化学のおすすめ参考書14選を旧帝大生理系が紹介!

今回は化学のおすすめ参考書を14つ厳選して紹介します!

  • 化学の参考書が欲しい
  • 単元をピンポイントで勉強できる参考書が欲しい
  • 自分のレベルに合った問題集が欲しい

この記事を読めば、あなたにぴったりの化学の参考書が見つかります!

 

筆者の情報
現役旧帝大生(次席合格)。共通テスト現役第1期&776点。二次試験得点率85%越え。英検準1級&TOEIC975。本ブログで受験生や大学生に役立つ情報を発信中!

 

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化学の参考書の選び方

化学の参考書の選び方

 

まずは化学の参考書の選び方を紹介します!

目的に合わせて選ぶ

化学の参考書を選ぶときは、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。

 

たとえば、化学基礎を勉強するなら、化学の参考書よりも化学基礎の参考書の選ぶべきです。

また、電磁気を対策したいなら、電磁気に特化した参考書で勉強するのが効率的です。

 

ほかにも、「弱点を強化したい」「化学の原理原則をイメージで理解したい」「問題を解く力を身につけたい」など、目的はさまざま。

 

筆者
あなたの目的に合わせて、参考書を選んでみてください。

 

難易度で選ぶ

あなたのレベルに合った難易度の参考書を選ぶことも重要です。

 

参考書のレベルが簡単すぎるとすでに知っていることばかり書かれているため、時間の無駄になりかねません。

逆に、参考書のレベルが難しすぎると、勉強がなかなか進まず挫折してしまうリスクがあります。

 

適切なレベルの参考書を選べば、順調に化学の成績を伸ばせます。

 

発行年で選ぶ

化学の参考書の発行年で選ぶことも大切です。

 

特に最近は入試改革が推進されており、頻繁に化学の学習内容や問題傾向が変わっています。

なるべく最新の参考書を選べば、今の入試により近い内容を勉強できます。

 

化学のおすすめ参考書14選

ではさっそく、化学のおすすめ参考書を14つ紹介します!

鎌田の化学基礎をはじめからていねいに

鎌田の化学基礎をはじめからていねいに

 

著者鎌田 真彰
難易度基礎~標準(偏差値40~55向け)
ページ数272p
発行年2014年

 

鎌田の化学基礎をはじめからていねいには、読みやすさと分かりやすさを追求している参考書です。

文中の改行が多く、会話口調になっていることで、すらすらと読み進められます。

 

また、ページの株には難しい言葉を解説する「Reading hints」というコラムがあるのも特徴です。

さらに、化学式や構造図など、図解を適切に掲載しているのもポイント。

 

筆者
文字だけでなく図でも説明しているため、化学の現象をイメージできます。

 

それぞれの章で学んだ知識を「まとめ」と「確認テスト」で確認できるのも魅力です。

鎌田の化学基礎をはじめからていねいには、初学者や化学基礎が苦手な方におすすめです。

 

よくわかる化学基礎+化学

よく分かる化学基礎+化学

 

著者目良 誠二
難易度基礎~標準(偏差値40~55向け)
ページ数775p
発行年2013年

 

よくわかる化学基礎+化学は、化学基礎と化学の基本事項を学習できる参考書です。

教科書レベルの内容から、大学入試と基礎となる内容まで、幅広い知識を集約しています。

 

章末には厳選した基本問題や入試の応用問題が掲載しています。

章末問題を解けば、学習内容の定着率をチェックしたり、腕試ししたりできます。

 

さらに、重要な用語や項目が分かりやすく色分けされているので、読み進めやすい構成になっています。

写真や図解などが豊富なので、知識をイメージしやすいのも魅力です。

 

よくわかる化学基礎+化学は、定期テスト対策がしたい方や大学入試に向けて土台を固めたい方におすすめの参考書です。

 

高校化学基礎をひとつひとつわかりやすく

高校化学基礎をひとつひとうわかりやすく

 

