳しくは以下の記事をご覧ください。


ただ、化学の独学は実際かなり難しいです。順序通りに勉強しても思うように成績が伸びず、挫折してしまう可能性も高いです。

よって、本気で化学をできるようにしたいなら、個別指導のトウコベを利用して、化学を理解しきっている東大生から教わるのが一番です。

トウコベについては以下の記事をご覧ください。

あとがき

勉強法について徹底的に解説した記事です。成績を伸ばしたい人は必ずみてください。

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