今回はそんな一夜漬けのプロの筆者が、「テスト前日!ノー勉でやばい!」という状況を解決する方法を紹介します。
時間がないかもしれませんが、5分くらいで読めるのでぜひ参考にしてみてください!
現役旧帝大生(次席合格)。共通テスト現役第1期&776点。二次試験得点率85%越え。英検準1級&TOEIC975。本ブログで受験生や大学生に役立つ情報を発信中!
テスト前日ノー勉から一夜漬けで間に合うのか?
テスト前日ノー勉から一夜漬けで「すべての科目で高得点を取ること」はほぼ不可能です。
ただ、テスト前日ノー勉から、赤点を回避することは間違いなく可能です。
なんなら、いくつかの科目で高得点を取ることもできます。
テスト前日ノー勉から最大限の成績を取るためのコツ
ここからは、テスト前日ノー勉の状態から、最大限の成績を取るためのコツを紹介します!
まず勉強しない科目を決める
断言します。テスト前日からすべての科目を対策するのは無理です。
すべての科目を対策しようとするには、時間があまりに足りません。
定期テストでは、こんなに多くの科目があります。
- 数学(数学ⅠA、ⅡBなど)
- 国語(現代文、古文など)
- 英語(リーディング、リスニングなど)
- 社会(現代社会や政治経済など)
- 理科(物理、化学、生物、地学)
- 保健体育や家庭科などの副教科
たとえば、国語数学英語社会の4科目が翌日の定期テストの内容という状態を想定してみましょう。
テスト本番まで残っている時間は、睡眠時間を除いて6~10時間程度でしょうか。
この状況で4科目をまんべんなく勉強する場合、1科目当たり1.5~2.5時間ほどしか時間を取れません。
経験的に、こんな短い勉強時間では対策しきれません。赤点まっしぐらです。
そのため、いくつかの科目は捨てなければいけません。
捨てる科目の選び方はいろいろあります。たとえば、こんな感じに。
- 優しい先生が担当する科目を捨てる
- 副教科を捨てる
- 苦手科目を捨てる
どれも効果的な方法です。
ただ、私は文章題の科目を捨てることをおすすめします。
その理由は、対策しなくても点数がひどくなることがないからです。
文章題の科目というのは、たとえば国語です。
国語の論述なんか、問題分に書いてあることをいくつか記述に含めれば及第点を取れます。
逆に、数学や理科など、計算が多い科目を捨てるのはおすすめしません。
その理由は、公式の使い方を覚えるだけで簡単に点数を上げられるからです。
もちろん、勉強する科目・勉強しない科目の決め方は人によります。
たとえば赤点を取りそうな科目があるなら、その科目をまず勉強すべきです。
各科目の目標点数を決める
次に、勉強する科目の目標点数を決めましょう。
目標点数の設定は、時間配分を決めるために必要です。
例として、私が高校1年生のときの、ある定期テストでの目標点数と時間配分を紹介します。
・英語リーディング:50点
・英語リスニング:50点
・現代文:70点
・古文:40点
・保健体育:60点
・家庭科:60点
勉強する科目
・数学:77点(←縁起がいいから)
・化学:60点
・生物:80点
・現代社会:85点
・化学:3時間
・生物と現代社会:時間が許す限り
時間配分を決めるときのコツは、自由時間を作ることです。
自由時間があれば、「この科目もう少し勉強が必要だな」と感じたときに追加で勉強できます。
テストでの戦略を決める
テストでの戦略を決めておくことも大切です。
なお、テストでの戦略は「捨てる・捨てない」にかかわらず決めましょう。
たとえば、以下のような感じです。
- 数学は応用問題を捨てて基本問題に集中する
- 単語の勉強はしないから、英語の単語問題はさっさと飛ばす
時間をかける問題と最初から諦める問題を事前に決めておくことで、試験の結果が大きく異なってきます。
一夜漬けなら、この過程はなおさら大事です。
少しでもいいから眠る
テスト前日ノー勉の状況。1分1秒でも時間が惜しいです。
しかし、全く眠ることなくテスト本番を迎えるのは厳禁です。
少しでもいいので、睡眠を取ってください。その理由は以下です。
- 寝てる間に記憶が整理されるから
- 気持ちが切り替わるから
- テストの集中力が上がるから
睡眠を全くとらないでテストに挑むと、集中力が「がくん」と落ちて良い点数なんてまず取れません。
眠らないで勉強するデメリットより、勉強時間を少なくして少しでも眠るメリットの方が圧倒的に大きいです。
少しでもいいので眠っておきましょう。
テスト前日ノー勉から最大限の成績を取る勉強法
ここからは、一夜漬けに最適な勉強法を紹介します。
ここで、一夜漬けで「応用問題は解けるようにならない」ということは理解しておいてください。
発想力や応用力は短期間では上達しないので、あきらめましょう。
「一夜漬けで対策できるのは基本問題だけだ」
このように思っておけば気持ちが楽ですし、1時間当たりの成績の上がり幅が大きくなります。
安心してください。基本問題さえ取れれば、赤点は回避できます。
むしろ、十分良い点数が取れます。
数学や理科など計算系科目の勉強法
まずは、計算系科目の基本問題を1日で解けるようになるための勉強法は以下です。
- 映像授業でテスト範囲の公式の使い方を学習
- 問題演習で実際に使いながら定着させる
これを繰り返してください。
テストの基本問題で点数を取るためには、公式の使い方さえ覚えてしまえばいいんです。
ここで、公式の使い方を短時間で確実に覚えるために、映像授業を活用しましょう。
教科書や参考書では理解するために時間がかかりすぎます。
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英語国語社会など記述&暗記系科目の勉強法
記述&暗記系科目の勉強法はとてもシンプルです。
「映像授業を何度も何度も繰り返し見る」
映像授業は視覚と聴覚を同時に使えるため、文字だけの参考書を見るよりも圧倒的に学習内容が頭に残りやすいです。
何度も何度も見て、知識を短期記憶しましょう。
さらに効率的に暗記するためには、先生の説明をまねてみるのがおすすめです。
イントネーションや身振り手振りなど、なるべく忠実にまねてみましょう。
これにより短期記憶がさらに活性化して、学習内容が頭に残りやすくなります。
だまされたと思って、一度やってみてください。
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受験生は定期テストを捨ててもいい
最後に少し余談です。
受験生なら、定期テスト対策をしないのも全然ありです。その理由は以下です。
- 志望校に特化して勉強するほうが効率良い
- テスト対策する時間があるなら模試の復習をすべき
- そもそも受験生なら学校のテストくらい簡単に点数取れるはず
なんなら、休むのもアリだと思います。(もちろん、学校が休むのを許してくれる場合ですが…)
まとめ
「定期テストの前日なのに勉強してなくてやばい!」
こんな状況で、当日までにできる最善のことを紹介しました。
②各科目の目標点を決める
③テストでの戦略を決める
④少しでいいから睡眠時間を取る
①映像授業で公式の使い方学習
②問題演習で公式を使用して定着させる
記述&暗記系科目:
①映像授業を何度も何度も見る
これで赤点をばっちり回避できます。
なんなら、上手に一夜漬けできるようになれば、いくつかの科目で高得点を取れるようになります。
ぜひ参考にしてみてください!
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