今回は大学受験の独学で失敗する人の特徴を解説します。
大学受験は間違いなく独学で突破できます。
しかし、独学に失敗してしまう人がいるのも事実です。
独学で大学受験に挑戦しようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください!
現役旧帝大生(次席合格)。共通テスト現役第1期&776点。二次試験得点率85%越え。英検準1級&TOEIC975。本ブログで受験生や大学生に役立つ情報を発信中!
独学で失敗する人の特徴5つの特徴
さっそく、独学で失敗する人の特徴を5つ解説します。
もし当てはまっていたとしても大丈夫です。
それぞれの特徴ごとに、解決法を紹介しています。
解決法を実践すれば、成績がぐんぐん伸びていきます。
自分のレベルを見誤っている
まず、自分のレベルを見誤っている人は独学で失敗しやすいです。
その理由は、自信過剰になって勉強を怠ってしまうから。
たとえば、春先の模試で偏差値70という成績を取ったとしましょう。
偏差値70と言えば、ものすごく良い成績です。
しかし、これが本当に自分の実力かどうかは分かりません。
「たまたま上振れた」ということも考えられます。
ここで上振れを意識せず、「自分は頭がいいんだ!」と慢心するのは非常に危険。
勉強せずにだらだらと過ごした結果、いつの間にか周りに追い抜かれてしまいます。
しかも、気づいたときにはもう時間がないため追いつけないことががほとんどです。
その結果、独学での大学受験に失敗してしまいます。
自分の成績を見誤らないためには、自分の成績や到達度などを、模試で定期的に確認することが大切です。
- 自分とライバルたちの差はどのくらいか
- 自分はいま全体の上位何パーセントか
- このままのペースで受験に間に合うか
以上を定期的に確認してください。
情報収集をしない
情報収集を怠る人も、大学受験での独学に失敗しやすいです。
その理由は、受験において情報はとても重要だから。
たとえば、「志望校の問題の傾向」は真っ先に調べておくべき情報です。
問題の傾向は大学によって驚くほど異なります。
塾や予備校に通っていれば、志望校を先生に伝えるだけで、まとめて情報を教えてくれます。
しかし、独学には基本的に情報をくれる先生はいません。
そのため、自分から積極的に情報収集を行うことが重要です。
情報収集は早ければ早いほど有効です。
逆に言えば、情報収集のタイミングが「受験直前」になってしまうと非常に危険。
情報は独学の武器です。情報収集ははやい段階で行うに越したことはありません。
勉強計画を立てない
「勉強計画を立てない」というのも、独学での大学受験に失敗する人の特徴です。
その理由は、勉強計画は学習の進捗管理と現在地の把握をするために重要だから。
勉強計画がなければ、「いつまでになにをどのくらい進める」という学習の進捗管理ができません。
また、「順調に勉強は進んでいるか」「このままのペースで受験に間に合うか」など現在地の把握もスケジュールがなければ不可能です。
勉強計画を立てるのは、案外簡単です。
②自分の成績を確認する
③科目別に長期計画を立てる
④科目別に短期計画を立てる
⑤今後1週間の計画を立てる
これを繰り返してください。
成績が上がる勉強計画の立て方を旧帝大生が解説【中高生必見】
勉強計画を立てるときに意識してほしいのは、完璧なスケジュールを立てようとしないことです。
最初から完璧に計画を立てられる人なんかいません。
また、スケジュールに行動できないことも多々あります。
最初にざっと計画を立ててみて、必要に応じて修正しましょう。
そうすれば、より自分に合った勉強計画に近づいていきます。
勉強法を間違えている
勉強法が間違っていると、成績が思うように伸びません。
たとえば、「まとめノート」をたくさん作っている人がいますが、これはおすすめしません。
たしかに、まとめノートは学習した内容を整理するのには有効な方法です。
しかし、まとめノートを作ったからと言って、問題が解けるようになることはありません。
まとめノートを作るなら、その意義をしっかり確認することが重要です。
独学では、このような間違った勉強法に固執してしまう人が多いです。
同じ勉強時間でも、その方法によって成績の伸びというのは大きく変わってきます。
同じ勉強法に固執せず、定期的に模試などで勉強法の効率を確認しながら、自分に適した勉強法を探すことが大切です。
自分に合った勉強法を探すには、いろいろ試すほかありません。
私も最初は勉強法が全く分からず、さまざまな勉強法を調べて実践しました。
その過程で失敗もたくさんしました。
しかし、最終的には自分に合った勉強法を発見して、勉強の効率は段違いに向上しました。
ちなみに、私の勉強法は本ブログでいくつか紹介しています。
必ず参考になると思うので、ぜひチェックしてみてください!
ひとりよがりな学習になっている
「独学」とは言いつつも、ひとりよがりな学習をずっと続けていると失敗します。
ひとりよがりな学習というのは、たとえば参考書や問題集だけを使って一人で勉強を続けることです。
こうした学習を続けていた場合、学習した内容を誤って解釈してしまうことがあります。
たとえば、否定疑問文「Don’t you want to play baseball?」を例に考えてみましょう。
「野球したくないのですか?」という意味の質問です。
正しい答えは「Yes」です。(はい、野球したいです。)
ただ、よくありがちなのが「否定形で聞かれているから」と「No」と答えてしまうこと。
これでは「野球したくない」という回答になってしまうので、間違いです。
もし誤解したとしても、後で気付くことができれば大した問題ではありません。
しかし、「独学だから」と一人での勉強に固執している人は、自分の誤りに気付きません。
本当は間違っているのに「合っている」と思い込んで、誤解に気付くことなく受験当日を迎えます。
その結果、思ったような結果につながらないことがあります。
独学で成功したいなら映像授業を活用しよう
独学で志望校に合格したいなら、映像授業を活用しましょう。
・料金がリーズナブル
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・停止や倍速などで効率UP
・スキマ時間でも勉強できる
・ひとりよがりな誤った解釈を防げる
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講師陣はさすがの指導力で、どんなことでも噛み砕いて分かりやすく教えてくれます。
しかも、各単元を正しく解説してくれるため、誤って解釈してしまうことがありません。
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まとめ
大学受験の独学に失敗しやすい人の特徴を紹介しました!
- 自分のレベルを見誤る
- 情報収集しない
- スケジュールを立てない
- 間違った勉強法を続ける
- ひとりよがりに勉強して誤解に気付かない
もしどれかの特徴に当てはまっていたとしても、落ち込まなくて大丈夫です。
紹介した解決法を実践すれば、志望校合格にぐんと近づけます。
ぜひ参考にしてみてください!