新数学スタンダード演習(スタ演)の評判とレベル、使用感のレビュー

偏差値50侍
ハロー。偏差値50侍じゃ。今回は『大学への数学 新数学スタンダード演習(スタ演)』の評判とレベルを調査したのだ。実際に長期間使っていた拙者による感想もぶっちゃけるぞ。

 

新数学スタンダード演習(スタ演)は「大学への数学 一対一対応の演習」や「大学への数学 新数学演習」と同シリーズの数学の問題集です。

 

「大学への数学 一対一対応演習」についてはを【大学への数学一対一対応】レベルと効果的な使い方を伝授するぜよ!ご覧ください!

 

「大学への数学 新数学演習」については【激むず】新数学演習の評判とレベル、実際に使っていた感想をご覧ください!

 

受験生の頃、私はこの3つの問題集をすべて使っていました。

 

今回は3つのうち中間の問題集であるスタ演の評判とレベルの調査をしました。

 

また、隅から隅まで使っていた私が、その使用感を教えます。

 

新数学スタンダード演習(スタ演)の評判

 

スタ演の評判を良い評判、悪い評判に分けて紹介します。

 

良い評判

 

良い評判として、こういう意見が多かったです↓

  •  1単元当たりの問題数が多い
  •  各単元の重要事項を的確におさえている
  •  難易度が標準レベルで基礎のアウトプットに最適

 

この問題集の単元の分け方は、例えば「平面のベクトル」や「空間のベクトル」、「三角・指数・対数関数」みたいな感じです。

 

他の問題集と比べると、少し特殊な分け方をしています。

 

各単元あたり、数学ⅠA、ⅡBの問題が載っている4月号はだいたい15~25問くらい載っています。

 

数学Ⅲの問題が載っている5月号は、それより少なく、だいたい10~20問くらいです。

 

単元が結構分かれているので、問題数はかなり多い印象を受けます。

 

ⅠAⅡBが280~300問ほど、Ⅲが130問くらいです。(問題数は年度によって変化)

 

偏差値50侍
続いて、悪い評判についてじゃ!

 

悪い評判

 

悪い評判として、こういう意見が多かったです↓

  •  問題が古い
  •  面白い問題はあまりない

 

悪い評判はそこまでありませんでした。

 

ただ、最近は中身が改訂されてきて問題も新しくなっていますが、それでもまだまだ古い問題は残っていると思います。

 

また、解いていて面白く感じるような問題が少ないという意見もありました。

 

標準的な問題を多く扱っているので、それは仕方ないかもしれませんね。

 

偏差値50侍
続いて、当書のレベルについてじゃ!

 

新数学スタンダード演習(スタ演)のレベル:「入試標準」レベル

 

スタ演のレベルは「入試標準」レベルです。

 

難関大受験者だったらみんな解ける難易度です。

 

標準的な問題が多いので、基礎固めとしての問題集ですね。

 

偏差値50侍

続いて、当書を隅から隅まで使っていた拙者にが、その使用感をぶっちゃけるぞ!

 

新数学スタンダード演習(スタ演)の使用感

 

私は受験生の頃に、スタ演にはかなりお世話になりました。

 

受験生の頃に感じていた使用感を、良いところと悪いところに分けてぶっちゃけます。

 

良いところ

 

スタ演の良いと思ったところ↓

  •  基礎固めにちょうどいい難易度
  •  各単元の網羅性が高い
  •  楽な解き方も紹介されている
  •  解説に図が多くて分かりやすい

 

この問題集の役割は、やはり数学の基礎固めです。

 

各単元の網羅性も高いので、これをやれば確実に基礎力はつきます。

 

また、時間短縮のための考え方や楽な解き方がかなり載っています。

 

別解も豊富なので、ある問題に対していろんなアプローチの方法を勉強したい人に特におすすめです。

 

私も裏技やテクニック的なことを当書からいくつか学んで、入試本番でも使っていました。

 

時間短縮になり、とても助かりました。

 

解説には記述解答に必要な図や、補足のために、具体例として図が多く載っています。

 

図の豊富さが解説の分かりやすさに磨きをかけています。

 

偏差値50侍
続いて、悪いと思ったところについてじゃ!

 

悪いとこ

 

スタ演の悪いと思ったところ↓

  •  問題が古い
  •  解説が省略されている部分が一部ある
  •  月刊号の増刊なので、取り扱っていない書店が多い

 

悪い評判の中にもあったように、問題の古さはまだまだ感じます。

 

私が受験生の頃に使っていたのは、2019、2020年度のものでしたが、1990年代後半~2000年代前半の問題が多く載っていました。

 

最近は中身が改訂されて問題も新しくなってきていますが、まだまだ古い問題は残っています。

 

次に、解説の記述の中に省略されている部分がいくつかあります。

 

この場合、行間を読む必要があります。

 

数学の基礎力を持つ人なら問題なく行間を読むことができますが、基礎力がない場合は沼にはまる可能性もあります。

 

あと、当書は「大学への数学 月刊号」の増刊として出版されてます。

 

数学ⅠAⅡBは4月号の増刊、数学Ⅲは5月号の増刊です。

 

雑誌ということもあり、時期を逃すと書店では扱わなくなることも多いです。

 

特に田舎の方では、4月、5月でも扱わない書店は多いかもしれません。

 

偏差値50侍

田舎ではなかなか売れないのじゃろうか?拙者は田舎に住んでいたが、どこの書店に行っても扱っていなかったのだ。よって、取り寄せしたのだ!

 

まとめ

 

『大学への数学 新数学スタンダード演習』の評判まとめとレベル、実際に愛用していた私がその使用感を正直にぶっちゃけました。

 

レベル:「入試標準」レベル

 

良い評判

  •  1単元当たりの問題が多い
  •  各単元の重要事項を的確におさえている
  •  難易度が標準レベルで基礎のアウトプットに最適

 

悪い評判

  •  問題が古い
  •  面白い問題はあまりない

 

 

スタ演の良いと思ったところ

  •  基礎固めにちょうどいい難易度
  •  各単元の網羅性が高い
  •  楽な解き方も紹介されている
  •  解説に図が多くて分かりやすい

 

スタ演の悪いと思ったところ

  •  問題が古い
  •  解説が省略されている部分が一部ある
  •  月刊号の増刊なので、取り扱っていない書店が多い

 

数学の基礎固めができる、優秀な問題集です。

 

各単元の問題が豊富で網羅性も高いので、入試数学の土台を築くことができます。

 

難易度は難関大受験者ならみんな解けるレベルです。

 

なので、基礎固めとしてはもちろん、基礎の確認として使うのもおすすめです。

 

新数学スタンダード演習は「数学ⅠAⅡBの4月号」、「数学Ⅲの5月号」に分かれています。

 

「間違って数学Ⅲの5月号を買っちゃった」みたいなこともあるので、注意しましょう。

 

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