著者船越日出映
難易度超基礎~基礎(偏差値30~50向け)
ページ数192p
発行年2022年

 

高校化学基礎をひとつひとつわかりやすくは、化学基礎を基礎の基礎から解説する参考書です。

 

効率的に学習できるように、見開きの左ページに解説、右ページに書き込み式の練習問題が載っているのが特徴です。

学習した後すぐに問題演習に移れるので、学習の定着率がぐんとアップします。

 

また、難しい言葉を使用せず、わかりやすい文章とかわいらしいイラストで解説されているのも魅力。

さらに、オールカラーで図表が多用されているため、どんどん読み進められます。

 

高校化学基礎をひとつひとつわかりやすくは、化学の初学者におすすめの参考書です。

 

化学基礎一問一答【完全版】

化学基礎一問一答完全版 2nd editon

 

 

著者橋爪 健作
難易度基礎~応用(偏差値40~60向け)
ページ数256p
発行年2021

 

化学基礎一問一答は、実際の大学入試で頻出の用語問題や計算問題を収録している問題集です。

共通テストや国公立2次、私大入試に対応しています。

 

問題が入試に直結しているため、実践的に学習できるのが魅力。

 

さらに、各問題の頻出度が3段階で表されているのもうれしいポイントです。

頻出度が高い問題から解いていけば、効率的に化学の成績を伸ばせます。

 

解説も丁寧なので、化学が苦手な方でも安心です。

 

化学基礎一問一答は、実践的な問題演習を積みたい方におすすめの問題集です。

 

セミナー化学基礎+化学

セミナー化学基礎・化学

 

著者第一学習社
難易度基礎~標準(偏差値40~50向け)
ページ数840p
発行年2014年

 

セミナー化学基礎+化学は、化学の基礎力をつけるのに役立つ定番参考書です。

以下のような流れで学習が進んでいくのが特徴です。

  1. プロセス
  2. 基本例題・問題
  3. 発展例題・問題

 

まずは教科書で学習した内容を、「プロセス」で確認します。次に、基本例題や問題を使って、化学の解法パターンを学習します。

最後に仕上げとして、入試問題に基づいた発展問題を解くことで、発想力を身につけます。

 

また、巻末には論述問題を掲載しているのもポイントです。

論述問題では、近年の入試で求められている表現力や判断力、思考力などを鍛えられます。

 

セミナー化学基礎+化学は、化学の土台となる総合力を養いたい方におすすめの参考書です。

 

大学入学共通テスト 化学基礎・化学の点数が面白いほどとれる本

大学入学共通テスト化学基礎の点数が面白いほど取れる本大学入学共通テスト化学の点数が面白いほどとれる本

 

著者橋爪 健作
難易度基礎~標準(共通テスト偏差値45~60向け)
ページ数化学基礎:336p、化学:624p
発行年2020年

 

化学基礎・化学の点数が面白いほど取れる本は、共通テスト対策に特化した参考書です。

 

センター試験と試行調査の徹底的な分析に基づいて、出題されそうな問題を多数掲載しているのが特徴です。

共通テストで求められる思考力や応用力を問うような問題も載っています。

 

また、内容の解説部分では、思考過程が見えるようになっているのもポイント。

さらに、暗記すべき重要な点がはっきりとわかるので、必要な内容を要領よく身につけられます。

 

そのうえ、図解が豊富に載っているので、読みやすいのも魅力です。

化学基礎・化学の点数が面白いほど取れる本は、共通テストで高得点を狙う方におすすめの参考書です。

 

きめろ!共通テスト化学基礎

きめろ!共通テスト化学基礎

 

著者岡島卓也
難易度基礎~応用(共通テスト偏差値40~60向け)
ページ数250p
発行年2020年

 

きめろ!共通テスト化学基礎は、共通テストの化学基礎を攻略するためのコツを学べる参考書です。

 

共通テストで必要な知識を絞り込んでまとめているため、無駄がなく効率的に学習が進められるのが特徴です。

また、巻末には共通テストの対策問題がついているため、学んだ知識やコツを実際の問題で試せるのも魅力です。

 

