映像授業を使うメリット・デメリットを旧帝大生が解説!

感染症の影響もあり、最近は活用する人も増えてきた「映像授業」。

 

私も受験生の頃は映像授業を活用していました。旧帝大理系に次席で現役合格できたのは、映像授業のおかげと言っても過言ではありません。

 

今回はそんな映像授業のメリットとデメリットについて、私の経験も交えながら解説します。

 

映像授業のメリット

 

映像授業のメリットは次の6つ挙げられます。

 

  1. 自分のペースで授業を進められる
  2. 低価格で高品質な授業が受けられる
  3. 何度でも授業を復習できる
  4. いつでもどこからでも授業を受けられる
  5. 停止や倍速など自由にできる
  6. 他人の目を気にする必要がない

 

自分のペースで勉強できる

 

映像授業を使えば、自分のペースで勉強を進めることが可能です。

 

通常の授業の場合、授業の進度は学校や塾、予備校が決めます。そのため、進度が遅くてやきもきすることも。逆に、進度が早すぎて追いつけないなんてこともあります。

 

映像授業なら、そんな心配はありません。

 

新しい内容に進んでいきたいなら、思い通りに授業動画を見進めればOKです。また、内容に追いつけなくても、焦らずに動画を見直すことができます。

 

低価格で高品質な授業が受けられる

 

映像授業の魅力は、そのコストパフォーマンスです。塾・予備校に通うよりも費用をぐんと抑えられます。

 

しかも、映像授業に出てくる講師の方々はその道のプロです。図解やプロジェクターなどを用いながら、非常に分かりやすい授業を行ってくれます。

 

難しいことも嚙み砕いて分かりやすく説明してくれたおかげで、私が特に苦手だった物理はすっかり得意科目になりました。

 

何度でも授業を復習できる

 

何度でも授業を見直して復習できるのも、映像授業のメリットです。

 

普通、授業は一回やったら終わり。たとえ授業内容が理解できていなくても、問答無用で次の授業へと進んでいきます。

 

しかし、映像授業は動画なので、何度でも見直すことが可能です。そのため、内容が分からない場合でも、分かるまで復習できます。

 

これは、私のようにどうしても授業に集中できない日がある人にとっては非常にありがたいことです。集中できる日に見直すことで、遅れを取り戻すことができます。

 

いつでもどこからでも授業を受けられる

 

好きな時に、好きな場所で授業を受けられるのも映像授業の魅力の1つ。

 

普通の授業は時間が決まっていますし、場所も限定されています。

 

決まった時間に決まった場所に行かなければならないことが負担になる人もいるでしょう。やる気がないときに授業受けるのも、効率悪いですよね。

 

映像授業なら、いつでもどこからでも授業が受けられます。やる気があるときに授業を受けられるので、効率良く学習できるでしょう。

 

通学中の電車の中やお風呂に入っているときも授業を受けることができるので、時間を有効に使えます。

 

停止や倍速を自由にできる

 

ほとんどの授業動画には停止機能や倍速機能がついています。

 

「ん?これどういうことだ?」というときは、動画を止めてじっくり考える。

「こんなこと知ってるよ。さっさと授業を進めてくれ。」というときは、倍速にする。

 

このように自分の思い通りに操作できれば、学習効率もぐんとアップします。

 

他人の目を気にする必要がない

 

映像授業では通常の授業と違い、他人の目を気にする必要がありません。

 

「周りに人がいると落ち着かない」という人でも、気軽に授業を受けられます。

 

映像授業のデメリット

 

映像授業のデメリットは次の3つ挙げられます。

 

  1. すぐに質問できない
  2. 強制力がなく、自己管理が必要
  3. 授業の緊迫感がないので、集中しづらい

 

すぐに質問できない

 

分からないことがあった時、すぐに先生に質問できないのが映像授業の弱みの1つです。

 

塾や予備校で行う双方向型の授業なら分からないことがあったらその場で質問できるので、理解が深まりやすいでしょう。

 

強制力がなく、自己管理が必要

 

映像授業の場合、動画を見るも見ないもあなた次第です。強制力は全くありません。

 

進度を管理してくれる先生・コーチがついている映像授業は別ですが、基本的には自分で勉強の進度を決める必要があります。

 

そのため、日常的に動画を見るための環境づくりを自分自身でしなければなりません。

 

授業の緊迫感がないので、集中しづらい

 

映像授業の場合、学校や塾・予備校の授業で感じられる緊迫感がありません。

 

「周りの目がない」「先生からの圧力がない」という点ではメリットにもなりますが、集中できなくなる人も多いでしょう。

 

映像授業の効果を最大限発揮するコツ

 

授業の質が高いので、映像授業をテキトーに使っても普通に効果あります。

 

ただ、これから紹介するコツを実践すれば、さらにその効果を発揮できるでしょう。

 

自分ルールを決める

 

映像授業を受ける際の自分ルールを決めましょう。その方がメリハリつきます。

 

例えば私なら、以下のようなルールを決めていました。

  • 朝は数学や理科など、論理系科目を優先して見る
  • 夜は社会など、暗記系科目の動画を優先して見る
  • 一度見た動画は倍速で復習
  • 一か月で最低でも各科目2単元は見る

 

みたいな感じです。

 

一度ですべて理解しようとしない

 

映像授業は何度でも見られます。そのため、一度で理解する必要はありません。

 

分からないことがあっても別日にまた動画を復習すれば大丈夫です。

 

実際、何度も復習する方が学習内容の定着率も高くなります。

 

停止・倍速機能を積極的に活用する

 

映像授業には停止・倍速機能がついています。それらの機能を積極的に活用すると、学習効率がぐんと高くなりますよ。

 

動画を見ていて「ん?」ってなったときは一時停止して少し考える時間をとりましょう。

 

また、一度見た動画やすでに勉強したことのある内容のときは、倍速にするのがおすすめです。やってみれば分かりますが、倍速でも意外と聞き取りやすいです。

 

映像授業の効果的な使い方

 

映像授業の効果的な使い方は以下の通りです。

 

  1. ゴールから逆算して、動画を見進める計画を立てる
  2. 倍速機能を活用する
  3. 隙間時間を活用する
  4. 何度も見る
  5. 動画を見ながら問題演習もする

 

映像授業の効果的な使い方をもっと詳しく知りたい人は次の記事をご覧ください!

 

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おすすめの映像授業についてもっと気になる人は次の記事をご覧ください!

 

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まとめ

 

映像授業のメリットとデメリットについて紹介しました。

 

自分のペースで授業を進められる

低価格で高品質な授業が受けられる

何度でも授業を復習できる

いつでもどこからでも授業を受けられる

停止や倍速など自由にできる

他人の目を気にする必要がない

 

すぐに質問できない

強制力がなく、自己管理が必要

授業の緊迫感がないので、集中しづらい

 

映像授業の効果を最大限にするコツや効果的な使い方についても紹介したので、ぜひ参考にしてください!

 

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