後悔しない第二外国語の選び方!簡単で単位取りやすいのはどれ?

偏差値50侍
ハロー。偏差値50侍じゃ。今回はこれから大学に入る新1年生に向けて、第二外国語の選び方を解説するのだ。

 

一般的に多くの大学では1年次に、英語の他に「第二外国語」を選択必修科目として学ぶ必要があります。

 

選択必修科目は、「この中から1つ選択して絶対に受講しないと卒業できないよ」っていう科目です。

 

 

新入生は、「どの第二外国語の講義を受講するか」、大学が本格的に始まる前に決めなければいけません。

 

しかし、第二外国語について、何も知らない人がほとんどだと思います。

 

私も当時は英語と日本語以外、何も知りませんでした。

 

 

何も知らない多くの新入生はこういう考えで第二外国語を選びます↓

「実用性のあるやつ」

「話者が多いやつ」

「かっこいいやつ」

 

 

実際、私も「話者が多いから」っていう理由で中国語を選びました。

 

後述するように、中国語は第二外国語の中では比較的簡単だったので楽に高得点が取れました。

 

 

しかし、上のような考え方で運悪く難しい言語を選んでしまった人は、ものすごく苦労します。

 

私の友人は、マイナーで超難しいロシア語を選択して地獄を見てました。

 

 

 

今回は新1年生向けに、主要第二外国語の特徴と選び方、おすすめ第二外国語を紹介します。

 

ここで失敗すると、後で後悔します。

 

 

楽しい大学生活をスタートさせるためにも、これから紹介することをぜひ参考にしてください!

 

 

主要第二外国語とその特徴

 

大学で学ぶ主要な第二外国語とその特徴を超簡単に解説します。

 

 

大学によっては選択できない言語もありますので、注意してください。

 

 

これから紹介するものの中で、私は中国語と朝鮮語だけしか勉強したことがありません。

 

なので中国語と朝鮮語以外の言語についてはあまり詳しくないですが、友人の証言を基にその特徴をできる限り説明します。

 

偏差値50侍
拙者の経験が少なくて申し訳ないのじゃ。

 

偏差値50侍

あと、これから紹介する特徴は「大学生が第二外国語として学ぶ言語」としての特徴じゃ。言語を極めるという状況は想定していないことを意識して読んでくれぜよ。

 

中国語

 

中国語の例: 日语(日本語)

 

  •  語彙:普通
  •  発音:難しい
  •  文法:簡単

 

中国語は人気の言語です。

 

新入生のうち、2~4割はだいたい中国語を選択します。

 

基本的に、文字は簡体字(漢字)、発音ではピンインと声調というものを学びます。

 

 

ピンインは中国語の発音をアルファベットであらわしたものです。

 

声調は音の強弱、ピッチのことです。

 

声調には第1声~第4声というものがあり、声調が違うと意味も変わってきます。

 

 

中国語の大きな特徴は、発音の難しさです。

 

発音について、ピンインは覚えるだけなのであまり難しくはありませんが、声調がかなり難しいです。

 

とはいえ、会話のテストはあんまりないので、声調を聞き分けられるくらいになればテストはばっちりです。

 

 

一方、語彙は普通、文法は簡単です。

 

 

簡体字は日本の漢字と似ているので覚えやすい上、簡体字から意味を予想できるものもたくさんあります。

 

古文みたいな感じですね。

 

 

文法は他の言語と比較するとかなり簡単です。

 

朝鮮語(韓国語)

 

朝鮮語の例: 일본어(日本語)

 

  •  語彙:普通
  •  発音:やや難しい
  •  文法:かなり簡単

 

朝鮮語(韓国語)はハングルという特有の文字を用います。

 

朝鮮語は、K-POPの流行りによって人気になってきてる言語です。

 

朝鮮語を選択した人の熱量は他の言語と比べるとかなり高いです。

 

 

あまり馴染みのないハングルを使っているからか、語彙はやや覚えづらいかもしれません。

 

しかし、日本語と似ている単語や外来語由来の語彙も多くあるので、そこまで負担にはならないです。

 

 

 

母音が多いこと、パッチムという細かい発音があることにより、発音が全体的にやや難しくなっています。

 

日本語と語順が同じであることから、文法はかなり簡単で学びやすいです

 

 

フランス語

 

フランス語の例:Japonais(日本語)

 

  •  語彙:普通
  •  発音:難しい
  •  文法:かなり難しい

 

フランス語はすべての大陸で話される、グローバルな言語です。

 

 

使われる文字は、アルファベットに綴り字記号がついたものです。

 

他の言語と比べて、全体的に難しいです

 

 

特に、文法が難しいと聞きます。

 

 

男性名詞・女性名詞、動詞の活用形、時制など、覚えなければならないことが多いです。

 

 

ドイツ語

 

ドイツ語の例:japanisch(日本語)

 

  •  語彙:普通
  •  発音:普通
  •  文法:かなり難しい

 

ドイツ語で使われる文字は基本的に英語と同じですが、加えて英語にない文字も4つ使います。

 

理系はドイツ語を選択する人が多いような気がします。

 

 

ドイツ語には英語と似ている部分が多いので、単語や発音はそこまで難しくはないです。

 

 

しかし、文法は非常に難しいと聞きます。

 

格変化や不規則動詞の存在、性別ごとに使い分ける名詞など、覚えるのはめちゃくちゃ大変です。

 

