「あなたはどんな時間の使い方をしていますか?」
たとえ同じ時間だとしても、使い方によっては学習効果は大きく変わってきます。
そこで今回は、効果的な時間の使い方を紹介します。
どれも、今すぐに応用できることばかりです。
ぜひ参考にしてみてください!
現役旧帝大生(次席合格)。共通テスト現役第1期&776点。二次試験得点率85%越え。英検準1級&TOEIC975。本ブログで受験生や大学生に役立つ情報を発信中!
勉強時間は人による
「1日何時間勉強すればいいのか?」
この問いに対する明確な答えはありません。
人によってスタートラインが違います。さらに、志望校のレベルや受験までの時間も異なります。
そのため、「○○時間勉強すればいいよ」と一概に答えることはできません。
また、例えば「1日3時間勉強する」と決めてしまうのもおすすめしません。
その理由は、決めた時間勉強すれば、それだけで満足しちゃうからです。
大学に合格するために勉強していることを忘れないでください。
「自分にとって必要だと感じた分だけ」勉強するのがおすすめです。
- 「もし自分が志望校のレベルにまだ達していないときは、頑張って勉強する」
- 「志望校の合格ラインに達したから、そこそこ勉強する」
こんな感じに、ゴールまでの距離が分かれば、おのずと必要な勉強量も分かるはずです。
模試を受けて、自分のいる位置を把握しましょう。
スキマ時間や寝る前はインプットがおすすめ
暗記や基礎概念の学習など、インプット系の学習はスキマ時間や寝る前にやりましょう。
わざわざ机に向かって、インプット系の勉強をするのはもったいないです。
- 参考書を読む
- スマホで勉強する
- 動画を見て勉強する
上記はすべて、スキマ時間を使って(例えば電車に乗りながら)でもできます。
暗記科目の効率的な勉強方法を旧帝大次席が解説!【中高生必見】
就寝時間の15~30分前に勉強するのもおすすめです。
その理由は、寝ている間に脳がその日覚えたことを定着してくれるから。
ただ、スマホを使ってしまうとブルーライトの影響で睡眠に支障が出ます。
そのため、寝る前には単語帳や参考書で勉強するのがおすすめです。
机を使えるならアウトプットがおすすめ
机が使えるときは、問題演習などのアウトプット系に集中しましょう。
- 「インプット系はスキマ時間と寝る前」
- 「机に向かうときはアウトプット系」
これだけでも、1時間当たりの効率が爆上がりです。
早朝を有効活用(早起き)
部活やバイトで忙しくて、なかなか勉強できない人も多いですよね。
そんな人におすすめしたいのが、早起きして勉強することです。
「起床後の数時間は、脳が最も効率よく働く時間」とも言われるくらい重要な時間です。
早朝に勉強することができれば、短時間でもかなりの効果が得られます。
部活で疲れて勉強できないときどうする?両立できない中高生必見!
大学入試の試験時間で一区切り
勉強は試験時間で区切りをつけることをおすすめします。
たとえば、英語の試験時間が90分ならそれに合わせて90分間だけ英語を勉強するみたいな感じ。
90分経ったら一区切りつけて休憩します。
ある程度休憩したら、また90分間の勉強をはじめましょう。
これにより、その時間は集中するくせが身につきます。
そのため、試験で集中が切れてしまうことがなくなります。また、時間感覚も身につくので、試験でも焦らなくなります。
途中でも、時間がきたらいったんやめる
勉強が途中でも、時間がきたら中断するのがおすすめです。
- 「あとちょっとでこの問題解き終わる」
- 「最後までやりきりたい」
と思ったとしても、いったん休憩に入りましょう。
中断した勉強のことが気になって、休憩後に勉強を開始しやすくなります。
逆にキリの良いところまで終わらせてしまうと、そこで一区切りついて満足してしまいます。
その結果、勉強を再開するやる気が起きなくなります。
「あとちょっとなんだけど」というところで終わらせることで、勉強を再開するときのハードルをぐんと低くすることができます。
映像授業を活用する
映像授業を活用するのも、時間の有効活用につながります。
参考書には「文字による解説」しか載っていません。
そのため、理解するまで時間がかかることも多々あるのが難点です。
一方、映像授業では、受験を知り尽くした一流講師が「言葉で」解説をしてくれます。
受験生が分かりやすいように、かみ砕いて説明してくれるので一気に理解が深まります。
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まとめ
大学受験に合格するための、効果的な時間の使い方を紹介しました。
- インプット系はスキマ時間と寝る前に
- 机が使えるときはアウトプット系
- 早朝を有効活用(早起き)
- 大学入試の試験時間で一区切り
- 途中でも時間がきたらいったんやめる
- 映像授業を活用する
今回紹介したことをすべて実践する必要はありません。
あなたの勉強スタイルに合っているものを選択して取り入れていくと、より効果的に時間を使うことができますよ。