- ちゃんと対策したのに中間(期末)テストで悪い点数を取ってしまった
- 高校の定期テストの点数が思った以上に低かった
- 大事な模試の成績が前より下がった
頑張って勉強したのに、テストで悪い点数を取ってしまうと落ち込みますよね。
しかし、落ち込んでばかりいるわけにはいきません。
気持ちを切り替えて、また次のテストや受験に向けて勉強することが大切です。
そこで今回は、テストの点数が悪くて落ち込でしまった時の気持ちの切り替え方を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
テストで点数が悪くて落ち込んだときの気持ちの切り替え方
さっそく、テストで点数が悪くて落ち込んだときの気持ちの切り替え方を紹介します。
まずは状況や気持ちを素直に受け入れる
まずは「テストで悪い点数を取った」という状況と、「落ち込む」という気持ちを素直に受け入れましょう。
思い通りにいかないと人間誰しも落ち込みます。無理に感情を抑える必要はありません。
状況と気持ちを受け入れて向き合うことは、次のアクションを起こすために必要なことです。
逆に、もし状況や気持ちを受け入れなければ、嫌な気持ちはずっと解消しません。
もし素直に受け入れられない場合は、今の状況や気持ちを紙に書き出してみてください。
そうすることで徐々に気持ちが整理され、冷静に自分と向き合えるようになります。
努力した事実を評価する
「テストの点数が悪くて落ち込んでいる」ということは、テストに向けて頑張ったという事実があるからです。
頑張っていない人は、テストの点数が悪くても落ち込めません。
なので、努力した事実を評価してあげることが大切です。
「自分は落ち込めるくらい頑張ったんだ」と思えるようになれば、少し気持ちは楽になるはずです。
「失敗を活かせば良い」と考える
学校のテストや模試で点数が悪かったとしても、それを次に活かせば何も問題ありません。
このように「失敗しても次に活かせば良いや」と考えることも大切です。
これは意外かもしれませんが、ずっと成功続きの人ほど「受験本番」など大事なところで失敗することが多いです。
なので、いま失敗できたのはむしろラッキーです。
(失敗の活かし方については記事後半で紹介しています!)
気分転換する
気分転換することも大切です。
- 趣味に打ち込む
- 美味しいものを食べる
- たっぷり寝る
- 運動する
- 友達と遊ぶ
特に、テストや模試に向けて切り詰めてきた人は身体も脳も疲れているでしょう。
この状態では次のアクションを起こしづらくなります。
思いっきり気分転換して、疲れも落ち込みもパッと吹き飛ばしてしまいましょう!
テストの点数が悪かったときにやるべきこと
ここからは、テストの点数が悪かったときにやるべきことを紹介します。
失敗からしっかり学ぶことが成功につながるので、必ず実践してください!
テストを解き直す
まずはテストを解き直してください。
教科書や参考書、テストの解答解説を読みながら、分からない問題がなくなるまでとことん解き直しましょう。
疑問点を残さないようにすることが大切です。
どうしても自分一人では分からないなら、学校や塾の先生に質問しましょう。
もし最初からスムーズに解けた場合は、テストで本来の実力を発揮できなかっただけかもしれません。
「テストで本来の実力を発揮できなかっただけかも」と感じたら、記事後半の「テストで最大限の実力を発揮するコツ」まで飛ばし読みしてもらって大丈夫です。
できなかった原因を探る
そして、点数が低くなった原因について考えてみましょう。
このとき、間違っていた問題だけでなく、テストで合っていたけど自信がなかった問題についても確認することが重要です。
- 単純なケアレスミスをしてしまったから
- 問題文を読んでいなかったから
- 暗記していなかったから
- 理解していなかったから
など、原因は人によりさまざまです。
原因を特定することが改善につながるので、時間をかけてしっかり考えましょう。
同じ失敗をしないために必要なことを書き出す
できなかった原因が見つかったら、二度と同じ失敗を残さないために必要なことを書き出しましょう。
たとえば、計算ミスで点数を大きく落としたなら、日頃から計算する癖をつけて計算力を伸ばしたり、テスト時の見直しに時間を割いたりするのが有効です。
また、暗記不足で点数を落としてしまっているなら、暗記により多くの勉強時間を配分するべきです。
はたまた、勉強のやり方が根本的に間違っている可能性も考えられます。
勉強のやり方については記事後半の「効率的な勉強法」で紹介するので、ぜひ参考にしてください。
書き出したことを実行する
必要なことをただ書き出しただけでは改善しません。
必要なことを書き出したら、それらを確実に実行することが重要です。
効率的な勉強法
「学習効果」=「勉強時間」✖️「勉強の質」です。
どれだけ勉強しても、勉強の質が低ければ成績は伸びません。
そこで、ここからは効率的な勉強法を紹介します。
「これ良いな」と思った部分を今の勉強法に取り入れることで、勉強の質が上がって点数が伸びやすくなるのでぜひ参考にしてください!
