【大学受験】高校英語の超効率勉強法【受験生必見】

  • 高校・大学受験英語の効率的な勉強法は?
  • 共通テストはどう対策する?

今回は上のような疑問にお答えします。

 

私は高3から受験勉強をはじめ、英語の偏差値を52→70以上まで上げました。

 

旧帝大の2次試験では、英語の得点率は85%を超えました。

 

自信を持って英語が一番得意科目であると言えます。

 

そんな私の独学の経験にも基づきながら、独学で高校英語を効率的に勉強するためのすべてをシンプルにまとめました。

 

筆者の情報
現役旧帝大生(理系)。独学で大学受験。共通テスト第1期。二次試験得点率85%越え。次席で合格。英検準1級所持。最近は主にアニメを観たり、ドライブしたり、小説を読んだり、まったり過ごしています。

 

高校英語で成績を効率的に伸ばすポイント

高校・大学受験英語を勉強する際、基盤となるのは「暗記と慣れ」です。

 

たとえば、英単語は暗記です。

 

また、英文解釈は慣れの部分が大きいです。

 

何度も実践的な問題演習をしていくことで、英文解釈がすらすらできるようになります。

 

そのため、この「暗記と慣れ」を万全にすることが重要です。

 

これを踏まえた上で、さっそく勉強法に入っていきましょう!

 

大学受験英語の要素は大きく5つに分けられます。

  1. 英単語(熟語)
  2. 英文法
  3. 英文解釈
  4. 長文読解
  5. リスニング

今回はこの要素に分けて解説していきます!

英単語(熟語)の勉強法

まずは英単語、英熟語について。

 

英単語・英熟語の勉強法は次の2つです。

  1. 単語帳を使って勉強
  2. 英文を使って実践的に勉強

 

私は基本的に、「①単語帳を使って勉強」していました。

 

ただ、「②英文を使って実践的に勉強」もかなり効果が高いのでお気に入りです。

 

まだよくわからないと思うので、詳しく見ていきましょう!

 

単語帳を使って勉強

単語帳を使うのが、オーソドックスな勉強法です。

 

反復学習をすることで、使える英単語の量を増やしていきます。

 

私を含めて、ほとんどの人はこの方法で単語力を鍛えています。

 

少しアドバイスするとすれば、CD音声の後に続いて発声するとただ単語帳を眺めるよりも効率的です。

 

また、語源や接頭辞などに注目すると、分からない単語が出てきたときに意味を考える力もつきます。

 

単語帳をただ何度も繰り返し読むのではなく、上記のように少し工夫をしてあげると効率が上がりますよ!

 

英文を使って実践的に勉強

次に紹介するのは「英文を使って実践的に勉強」です。

 

これをやっている人はあんまりいませんが、効果は絶大です。

 

実際に英文の中に出てきた単語を考えたり、辞書で調べたりしながら、実践的に使える英単語の量を増やしていきます。

 

「実践的」な勉強法なので、単語帳を使うよりも頭に残りやすいです。

 

ただ、「英単語を網羅できない」のがデメリットです。

 

文章の中に出てきた英単語、熟語しか学習できません。

 

なので、英単語帳を使った勉強と組み合わせることをおすすめします。

  • 基本の単語は英単語帳で
  • ある程度英単語が身についたら、英文を使って実践的に

これで英単語はばっちりです!

 

英文法の勉強法

次に英文法について。

 

これも単語と同様、英語の基礎になっている重要な要素です。

 

英文法は次の2STEPを推敲すればばっちりです!