また、要点だけがコンパクトにまとまっている持ち運びやすい別冊付録がついているのもポイント。

学習中やテスト直前に見返す際に役立ちます。

 

さらに、中身は先生と生徒のコミュニケーションを軸とした講義形式で進んでいくため、読みやすいです。

きめろ!共通テスト化学基礎は、共通テストを短期間で攻略したい方におすすめの問題集です。

 

共通テスト総合問題集 化学

共通テスト総合問題集化学

 

著者河合塾
難易度基礎~応用(共通テスト偏差値45~65向け)
ページ数320p
発行年2023年

 

共通テスト総合問題集化学は、河合塾が出版している問題集です。

黒本という名前で知られており、全統模試や共通テスト本試験で出題された問題を掲載しています。

 

共通テストの出題形式や難易度、内容や時間配分などを総合的に分析した問題ばかりなので、共通テストのシミュレーションができるのがポイントです。

また、解答解説では、「選択肢のどこが誤っているのか」「問題を解くときにどこに注意すべきか」まで説明しています。

 

共通テスト総合問題集化学は、実践形式で共通テスト対策がしたい方におすすめの問題集です。

 

宇宙一わかりやすい高校化学シリーズ

宇宙一わかりやすい高校化学理論化学宇宙一わかりやすい高校化学無機化学宇宙一わかりやすい高校化学有機化学

 

著者船登 惟希
難易度基礎(偏差値30~55向け)
ページ数理論化学:520p、無機化学:364p、有機化学:568p
発行年2023年

 

宇宙一わかりやすい高校化学シリーズは、「化学を楽しめるように」という想いで作られた参考書です。

理論化学・無機化学・有機化学の三部構成になっています。

 

表紙にはゆるキャラが登場していますが、中身はかなり本格的です。

 

見開きの左ページが説明、右ページが図解になっているのが特徴。

  • 説明を読んで理解した後に図解を見る
  • 図解を見てイメージした後に説明を読む

など、あなたが理解しやすいように読み進められます。

 

また、確認問題と章末のチェックを活用すれば、学んだ知識をアウトプットできるのもポイント。

宇宙一わかりやすい高校化学シリーズは、化学をこれから勉強する方におすすめの参考書です。

 

大学受験Doシリーズ

鎌田の理論化学の講義福間の無機化学の講義鎌田の有機化学の講義

 

著者理論化学・有機化学:鎌田真彰、無機化学:福間智人
難易度基礎~応用(偏差値40~60向け)
ページ数理論化学:328p、無機化学:224p、有機化学:320p
発行年2019年

 

大学受験Doシリーズは、入試で多くの学生が解けない原因を根本から解決する参考書です。

理論化学・無機化学・有機化学の三部構成になっています。

 

理論化学の講義の特徴は、用語や法則を具体例で確認しつつ、全体の流れや使い方を確認できる構成になっていること。

化学の問題を正しく捉え、順序立てて自分で読み解ける力が身につきます。

 

無機化学の講義の特徴は、何を覚えなければならないのかを明示していることです。

受験で必要な知識を効率的に覚えられるのが魅力です。

 

有機化学の講義の特徴は、有機化学の基礎~応用まで幅広く扱っていることです。

共通テストに出てくるような多種多様な問題に対処できるようになります。

 

大学受験Doシリーズは、化学の流れを捉えたい方におすすめの参考書です。

 

 

 

化学基礎問題精講

化学基礎問題精講

 

著者鎌田真彰、橋爪健作
難易度標準(偏差値45~65向け)
ページ数336p
発行年2020年

 

化学基礎問題精講は、標準レベルの問題を多薄掲載している問題集です。

国公立2次や私立大の入試問題を分析し、頻出の問題を扱っています。

 

解説が丁寧で、解法の手順と試行の流れがはっきりとわかるのがポイント。

「なぜこうなるのか」という理由も詳しく解説されているため、根本から化学の原理原則を理解できます。

 

