今回は高校英語の勉強法を解説します。
- 英語の成績が伸びない
- 英語の効率的な勉強法を知りたい
- 共通テストの英語の点数を上げたい
この記事に書いてあることを実践すれば、あなたの英語の成績はぐんぐん伸びていきます!
現役旧帝大生(次席合格)。共通テスト現役第1期&776点。二次試験得点率85%越え。英検準1級&TOEIC975。本ブログで受験生や大学生に役立つ情報を発信中!
高校英語を勉強する目的を設定しよう
まずは高校英語を勉強する目的を設定しましょう。
目的があれば、努力の方向性が見えてきます。
高校生が英語を勉強する目的は、主に以下の2つのいずれかでしょう。
- 定期テストで高得点を取る
- 大学受験で高得点を取る
ここからは、それぞれの目標ごとに意識してほしいポイントを解説します。
定期テストで高得点を取りたい
定期テストの特徴は以下の2つです。
- テストまで期間が短い
- テスト範囲が狭い
まず、定期テストは基本的に3か月に1度の頻度で行われます。
そのため、短期の目標を立てることを意識しましょう。
具体的には、以下のように短期目標を立ててみましょう。
- 今後1週間で範囲の単語を半分覚える
- テスト前に文法事項をまとめる
目標を設定することで今やるべきことが明確になり、学習にメリハリが生まれます。
定期テストで高得点を取れるようになれば、大学受験においても有利になります。
大学受験で高得点を取りたい
大学受験は定期テストと違い、テストまでの期間が長く、テスト範囲が広いです。
そのため、コツコツと勉強を続けることが大切です。
- 毎日夜寝る前に単語帳を5ページ見る
- 2日に1回は長文を読む
以上のように、英語に触れる習慣作りをしましょう。
高校英語で勉強すべき内容
高校英語で勉強すべき内容は以下の5つです。
- 英単語
- 英文法
- 長文読解
- リスニング
- 共通テスト
高校英語において、まず重要なのは英単語です。
どんな文章を読むにも、英単語を知らなければ太刀打ちできません。
次に、英文法を勉強することが必要です。
英文法を知ることで、英文の構造を捉えられるようになります。
続いて、長文読解です。長文読解では、英文を正しく解釈して処理することが求められます。
長文読解は受験の中でも大きな配点を占めるので、自ずと勉強にかかる時間も多くなります。
そして、リスニングです。
テストの内容や志望校によっては、リスニングが大きな配点を占める場合があります。
最後に、共通テストです。共通テストの英語は、配点が200点もある大切な試験です。
ここからは、英単語・英文法、長文読解・リスニング・共通テストのそれぞれの勉強法を具体的に解説します!
英単語の勉強法
英単語の勉強法は、以下の2つです。
- 単語帳を用いる
- 英文を読んで分からなかった単語を調べる
まずは単語帳を使う
基本的には単語帳を用いて、頻出単語を覚えることからはじめます。
単語帳には、テストや受験でよく出る単語がまとめられています。
そのため、単語帳の単語を覚えることが成績に直結します。
単語帳で効率良く暗記するために、以下の2点を意識しましょう。
- 発声する
- 1冊やりきる
ただ目で読むだけでなく、単語を発声しながら読み進めましょう。
発声することで、単語が脳に定着しやすくなります。
また、単語帳は1冊やりきることが大切です。
単語帳を中途半端で終わらせてしまうと、必要な頻出単語を抑えきれません。
最近の単語帳はどれも優秀です。1冊やりきれば頻出単語をだいたい網羅できるようになっています。
まずは1冊やりきった後に、必要に応じてレベルの高い単語帳を使いましょう。
英文を読んでいて分からない単語を調べる
単語帳を活用すれば、頻出単語はばっちり学習できます。
ただ、定期テストや受験でさらに高い点数を取るには、頻出でない単語も少しずつ覚える必要があります。
頻出でない単語を覚えるには、英文を読んでいて分からない単語が出てきたら調べることが効果的です。
ここで調べた単語はノートやメモ帳にまとめておいてください。