  1. 映像授業でインプット
  2. 英文法の問題集を使ってアウトプット

映像授業でインプット

英文法の勉強には単語の暗記と違って、近道があります。

 

それは、映像授業の英文法講座を受けることです。

 

経験上、これが断トツで楽で効率的です。

 

「英文法をまとめた参考書でインプットする」というのがオーソドックスで、私も最初はそうやってました。

 

しかし、実はそれではあまり身につきません。

 

一方、映像授業を使うと、桁違いにすばやく英文法が身につきます。

 

その理由は、映像授業では視覚だけでなく聴覚(音声)も用いることができるからです。

 

また、先生がかみ砕いて説明してくれるので、理解が進みやすいというメリットもあります。

 

参考書を使ってインプットするのがきついって人は、映像授業を使うのもアリです。

 

その方が、短期間で効率よく、英文法を習得することができるでしょう。

 

英文法の問題集を使ってアウトプット

インプットした後は、英文法の問題集を使ってアウトプットしましょう。

 

アウトプットを行うことで定着率が上がるので、試験中にど忘れするなんてことも少なくなります。

 

また、英文法の問題を解くときの感覚も身につくので、試験で英文法に割く時間を短くできます。

 

試験時間はシビアなので、少しでも時間が節約できると、結果が大きく変わってきますよ。

 

英文解釈の勉強法

次に、英文解釈について。

 

英文解釈はこう勉強すると効果的です。

  1. 映像授業でインプット
  2. 文章を分解(アウトプット)

映像授業でインプット

映像授業の英文解釈講座を使って、英文解釈の基礎を学びましょう。

 

ここはさらっとでいいです。だいたい講座を2周くらいすれば十分ですよ。

 

文章を分解(アウトプット)

映像授業で学んだことをアウトプットします。

 

具体的には、長文問題を使って、一文ずつ文章を分解・和訳しましょう。

 

その後解答を見て、自分のものと見比べてみてください。

 

「英文構造は合っているのか」

「正しい分解に基づいて、正しい和訳ができているか」

上記を確認してください。

 

これを繰り返せば、英文解釈はばっちりです。

 

また、このアウトプットを繰り返すことで、英文構造を把握する感覚も身につきます。

 

つまり、文章を見ただけで感覚的に「この文構造はこんな感じかな」とすばやく見当がつくようになります。

 

長文読解の勉強法→とにかく問題を解く

次に、長文読解について。

 

実は、長文読解には勉強法は1つしかありません。

 

それは、「とにかく問題を解く」です。

 

残念ながら、他に近道はありません。

 

効率が大好きな私は受験生の頃、「長文読解なんとかならないか…」といろいろ考えました。

 

筆者
しかし、なんとかなりませんでした。(泣)

 

いろんなテクニックも試しても、逆に読解に時間がかかってしまいます。

 

また、テクニックに頼ると、正確性が損なわれて受験に悪影響です。

 

「学習してきた単語や文法、英文解釈を活かしながら、問題を解きまくる」

 

結局、これが長文読解を得意にするために必要です。

 

リスニング

最後に、リスニングについて。

 

リスニングを勉強するうえで大切なのは、継続です。

 

それを踏まえたうえで、リスニングはこうやって勉強すればばっちり。

  1. リスニング教材と一緒に音読
  2. 必要な情報に集中して聞く練習

リスニング教材と一緒に音読

まずは聞き取りの練習・話される英語の全体像を把握する練習です。

 

スクリプト付きのリスニング教材と一緒に音読しましょう。

 

話者の真似をしながら、聞こえてきた英語の音声の後を追いながら発声してください。

 

最初はかなり難しいです。

 

しかし、これを繰り返すことで、英語のリズムや強弱などに慣れます。

 

さらに、「なんとなくこんなことを話しているのかな?」っていうことが分かるようになってきます。

 

慣れるまではスクリプトを見ながら音読して大丈夫です。

 

コツは、話者を徹底的にまねること。

 

イントネーションや発声の大きさ、音のつながりなど、すべてを可能な限りまねましょう。

 

これで聞き取りができるようになります。

 

ただ、これだけでは問題が解けるようになりません。

 

大学受験のリスニング問題を攻略するには、もうひと手間必要です。

 

必要な情報に集中して聞く練習

大学受験のリスニング問題を解くのに重要なのは、必要な部分を抽出する力です。

 