また、ところどころで問題に関連する知識が整理されているため、これ1冊でスムーズに問題演習できるのも魅力です。

 

化学基礎問題精講は、化学の入試対策をこれからはじめる方におすすめの問題集です。

 

実践 化学重要問題集

実践化学重要問題集化学基礎・化学

 

著者数研出版編集部
難易度基礎~応用(偏差値45~65向け)
ページ数160p
発行年2022年

 

実践化学重要問題集は、受験の定番問題集です。

入試傾向に合わせて、毎年改訂が繰り返されています。

 

全国の大学の入試問題のなかから、良問を厳選して掲載しているのが特徴。

実際の過去問が多いため、実践的な演習経験を積めます。問題の難易度は基本標準レベルのA問題、応用レベルのB問題に分かれています。

 

また、共通テストで求められる思考力や表現力を鍛えられる問題もあるのがポイント。

解答には、問題の解き方はもちろん、化学を解く上で役立つ情報がたくさん載っています。

 

化学重要問題集は、基礎力の総仕上げがしたい方におすすめの問題集です。

 

▼重要問題集についてはこちら▼
化学重要問題集のすべてを旧帝大生が徹底解説!

 

化学の新演習

化学の新演習

 

著者卜部 吉庸
難易度標準~発展(偏差値50~70向け)
ページ数224p
発行年2023年

 

化学の新演習は、難関大入試対策に定評ある問題集です。

入試で頻出の標準問題から、深い思考力・判断力を求める難問まで、幅広い問題を掲載しています。

 

各問題の問題文が長いのが特徴で、しっかり読んだうえで「順序立てて解ききる力」を身につけられます。

解答解説では計算や思考の過程、図解などが抜けもれなく書かれているのも魅力です。

 

化学の新演習は、難関大入試で必須の発想力を身につけたい方におすすめの問題集です。

 

▼化学の新演習についてはこちら▼
化学の新演習のすべてを旧帝大生が徹底解説!

 

化学の新研究

化学の新研究

 

著者卜部 吉庸
難易度基礎~発展(偏差値40~70向け)
ページ数896p
発行年2023年

 

化学の新演習は、高校範囲を極限まで詳しく解説した参考書です。

 

筆者
高校化学を突き詰めた教科書というイメージ。

 

化学の原理原則を根本から解説しているのが特徴。

ときには大学レベルの知識も交えつつ解説しています。

 

事実をたんたんと語る内容になっているので、読み物というよりは辞書的に使うのが一般的です。

化学の新研究は、「高校化学のなぜ」を徹底的に追求したい方におすすめの参考書です。

 

化学を勉強するなら映像授業がおすすめ

化学を勉強するなら映像授業がおすすめ

 

化学の知識を効率的にインプットしたいなら、映像授業を使うのが特におすすめです。

 

・一流講師が化学の原理原則・本質を根本から解説してくれる
・分かりやすい
・動画だから学習がどんどん進む
・インプットに最適な参考書が存在しない

 

筆者
私も化学のインプットには映像授業を愛用していました。旧帝大に次席合格する力が身についたのは、間違いなく映像授業のおかげです。

 

ぜひ活用してみてください!

 

 

まとめ

化学のおすすめ参考書を14つ紹介しました!

  1. 鎌田の化学基礎をはじめからていねいに
  2. よくわかる化学基礎+化学
  3. 高校化学基礎をひとつひとつわかりやすく
  4. 化学基礎一問一答【完全版】
  5. 大学入試共通テスト 化学基礎・化学の点数が面白いほどとれる本
  6. きめろ!共通テスト化学基礎
  7. 宇宙位置わかりやすい高校化学シリーズ
  8. 大学受験Doシリーズ
  9. 化学基礎問題精講
  10. 実践 化学重要問題集
  11. 化学の新演習
  12. 化学の新研究

 

ぜひ参考にしてみてください!

 

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