そして、ノートやメモ帳を定期的に見直して、単語を定着させましょう。
これを繰り返すことで、徐々に読める(使える)単語が増えていきます。
文法の勉強法
続いて、文法の勉強法を紹介します。
基礎を理解する
まず英文法の基礎を理解しましょう。英文法で勉強すべき内容は多岐にわたります。
- 動詞の活用
- SV・SVC・SVO・SVOO・SVOCの5文型
- 時制
- 助動詞
- 接続詞
- 不定詞
- 分詞構文
- 関係代名詞
- 仮定法
以上はあくまで1例です。ほかにもたくさん勉強すべき内容があります。
英文法の基礎を勉強するなら、以下の3つのいずれかの方法が有効です。
- 学校の授業をしっかり受ける
- 英文法の参考書を1冊やりきる
- 映像授業で学ぶ
学校の授業・英文法の参考書・映像授業では、学習すべき内容が体系的にまとめられています。
そのため、順番に勉強するだけで必要な英文法の事項をすべて網羅できます。
なお、英文法の参考書は何でも大丈夫です。
英単語と同様に、英文法の参考書はどれも優秀です。どれを使っても、基礎事項をしっかり学習できます。
また、使う参考書は1冊で十分です。
間違っても、複数の参考書に手を出さないようにしてください。
どの参考書も書いてあることはだいたい同じなので、複数使っても時間の無駄になるだけです。
問題演習して定着させる
英文法の基礎事項を学習したら、問題演習に入ります。
ただ英文法をインプットしただけでは、使えるようにはなりません。
「知ってる」と「使える」の間には大きな差があります。
問題演習をしてアウトプットすることが、試験で高得点を取れるようになるために必要です。
英文法の問題演習には4段階あります。
- 選択問題を解く
- 文章を書き換える
- 英訳問題を解く
- ライティング
まずは、難易度の低い選択問題を解くことからはじめましょう。
問. 適切な選択肢を選んで文章を完成させましょう。
She _______ a book at the library yesterday.
A) reads B) is reading C) read D) reading答. C)read
次に、文章を書き換える練習です。
問. 次の文を受動態で書き換えてください。
The chef prepared a delicious meal.
答. A delicious meal was prepared by the chef.
続いて、英訳問題を解きましょう。
問. 次の文を英訳してください。
彼の成功は、彼の努力と忍耐によって支えられています。
答. His success is sustained by his efforts and perseverance.
最後は、英語で状況を説明したり、自分の考えたりするライティングの練習です。
条件①その季節が好きな理由を2つを説明
条件②80~120ワード
答. 省略
徐々に難易度を上げていくことで、英文法の理解がどんどん深まります。
長文読解
ここからは、長文読解の勉強法を解説します。
英文解釈の練習
まずは文章を正しく捉えるために、英文解釈を練習することが重要です。
英文解釈の力を鍛えるには、1文1文の構造を捉える練習が有効です。
具体的な練習方法としては、以下のように意味のかたまりごとにスラッシュ(/)で区切ってみましょう。
文章:During the sunny weekend, families enjoyed picnics, games, and laughter at the cheerful neighborhood park, creating joyful memories together.
→During the sunny weekend / families enjoyed picnics, games, and laughter / at the cheerful neighborhood park, / creating joyful memories together.
