大学受験は独学で突破することは可能です。
実際、私も高3から受験勉強をはじめて、現役で旧帝大理系に上位合格しました。
はじめた当初の偏差値は50ほどでしたが、最終的には70を超えました。
しかし、独学でも失敗する人もかなりいます。
そこで今回は、独学で失敗しないために大事なこと6つと、失敗しやすい人の特徴を解説します。
この記事を読めば、失敗する可能性を限りなく減らすことができます。
独学で失敗しないために大事なこと6つ
さっそく、独学で失敗しないために大事なことを6つ紹介します。↓
- 勉強量よりも質で勝負
- 隙間時間を有効活用
- 受験の情報収集
- 自分の到達度(成績)を定期的に確認
- スケジュールを立てる
- 独りよがりにならない
勉強量よりも質で勝負
まず、独学で大事なことは、勉強量よりも質です。
もちろん、ある程度の勉強量は確保することは重要です。
しかし、それ以上に質が大事なんです。
その理由は、塾・予備校のカリキュラムよりも効率的に勉強するためです。
独学の最大の強みは、その自由さです。
カリキュラムに縛られないで自由な勉強をすることができるからこそ、その質が大事なんです。
隙間時間を有効活用
隙間時間を有効活用することも大事です。
通学時間など、無駄にしていませんか?
例えば毎日通学に30分かけている人だったら、1年で約180時間もの時間を捻出できます。
もちろん、毎日通学するわけではないですが、それでもかなりの時間になるでしょう。
スマホや参考書、単語帳を使った勉強なら、電車やバスの中でも可能です。
通学時間をうまく活用すれば、わざわざ机に向かってそういった科目勉強する必要がなくなります。
なので、机に向かう必要のある、数学や長文読解などにより多くの時間を割けるようになります。
受験の情報収集
独学の場合、受験の情報は大きな武器になります。
意外かもしれませんが、塾・予備校に通っている人は自分で情報を集めようとしません。
なので、受験勉強の早い段階で情報を集めれば集めるほど、有利な状況を作ることができます。
問題の傾向分析や受験突破の戦略、勉強法など、いろいろ調べておくことが重要です。
自分の到達度(成績)を定期的に確認
自分の到達度、成績を定期的に確認して、進捗を把握することも重要です。
「自分は今、どこらへんにいるんだろう」
「あとどのくらい、成績を上げる必要があるのか」
こういうことを頻繁に確認しておけば、ゴールまでの道筋も見えてくるようになります。
勉強計画・スケジュールを立てる
長期的・短期的にスケジュールを立てることも重要です。
スケジュールを立てることで、今後の勉強の指針になったり、目の前の勉強に集中しやすくなります。
スケジュールの立て方はこんな感じです↓
STEP1:志望校を決める
STEP2:逆にたどる
STEP3:科目別に、長期的な計画を立てる
STEP4:科目別に、短期的な計画を立てる
STEP5:今後1週間の計画を立てる
詳しくは【大学受験】独学のための勉強計画の立て方5STEPを旧帝大生が解説!をご覧ください!
独りよがりにならない
独学とはいえ、独りよがりになってはいけません。
自分では正しいと思っていても、本当は間違っていることなんてたくさんあります。
独りよがりになってしまうと、そういうことに気づきません。
インターネットをうまく活用することが大事です。
独学で失敗しやすい人の特徴
次に、独学で失敗しやすい人の特徴を解説します。
自分に当てはまっていないか、注意しながら読み進めてください。
当てはまっていても、改善さえすればまだまだ間に合いますよ!
独学で失敗しやすい人の特徴↓
- 自己管理ができない人
- 自分のレベルを見誤っている人
- 情報収集をしない人
- 勉強計画・スケジュールを立てない人
- 間違った勉強法を改善しないで続ける人
- いろんな参考書に手を出す人
- 独りよがりになっている人
自己管理ができない人
独学は、良い意味でも悪い意味でも自由です。
なので、自己管理ができないと、まず上手くいきません。
毎日少しずつでも勉強を続けていく必要があります。
勉強のモチベが上がらないって人は【受験生必見】勉強のモチベが上がらない原因とその解決策をご覧ください!
