なぜ、どうして勉強するのか?勉強に意味が見いだせない高校生向けに解説!

偏差値50侍
ハロー。偏差値50侍じゃ。今回は高校生の頃に勉強をする意味について、個人の視点から解説するのじゃ。

 

「なぜ勉強しないといけないの?」

 

これは多くの高校生が思ったことがある、もしくは現在思っているであろうことです。

 

私も高校生の頃、そういう風に思っていました。

 

高校3年生になってから何となく、

 

「良い大学に行きたいな~」

 

なんて思って人生で初めて勉強に集中しました。

 

しかし、受験勉強をしていた時ですら、勉強する意味っていうのはほとんどわかりませんでした。

 

「大学に入るために必要だから」

 

こういう感じに割り切って考えてました。

 

しかし、今ではその意味を自分なりに見つけることができました。

 

今回は高校生向けに、勉強する意味を紹介します。

 

少しでも助けになったら幸いです!

 

半分正解半分不正解のよくある答え

 

多くの大人はこういうことを言います。

 

「高校での勉強は将来に役立つんだ。だから勉強しなさい。」

 

この答えは半分正解、半分不正解だと思います。

 

これから、その理由について解説します。

 

偏差値50侍
まずは、「半分不正解」の理由についてじゃ!

 

高校で勉強する内容はほとんど役立たない

 

高校で勉強すること(数学や国語など)は、ぶっちゃけるとほとんど役に立ちません

 

例えば、大学での研究について考えてみましょう。

 

一見、大学の研究には高校で勉強したことが役に立つように思えるかもしれません。

 

しかし実際は、大部分が必要ありません。

 

大学で研究されていることは幅広いです。

 

宇宙についての研究から、虫の研究まで様々です。

 

すべて、社会に役立つ有用な研究です。

 

研究のほとんどは超細かく細分化されています。

 

虫の研究の例だと、テントウムシの専門家はテントウムシについて他の人よりも遥かに詳しくなる必要があります。

 

しかし、ダンゴムシの知識についてはそこそこ、もしくは全く知らなくてもいいかもしれません。

 

高校では広く浅くの知識を学びます。

 

一方、大学の研究では狭く深くの知識が必要です。

 

自分の専門分野が「コンピューターサイエンス」だったら、高校の「古文」の知識は必要ありませんよね。

 

遥か昔にはコンピューターなんて存在しませんよね。(多分)

 

大学の例について話してきましたが、大人になってからも同様だと思います。

 

あと、高校で勉強することのほとんどは調べれば簡単に出てきます。

 

困ったときにインターネットで調べればすぐに答えが分かります。

 

以上のように、勉強する内容が将来役に立つとは言えません。

 

これが半分不正解の理由です。

 

偏差値50侍

次に、「半分正解」の理由についてじゃ!

 

高校で勉強した経験は役に立つ

 

半分正解なのは「高校で勉強した経験は役に立つ」からです。

 

「勉強する内容は役に立たない」が、「勉強した経験は役に立つ」んです。

 

例えば、高校で勉強したことのほとんどはインターネットで調べれば出てきます。

 

しかし、自分にとって最も効率の良い問題解決の方法は調べても出てきません。

 

問題解決の方法を考えるには、勉強の経験が必要です。

 

その経験が蓄積しているからこそ、たとえ感覚的にだとしても、

 

「どういう風なアプローチをすれば解決に近づくのか」

 

考えることが出来ます。

 

ある意味で、成功体験の蓄積ともいえるかもしれません。

 

例えば↓

  • 高校生の自分:「こういう考え方で解けた!こっちは別の考え方で解けた!」
  • 社会人の自分:「あれ?あの考え方を組み合わせればこの問題も解けるんじゃない?」

みたいなことです。

 

そういう経験をしてきた人が、答えのない問題にも立ち向かうことができます。

 

正しい答えは「勉強した経験が役に立つから」

 

以上より、正しい答えは「勉強した経験が役に立つから」です。

 

高校生のうちに勉強する経験を積んではじめて、社会に出て難しい問題や高い壁に遭遇しても、その経験を応用して乗り越えることができるようになるんです。

 

「勉強すること」を仕事にできるのは、高校生だけ

 

「高校生は勉強をすることが仕事だ」とよく言われます。

 

一見、マイナスな印象を受けますよね。

 

勉強ってやっぱり大変だし、嫌いな人もたくさんいます。

 

私も昔は勉強嫌いでした。

 

しかし、この言葉を裏返して考えてみると「高校生は勉強することを仕事にできる」と言えます。

 

勉強を仕事にできるのは高校生(学生)だけです。

 

つまり、勉強の経験を積極的に積むことが出来るのは、高校生(学生)のうちだけなんです。

 

高校生のうちに勉強した経験がないと後悔するかも?

 

勉強を仕事にできるこの時期を逃したら、今後勉強する機会を得るのは難しいです。

 

多くの人は高校生以降、生活を支えるために、自分で働く必要があります。

 

家庭を持ったらなおさら余裕はなくなるでしょう。

 

まとめ~高校生で勉強する意味は「勉強の経験を積むこと」

 

以上より、高校生で勉強する意味は「勉強の経験を積むこと」だと思います。

 

高校生で勉強した内容は、ほとんど役に立ちません。

 

しかし、勉強した経験は役に立つでしょう。

 

蓄積した経験を応用することで、難しい問題や高い壁に立ち向かうことが出来ます。

 

勉強を仕事にできるのは、高校生(学生)だけです。

 

大人になったらなかなかできない、高校生だけの特権です。

 

私自身、高校生の頃は、「大学に入るため」と割り切って勉強していました。

 

たまたまそう割り切れたおかげで勉強した経験を積むことが出来ました。

 

まだ大学生ですが、すでにその経験が役立っていることをひしひしと実感しています。

 

とはいえ、今回紹介した勉強の意味について、高校生ではまだあまり実感がないと思います。

 

この文章を読んでも「ほんとに勉強の経験が役に立つの?」って疑問に思う人はたくさんいるでしょう。

 

綺麗事にしか聞こえない人も多いと思います。

 

私はそれでもいいと思います。

 

勉強する意味が感じられず、やる気が出ない人におすすめの超楽な勉強法は、本ブログでも紹介してます。

 

実際に勉強嫌いであまり意味を見いだせなかった私が、大学受験を乗り切るために使っていた方法です。

 

「とにかく楽に」をモットーにいろいろ試した結果生まれた勉強法です(笑)

 

詳しくはテスト前日、ノー勉でも余裕⁉スマホを使った超絶楽な最強の暗記法をご覧ください!

 

あと、もともと勉強嫌いだった私でも、今では楽しいと思える勉強がたくさんあります。

 

勉強に意味が見出せない高校生は定期テストや大学受験だけに集中するのではなく、楽しく思える勉強をするのも良いと思います。

 

何度も言っているように、勉強を仕事にできるのは高校生だけですから。

 

好きなことを自由に勉強できるのもこの時期だけですよ。

 

偏差値50侍
楽しい勉強についてはこれから紹介するつもりなのじゃ。ブックマークなどして待っていてくれると嬉しいのじゃ!

 

今回紹介したこと、ぜひ1つの意見として参考にしてください!