【高校数学】おすすめの薄い問題集5つを旧帝大理系次席が紹介

今回は高校数学を勉強するのにおすすめの薄い問題集を紹介します!

筆者の情報 旧帝大次席現役合格、共通テスト得点率86%、旧帝大2次試験得点率87%、TOEIC975所持、英検準1級所持

薄い問題集を使うメリット

まずは薄い問題集を使うメリットを紹介します。

持ち運びやすい

薄い問題集はバッグに入れてもかさばらず持ち運びやすいのがメリットです。

そのうえ、重量も軽いので、外出先でサクッと勉強したいときに気軽に持っていけます。

短期間で終わるので取り組みやすい

青チャートやFocus Goldなどの網羅系の分厚い問題集と比べて、薄い問題集は問題量が少ないです。

そのため、短期間で終わらせられるのがメリットです。

筆者
問題量が少ないとは言っても、良問が厳選されているので学習効果は高いです。

ゴールが見えるのでモチベを維持しやすい

分厚い問題集だと残りのページ数を見て「まだこんなにあるのか…」とモチベが下がることがあります。

一方、薄い問題集を使えば「あとちょっとで終わる!」というようにゴールが近く感じるので、問題演習をするモチベを維持しやすいのがメリットです。

薄い問題集を使うデメリット

もちろん、メリットばかりではありません。

ここからは、薄い問題集を使うデメリットを解説します。

1テーマ当たりの問題量が少ない

問題集を薄くするためには、問題を厳選しなければいけません。

そのため、1テーマ当たりの問題量が少ないことがあるのがデメリットです。

 

たとえば、網羅系問題集の代表格である青チャートなら、1つのテーマを「さまざまな角度から捉えた問題」が載っています。

一方、薄い問題集には、1つのテーマの「本質を捉えた問題」だけが載っていることが多いです。

 

本質を応用してさまざまな問題に対応できる人にとっては、これはさほど問題ではありません。

しかし、本質を学んだからと言って、それを別の切り口の問題に適用するのはなかなか難しいです。

難しい問題が多い

また、薄い問題集には難易度の高い問題が載っていることが多いです。

 

難問を解くための発想力を身につけられるという点ではメリットです。

しかし、数学について何も知らない状態から薄い問題集を使ってしまうと挫折してしまう可能性があります。

薄い問題集は「サブ」の問題集として持つのがおすすめ

そのため、薄い問題集は「サブ」の問題集として持つのがおすすめです。

 

つまり、青チャートなどの分厚い網羅系問題集を「メイン」にしつつ、補強したい部分を「サブ」の薄い問題集で補います。

これで抜け漏れなく高校数学を勉強できます。

 

高校数学のおすすめ参考書については「高校数学のおすすめ参考書15選を旧帝大次席が厳選!わかりやすいのはどれ?」をご覧ください。

高校数学を勉強するのにおすすめの薄い問題集

では、高校数学を勉強するのにおすすめの薄い問題集を紹介します!

1対1対応の演習シリーズ

ページ数数学1編:120p、数学A編:128p、数学2編:164p、数学B編:88p、数学3微積分編:152p、数学3曲線・複素数編:104p
サイズA4サイズ
難易度入試基礎~入試応用

1対1対応の演習シリーズは、入試の標準的な問題が載っている問題集です。6部構成なので比較的問題数が多く、幅広い問題パターンを網羅しています。

教科書レベルから入試レベルにステップアップしたい人におすすめです。

 

1対1対応の演習について詳しくは以下の記事をご覧ください。

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新数学スタンダード演習

ページ数数学ⅠAⅡB編:192p、数学Ⅲ編:132p
サイズA4サイズ
難易度入試応用~入試発展

新数学スタンダード演習は、前述の「1対1対応の演習シリーズ」より一段階難易度が高い問題集です。各単元の本質を問う重要問題がギュギュっと詰まっています。

新数学スタンダード演習は、難関大の過去問演習前の仕上げをしたい人におすすめです。

 

新数学スタンダード演習について詳しくは以下の記事をご覧ください。

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全レベル問題集シリーズ

ページ数1基礎レベル:224p、2共通テストレベル:232p、3私大標準・国公立大レベル:208p、私大上位・国公立大上位レベル:212p、5(数学Ⅲ)私大標準・国公立レベル:168p、6(数学Ⅲ)私大上位・国公立大上位レベル:192p
サイズA5サイズ
難易度教科書レベル~入試発展レベル

全レベル問題集シリーズは、レベル別に分かれている問題集です。6部構成で、1冊子あたり約100問載っています。

学習状況や目標のレベルに合わせて問題集を使い分けたい人におすすめです。

やさしい理系数学

ページ数135p
サイズA5サイズ
難易度入試標準~入試発展

やさしい理系数学は、応用範囲の広い問題解法のアプロ―チを多数取り入れている問題集です。例題50問+演習問題150問の計200問載っています。

数学ⅠA・ⅡB・Ⅲの重要問題が1冊にまとまった問題集が欲しい人におすすめです。

文系数学の良問プラチカ

ページ数48p
サイズA5サイズ
難易度入試応用~入試発展

文系数学の良問プラチカは、最難関国公立の文系入試における問題が載っている問題集です。計149問の良問が掲載されています。

数学でライバルと差をつけたい文系におすすめです。

高校数学の勉強法

高校数学の勉強法を紹介します。

数学の勉強法

数学の問題を解くのに必要な力は、読解力・思考力・発想力です。

今回紹介した問題集は、思考力や発想力を身につけるのに役立ちます。

 

数学の勉強法について詳しくは以下の記事をご覧ください。

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本当の数学力を身につけたいなら数学専門塾がおすすめ

  • 数学がどうも苦手
  • 数学でライバルと差をつけたい
  • 自力では数学を勉強できない

という人は、数学専門塾を利用するのがおすすめです。

 

数学専門塾を利用することで、数学の考え方を根本から学習できます。

そのため、どんな問題が出てきても適切に対応できる柔軟な数学力が身につきます。

 

おすすめの数学専門塾は以下です。

鬼管理数学塾
2週間無料で体験可能!徹底した専用カリキュラムに従って勉強したい人におすすめ!
数強塾
無料体験授業実施中!数学が超苦手な人におすすめ!
筆者
料金は月15,000円~。少し高く感じるかもしれませんが、受験の重要科目である数学で安定して高得点を取れるようになると考えれば、良い投資だと思います。

 

おすすめの数学塾について詳しくは以下の記事をご覧ください。

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まとめ

高校数学を勉強するのにおすすめの薄い問題集を5つ紹介しました!

  1. 1対1対応の演習
  2. 新数学スタンダード演習
  3. 全レベル問題集
  4. やさしい理系数学
  5. 文系数学の良問プラチカ

ぜひ参考にしてみてください!

 

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