自分のレベルを見誤っている人
独学では、自分のレベルを模試などで定期的に確認することが大事です。
それを怠って、自分のレベルを見誤るひとは失敗しやすいです。
「自分のレベルに合わない参考書を使う」
「自分が志望校に届くと勘違いして勉強しなくなる」
など、弊害がたくさんでてきます。
模試や過去問を使って、自分の実力を確認しましょう。
模試の受け方については効果的な模試の受け方とは?受験生が模試を受けるときに注意することをご覧ください!
情報収集をしない人
独学の武器は、情報です。
例えば、大学の問題の傾向について。
大学によって、その問題の傾向は全然違います。
それに気づかず勉強を続けていると、受験直前になって過去問を確認して焦ることになります。
それで対策が間に合わず、失敗してしまいます。
受験勉強をはじめたら、まず情報収集からはじめることをおすすめします。
勉強計画・スケジュールを立てない人
「1か月でこの範囲まで完了する!」
「9月に受ける模試はこれとあれ」
など、スケジュールを立てることは、自分の到達度を確認するために重要です。
逆に、スケジュールがなければ
「いつまでにどのくらい終わらせるのか」
その目安がわかりません。
この状態は非常に危険です。
実際、勉強計画を立てなかったがために、受験当日でも範囲が終わっていない人を何人か見たことあります。
くれぐれも注意してください!
間違った勉強法を改善しないで続ける人
間違った勉強法を改善しないで続けても、ほとんど意味がありません。
最初から完璧な勉強法なんてものはありません。
他人の勉強法も参考にしながら、試行錯誤して自分にとってベストな勉強法を作っていくことが必要です。
間違った勉強を改善せずにずっと使い続けても、時間の無駄です。
頑固になるのはやめましょう。
いろんな参考書に手を出す人
「あれもこれも」
といって、いろんな参考書を使う人が結構います。
これはやめておいた方が良いです。
最初は少ない参考書を使って、足りなくなったら追加していきましょう。
1冊をすみからすみまでやることが重要っていうわけではありません。
ただ、参考書が多すぎると、無駄な知識までついてしまいます。
時間を使って無駄な知識をつけても意味がありません。
「必要だな」と感じたときに、参考書を増やしていけば、時間の無駄も減ります。
多くても、1科目当たり4~5冊程度にとどめておくのがおすすめです。
私が大学受験のために購入した参考書は20冊程度です。
ちなみに、ほとんど問題集です。
独りよがりになっている人
独りよがりになっている人も、失敗しやすいです。
独学で勉強していると、自分の解釈が間違っていることたくさんあります。
独りよがりになっていると、自分の解釈を見直すことができません。
独りよがりになっていないか、定期的に確認しましょう。
独りよがりになることを避けるためのサービスも紹介しておきます。
独学をサポートしてくれるサービス
最近は独学をサポートしてくれるサービスもたくさんあります。
その中から、私が使っていて特に良かったものを紹介します。
活用すれば勉強の質を上げてくれるだけでなく、独りよがりの状況も避けることができます。
有名なので、すでに使ってる人も多いかもしれません。
スタディサプリ
私が最もおすすめするのは、映像授業、スタディサプリです。
他の映像授業と比べて、こんな特徴があります↓
- 高校内容が体系的に整理されている
- わかりやすくて面白い映像授業
- 豊富な動画数
月額1,980円(税抜)と少し高いですが、これを使っておけば間違いないです。
クレジットカード決済・キャリア決済なら2週間の無料体験もできます。
親御さんに頼んで、一度試してみてください。
期間内に解約すれば、一切料金はかかりません。
映像授業についてもっと気になる人は【2022年最新】高校生・受験生におすすめの映像授業を旧帝大生が厳選して紹介!をご覧ください!
まとめ
独学で失敗しないために大事なこと6つと失敗しやすい人の特徴を解説しました。
独学で失敗しないために大事なこと6つ
- 勉強量よりも質で勝負
- 隙間時間を有効活用
- 受験の情報収集
- 自分の到達度(成績)を頻繁に確認
- スケジュールを立てる
- 独りよがりにならない
独学で失敗しやすい人の特徴
- 自己管理ができない人
- 自分のレベルを見誤っている人
- 情報収集をしない人
- 勉強計画・スケジュールを立てない人
- 間違った勉強法を改善しないで続ける人
- いろんな参考書に手を出す人
- 独りよがりになっている人
この記事を読んでくれたあなたはすでに、失敗する可能性をかなり減らすことができています。
頑張りましょう!
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