受験勉強には、必ずと言っていいほど、成績が伸びない時期があります。
「成績が伸びない」どころか「成績が下がる」時期もあるでしょう。
私も高3で受験勉強をはじめてから4か月くらいはほとんど成績が伸びませんでした。
受験の2か月前には、急に成績が落ちたこともあります。
成績が伸び悩むと、すごい焦りますよね。
今回はその原因と解決策について考えました。
今焦っている人は、いったん落ち着いてください。
今回紹介することの中に、原因があるかもしれません。
成績が伸びない状態になったら、やみくもに対策しても意味がありません。
落ち着いて、自分がどれに当てはまっているのか、一緒に考えましょう!
たまたま低い点数を取っているだけ
「試験に緊張して」
「ケアレスミスが重なって」
点数が下がっているだけかもしれません。
「自分の実力を100%発揮できていない」
ということです。
問題演習ではすらすら解ける人が当てはまっているでしょう。
解決策:何度か別のテストを受ける
何度か別のテストを受けて、試験に慣れましょう。
試験に慣れれば緊張もしなくなり、ケアレスミスも減るでしょう。
すると、本来の実力をテストでも発揮することができるようになります。
それで点数が上がるなら、それは成績が伸びていることを示しています。
「そもそも成績は伸び悩んでいなかった」ということです。
もし何度もテストを受けても変わらなかったら、別の原因があるでしょう。
本当は基礎が分かっていない
基礎的なことが分かっていないという原因も考えられます。
「分かっている」とは「人に説明できる」ということです。
そのためには単に暗記しているではなく、その原理・理由を理解している必要があります。
何でもいいので、悩んでいる科目の基礎的なことについて
「自分の言葉で人に説明できるのか?」
考えてみてください。
もし、自信を持って説明できないのなら、これが原因の可能性が高いです。
解決策:基礎を再学習する
再度、基礎に戻って勉強しましょう。
勉強が進んだ今、基礎に戻ることは怖いかもしれません。
しかし、基礎力がないと限界があるのは事実です。
「実は基礎力がついていなかった」
ということを認めましょう。
一度基礎に戻ってみると、「自分が分かったつもりでいたこと」を明らかにできます。
すべてを勉強しなおす必要はありませんよ。
しっかりとした基礎力がつけば、成績も伸びはじめるでしょう。
周りが自分と同じくらい伸びている
自分だけが勉強しているわけではありません。
周りも同じくらいやってます。
自分と周りが同じくらい実力が上がっているなら、力関係は変わりません。
この場合、偏差値や順位などがあんまり変化しません。
すると、
「実力は上がっているんだけど、成績が伸びていないように感じる」
こんな状態に陥るんですね。
解決策:周りよりも努力する
これに関しては、周りよりも努力するしかありません。
「これ以上、勉強量を増やすのか…」
こう思いますよね。
しかし、今以上に頑張らないと、周りを抜かせません。
忍耐強く、今以上の努力ができるよう頑張りましょう。
モチベが上がらないときは【受験生必見】勉強のモチベが上がらない原因とその解決策をご覧ください!
もしそれが嫌なら、最後の方に超絶楽な勉強法も紹介してます。
気になる人はそちらをご覧ください!
勉強したことを忘れてる
勉強したことは、しばらく経つと忘れてしまいます。
なので、受験勉強の序盤にやったことを忘れているかもしれません。
1回やっただけで完璧に定着する人は少ないです。
天才的な学習能力があるなら、それも可能でしょう。
ですが、そんな人はほとんどいません。
昔勉強したことを覚えているかどうか、確認してみてください。
忘れている部分があまりに多いなら、これが原因かもしれません。
解決策:忘れたことを思い出す
逆に言うと、忘れている部分は伸びしろでもあります。
つまり、まだまだ成績が伸びる可能性があるということです。
「やったけど定着していなかったこと」を復習しなおしましょう。
それだけでぐんっと成績が上がるかもしれませんよ!
偏差値が高すぎる
単純に偏差値が高くなりすぎて、これ以上伸ばせる部分がない場合もあります。
大学受験だと、偏差値70を超えたあたりからは魔境です。
幼いころからずっと努力してきた強敵ばかりです。
私も偏差値70を超えてからビタッと成績の伸びが止まりました。
「自分の限界かな~」
って思って成績維持に切り替えました。
正規分布で考えると、偏差値70は上位2.3%くらいです。
100人のうち、2人くらいしかいません。
解決策:ミスを減らす
解決策は、ミスを減らすことくらいしかありません。
点数を上げるのではなく、点数が下がる行為をしないことです。
数学や理科だったら、計算ミスなどを減らす。
国語や英語だったら、誤った解釈などを減らす。
これが一番いい解決策だと思います。
もし成績を上げたいなら、今以上に頑張るしかありません。
自分を信じて頑張りましょう!
オーバーワークになっている
勉強のしすぎ、必要ないこと勉強してる場合があります。
つまり、オーバーワークしているということです。
「勉強しすぎて脳が追い付かない」
「難しすぎる単元に手を出している」
これが原因になって成績が伸び悩む、落ち込むんです。
私が受験の2か月前に成績が落ちた原因も、これだと思います。
→余分に解法を知った
→最適な解法を考えるようになった
→試験時間内に解き終わらない
→成績が落ちた
解決策:休憩する
オーバーワークに対する解決策は、休憩することです。
今やっている勉強をやめてみましょう。
ずっと勉強を続けてきた人にとって、これは怖いですよね。
しかし、勇気を持って勉強をやめてみると、頭が整理されます。
一日だけでもいいので、休憩してみてください。
私も難しすぎる問題集をやめたことで、成績が戻りました。
勉強法に限界がきた
自分の勉強法に限界が来た、ということも考えられます。
今やっている勉強のやり方では、これ以上伸びなくなったということです。
こうなってしまったら、同じやり方で勉強を続けても成績は伸びないままです。
解決策:勉強法を見直す
解決策は勉強法を見直すことしかありません。
思い切って、新たな勉強法に挑戦しましょう。
失敗したくない人はテスト前日、ノー勉でも余裕⁉スマホを使った超絶楽な最強の暗記法を参考にしてください!
これは、私が実際に使って3か月で偏差値を54から71に上げた方法です。
楽な割に効果絶大なので、一度試してみてください!
まとめ
成績が伸び悩む原因とその解決策について考えました。
成績の伸び悩みは受験勉強をする人なら、誰しもが経験することだと思います。
「これが原因だ!」
と言い切れないのが、難しいところです。
今回紹介したことの中から、自分がどれに当てはまっているか考えてみましょう。
原因は1つじゃないかもしれません。
各原因に対する解決策も紹介したので、ぜひ参考にしてください!