最初はなかなか難しいかもしれません。
しかし、繰り返していけば素早く文章を分解できるようになります。
最終的には、スラッシュを使わずとも、英文の構造が見えるようになってきます。
音読する
ある程度英文の構造を捉えられるようになったら、次のステップです。
長文を音読しましょう。
音読するメリットは以下の3つです。
- 長文を読む体力が身につく
- 疑問点に気付ける
- 速読できるようになる
まず、長文を読み切るのに必要な体力が身につきます。
また、スムーズに音読できず、読みよどんでしまった部分は理解が曖昧なところです。
曖昧な部分は再度読み直したり、意味を捉えなおしたりしましょう。
さらに、音読を繰り返すことでテンポよく長文を読めるようになってきます。
そのため、長文を速読できるようになります。
要約する
続いて、長文を伝えようとしている大まかなテーマを捉えて要約しましょう。
テストや受験では主に、文章の大まかなテーマに関する問題が出題されます。
そのため、大まかなテーマさえ分かれば、ほとんどの問題は解けちゃいます。
要約の練習をするときは、以下の3ステップを繰り返しましょう。
- 文章のテーマを箇条書きで書き出す
- 日本語で要約する
- 英語で要約する
慣れてきたら、箇条書きで書き出さず、日本語で要約することからはじめましょう。
さらに慣れてきたら、最初から英語で要約してみてください。
多読する
要約に慣れてきたら、後は多読するのみです。
さまざまな長文に挑戦しましょう。
長文問題を多読するときは、以下の2点を意識してください。
- 文章のテーマを捉える
- 速く読む
ただ多読するだけでは不十分です。
要約の時と同じように、文章のテーマを毎回捉えるようにしてください。
また、速読を意識することも大切です。
速読できるようになれば試験時間に余裕ができるため、さらに高得点を取れるようになります。
リスニングの勉強法
ここからは、リスニングの勉強法を解説します。
ディクテーション
まずはディクテーションです。
これは英語の音声で聞こえた文章を書き起こすリスニング強化法です。
ディクテーションをするときに用意するものは以下の3つです。
- 紙
- ペン
- リスニング音声
最初は簡単なリスニング音声を選びましょう。長文ではなく、ワンセンテンスのリスニング音声で大丈夫です。
慣れてきたら、長文の音声を使います。
ディクテーションには2段階あります。
- 聞こえた単語を書き起こす
- 聞こえた文章を書き起こす
まずは聞こえた単語を書き起こすことからはじめましょう。やってみると分かりますが、これだけでもかなり難しいです。
音声は何度聞いても、何度停止してもOKです。なんとか話している英語を理解できるまで頑張りましょう。
この練習を繰り返すことで、単語を聞き分けられる力が身につきます。
単語を聞き分けられるようになったら、文章まるごと書き起こすことに挑戦します。
1文ごとに音声を停止して、話していた英文を書き起こしてみましょう。
そして、正しく書き起こせたか、英文を見て確認します。
もし間違っていたら正しく聞こえるまで音声を繰り返してください。
これだけで、リスニングのスキルはぐんぐん向上します。
シャドーイング
続いて紹介するのはシャドーイングです。
これは、音声からわずかに遅れて英文を声に出すリスニング強化法です。
最初は英文を見ながらで大丈夫です。音声のスピードについていけるように頑張りましょう。
なお、シャドーイングをするときは、イントネーションなどを真似すると学習効果がぐんとアップします。
シャドーイングを繰り返すことで、連続する音声をまとまりとして捉えられるようになります。
共通テスト英語の勉強法
最後に、共通テスト英語の勉強法も解説します。
共通テストのリーディングは、今まで紹介した単語・文法・長文読解の勉強法を実践すればばっちりです。
しかし、共通テストのリスニングだけは毛色が違います。
上で紹介したリスニングの勉強法を使っても、なかなか得点が伸びません。
その理由は、共通テストのリスニングでは、大量の情報を素早く処理する能力が求められるからです。
そこでおすすめしたいのが「オンライン英会話」です。
実は英会話をするのに必要なのは、ただ英語を話せるようになることだけではありません。
テンポよく会話するためには、相手の言ったことを脳内ですばやく解釈して処理することが必要です。
このような情報処理能力を鍛えるには、何度も何度も英会話を繰り返し練習することが大切です。
オンライン英会話ならリーズナブルな価格で毎日レッスンを受けられるので、情報処理能力を鍛えるのに最適です。
共通テストのリスニングが苦手な方は、ぜひオンライン英会話で情報処理能力を鍛えてください!
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まとめ
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