ある程度英文が聞き取れるようになったら、抽出する力を養うための練習をしましょう。

 

必要な部分を抽出する練習には次の勉強法が有効です。

  1. スクリプトを読んで、問題を解く
  2. リスニングして問題を解く

まずやることはリスニング教材のスクリプトを分析すること。

 

このとき注目してほしいのが、「重要な情報が書かれている位置」です。

 

「こういうところに重要な情報が書かれているんだ」ってことを確認してください。

 

その後、実際に問題を解いてみましょう。

 

スクリプトとその分析を基に、長文読解の要領で解きましょう。

 

これにより、「問題を解くために必要な情報が書かれた部分」=「集中して聞き取るべき場所」を把握できるようになります。

 

「集中して聞き取るべき部分」が分かったら、実際にリスニングします。

 

  • 「重要な部分は集中して」
  • 「重要でない部分はなんとなく」

ということを意識してください。

 

何度も繰り返していると、「集中して聞くべき場所」=「重要情報が話されるタイミング」が感覚的に分かるようになってきます。

 

「そろそろ重要な情報が来そうだ!」というタイミングで集中して聞き取れば、問題が解けるようになります。

 

共通テスト英語の勉強法

共通テストの勉強法についても触れておきます。

 

リーディングに関しては、上記の勉強法を使えばばっちりです。

 

実際、私も上で紹介した勉強法でリーディングは98/100点取れました。

 

しかし、共通テストのリスニングだけは毛色が違います。

 

なので、上で紹介した方法を使ってもなかなかうまくいきません。

 

共通テストのリスニングを攻略するには、「大量の情報をすばやく処理する能力」が必要です。

 

その能力を養うためには、オンライン英会話の無料レッスンを使うことをおすすめします。

 

「なんで英会話?」と思いますよね。

 

実は英会話をするのに必要なのは「英語を話すこと」だけではありません。

 

「相手の言ったことを脳内ですばやく処理・解釈すること」も必要です。

 

これは「大量の情報をすばやく処理する能力」と何ら変わりません。

 

オンライン英会話を使えば、この力をぐんぐんと伸ばせます。

 

すると、共通テストのリスニングにも対応できます。

 

実際、私はオンライン英会話のおかげで共通テストのリスニングでも88/100点取れました。(共通テストのリスニングが大の苦手で、模試では最高でも80点だった)

 

無料体験を実施しているおすすめのオンライン英会話については以下の記事をご覧ください!

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オンライン英会話無料体験まとめ

 

ちなみに、私がオンライン英会話を使いはじめたのは英検準1級の対策のためです。

 

それが面白くて半年ほど続けていたら、日常英会話なら完璧と言えるほど力がつきました。

 

めちゃくちゃおすすめのサービスなので、余裕があればぜひ一度試してみてください!

 

おすすめの映像授業

英語の勉強法の中で、何度も映像授業が出てきました。

 

そこで、実際に私が使っていた中で最もおすすめの映像授業を紹介します。

 

スタディサプリ

私が使った中で一番良かったのは「スタディサプリ」です。

・授業をいつでもどこからでも何度でも受けられる

・小学4年生から高校3年生までのすべての授業動画を閲覧できる

・授業動画の数がとにかく豊富

・一流講師が授業動画を作っているので、質も高い

・業界屈指の低価格(月額1,815円~)

 

スタディサプリは有名なので、もう使っている人も多いですよね。

 

とりあえずスタディサプリを選んでおけば、英語の勉強に使う教材としてはばっちりです。

 

スタディサプリ公式サイトへ

 

スタディサプリの使い方については以下の記事をご覧ください!

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まとめ

独学で大学受験英語を習得するための勉強法を解説しました!

 

英語の時間がかかりますが、力がつけば安定して点数が取れる科目です。

 

今回紹介したことを実践すれば、独学でも確固たる実力が間違いなく身につきます。

ぜひ参考にしてみてください!

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