中学生
中学生は以下に紹介する方法で勉強を進めるのがおすすめです。
英語 | 英単語は音読して覚える 英文法や長文読解はワークで繰り返し問題演習 |
数学 | 解法を確認しながらワークで繰り返し問題演習 |
国語 | 授業で扱った文章を繰り返し音読 授業のノートを繰り返し音読 |
理科 | 公式を確認しながらワークで繰り返し問題演習 |
社会 | 暗記事項は口に出して覚える 一問一答などアウトプットを意識する |
勉強しても点数が伸びない中学生に共通する特徴については以下の記事もご覧ください。
あれほど勉強したのにテストの点数が低くてショック… ちゃんど勉強しているはずなのに全くできるようにならない…今回はこんなお悩みを解決します。 「勉強しているのに成績を取れない」という状況に陥っ[…]
高校生
高校生は以下に紹介する方法で勉強してみましょう。
科目 | 勉強法 | 関連記事 |
英語 | 英単語:単語帳で頻出単語をおさえる&知らない単語を都度メモ 英文法:基礎事項徹底学習&4段階の問題演習 長文読解:英文解釈、音読、要約、多読の順で リスニング:ディクテーション&シャドーイング 共通テスト:リスニングは情報処理能力を身につける | 高校英語の勉強法を旧帝大次席が徹底解説!【大学受験&共通テスト】 |
数学 | ①知識と解法パターンを理解する ②問題演習で解法パターンを定着させる ③難問に向き合って発想力を身につける | 高校数学の独学勉強法とおすすめ参考書を旧帝大次席が解説【大学受験】 |
国語 | 問題演習をしながら実践的に知識をつける 現代文は単語の意味や「接続詞前後が大切」という定石など 古文漢文は単語や文法事項、時代背景など | — |
理科 | 全体像を把握することからはじめる 知識の理解は問題演習で深める しっかり計算する | 高校物理の勉強法を旧帝大次席が徹底解説 |
社会 | 全体像を把握することからはじめる エピソードと関連付けて覚える 反復学習を意識する | 社会を1日で覚える方法を旧帝大次席が解説 |
映像授業で日々の学習効率を上げよう
- 苦手科目を克服したい
- 日々の学習効率を底上げしたい
- 初学者
という人は、映像授業を利用するのがおすすめです。
私が特におすすめしたい映像授業はスタディサプリです。
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=UEyNYVR220M)
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今回はスタディサプリ高校・大学受験講座を徹底解説します! スタディサプリ高校・大学受験講座の評判はどう? スタディサプリ高校・大学受験講座を利用するメリットは? スタディサプリ高校・大学受験講座の料金体系は? ほ[…]
テストで最大限の実力を発揮するコツ
- テストで緊張してしまった
- 想定外の事態が起きたから焦ってしまった
などの理由により、本来の実力が発揮できなかった人もいると思います。
そこで、ここからはテストで最大限の実力を発揮するためのコツを紹介します。
テスト前日は早寝する
テスト前日、夜遅くまで勉強していませんか?
睡眠不足だと集中力が落ちてしまい、本来の実力が発揮できません。
なるべく多くのことを頭に叩き込みたい気持ちはわかりますが、テスト前日は早寝するようにしましょう。
テスト当日は早起きする
テスト当日は早起きしましょう。
早起きすることで、目覚めた状態でテストを受験できます。
逆に、起きるのがテスト1時間前とかになってしまうと、まだ頭がぼんやりしている状態でテストを受けることになります。
これでは本来の実力を発揮できず、思った以上に悪い点数を取ってしまいます。
テストでの戦略を決めておく
事前にテストでの戦略を決めておくことも重要です。
- 各問題の時間配分はどのくらいか
- 見直しにどれくらいの時間をかけるか
- まずどの問題に手をつけるか
- 難しい問題が出てきたらどうするのか
以上を決めておくだけでも落ち着いてテストを受けられるようになるので、実力通りの力を発揮しやすくなります。
テスト5分前からは落ち着く時間にする
テスト直前まで勉強したい気持ちはわかります。
しかし、ギリギリまで勉強していると気持ちがたかぶった状態でテストを受けることになるので、ケアレスミスしやすくなります。
そのため、テスト5分前は深呼吸したり、目を瞑ったりして落ち着く時間にするのがおすすめです。
自分を信じてテストを解く
あとは、自分を信じてテストを解くだけです。
「ここまで頑張ったのだから結果を出せる」と自己暗示をかけるように、ポジティブに考えましょう。
まとめ
テストの点数が思った以上に悪いと落ち込んでしまうのは仕方がありません。
しかし、いつまでもクヨクヨしているわけにはいきません。
点数が悪くて落ち込んだ時は、まずその状況と落ち込む気持ちを受け入れることが大切です。
そのあと、努力した事実を認めてあげたり、「失敗を次に活かそう」とポジティブに考えたりしてください。
- 趣味に没頭する
- 大きな声で歌う
- 友達と遊ぶ
といった気分転換も気持ちを切り替えるのに有効です。
ぜひ参考にしてください!