ロシア語

 

ロシア語の例:японский язык(日本語)

 

  •  語彙:難しい
  •  発音:かなり難しい
  •  文法:かなり難しい

 

ロシア語では、キリル文字という、私たちには馴染みがない文字を使います。

 

 

選択する人が少ない、どちらかというとマイナーな第二外国語です。

 

 

見慣れないキリル文字を使っていること、母音の種類の多さから、語彙や発音はかなり難しいです。

 

 

文法も、性別によって使い分けられる名詞や格変化の多さにより、かなり難しいです。

 

 

選択する人が少ないので情報共有もしづらく、ハードな学習が必要になります。

 

スペイン語

 

スペイン語の例:japonés(日本語)

 

  •  語彙:やや難しい
  •  発音:やや簡単
  •  文法:難しい

 

スペイン語は多くの国が公用語として使っている言語です。

 

 

文字はローマ字と似てます。

 

 

母語が日本語と同じなので、日本人はスペイン語を発音しやすいらしいです。

 

スペイン語も文法が難しいです。

 

不規則動詞が多く、文字につける記号もややこしくて大変だったといいます。

 

イタリア語

 

イタリア語の例:giapponese(日本語)

 

  •  語彙:普通
  •  発音:普通
  •  文法:難しい

 

イタリア語はイタリアのみで話される言語です。

 

ラテン文字(ローマ字)を使います。

 

英語を習得している人にとっては、比較的学びやすい言語っていう噂があります。

 

 

イタリア語も文法が難しいです。

 

性別によって使い分けられる名詞や動詞の活用など、覚えることが多く、苦労します。

 

第二外国語の選び方

 

第二外国語の選び方を紹介します。

 

自分がどちらにあてはまっているか、考えながら読んでみてください!

 

明確な目的があるなら、それに従う

 

言語を学ぶ上で、明確な目的があるなら、目的を果たすことが出来る言語を選ぶといいでしょう。

 

 

例えば、

 

「ロシア文学を勉強したいからロシア語にしよう」

「将来スペイン語圏で活躍したいからスペイン語にしよう」

 

みたいな感じです。

 

 

目的があるなら、単位の取りやすさなど考えずに、勉強したい言語を選択しましょう。

 

大学の授業の一環として勉強することができる、良い機会になります。

 

やはり、「自分の目標に近づきながら、大学の単位も取れる」状況が一番良いですからね。

 

目的がないなら、文法が簡単な言語を選ぶ

 

上記のような明確な目的がないなら、文法が簡単な言語を選びましょう。

 

多くの学生がつまづく箇所は、単語でも文字でもなく、文法です

 

ややこしくて難解な文法の言語は学習コストが高いので苦労します。

 

 

「将来使えそうだな~」みたいな軽い気持ちで第二外国語を選択してしまうと、後で後悔します。

 

実用性などは二の次にして、点数と単位が取りやすい言語を選ぶようにすることを意識しましょう。

 

おすすめの第二外国語

 

以上のことを踏まえて、おすすめの第二外国語を2つ紹介します。

 

中国語

 

中国語は文法が簡単で、直感的にもかなりわかりやすい言語です。

 

人気の言語なので選択する人数も多く、学生間での情報共有、インターネットで参照できるサイトも豊富です。

 

 

また、単位が取りやすいのはもちろん、高得点が比較的取りやすいです。

 

大学でいい成績を取りたい人は、中国語でさくっと点数を取っちゃいましょう。

 

 

私は第二外国語で中国語を選択しました。

 

文法が簡単なので負担にならず、単語と発音に時間を少し割くだけで、最高評価を取れました。

 

 

中国語は、一番おすすめの第二外国語です。

 

朝鮮語(韓国語)

 

中国語に次いでおすすめなのは、朝鮮語です。

 

朝鮮語は日本語と語順が同じで文構造が分かりやすく、文法も非常に簡単です。

 

 

ハングルを覚えるのは少し大変かもしれませんが、慣れればすぐに使えるようになります。

 

朝鮮語を選択する学生の熱量も非常に高いので、教えてくれる人もたくさんいます。

 

 

ただ、韓国語を熱心に勉強している人よりも高い点数を取るのは至難の業です。

 

なので相対評価によって成績が評価される場合、頑張っても良い評価をもらえないかもしれません。

 

 

対照的に、中国語を選択する学生にはやる気がある人はそこまでいないので、相対評価でも比較的に良い評価を取りやすいです。

 

まとめ

 

偏差値50侍
主要な第二外国語とその特徴、おすすめの第二外国語を紹介したのじゃ!

 

明確な目的があるなら、その目的が達成できる言語を選びましょう。

 

間違いなく、そういう選び方が最適です。

 

 

しかし私も含めて多くの人は、第二外国語を勉強する明確な目的を持っていないと思います。

 

イメージだけで言語を選ぶと後悔します。

 

 

おすすめの第二外国語は中国語と朝鮮語(韓国語)です。

 

どちらの言語も、多くの学生がつまずきやすい「文法」が比較的簡単なので、学習しやすいです。

 

迷ったら中国語か韓国語を選ぶことをおすすめします。

 

 

第二外国語の他にもやっておくべきことはたくさんあります。

 

他にやっておくべきことついては受験が終わったら、大学入学までにやっておくべきこと10選!をご覧ください!

 

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