いつから使うべき?化学の新演習の評判とレベル、実際に使っていた感想

偏差値50侍
ハロー。偏差値50侍じゃ。『化学の新演習』の評判のまとめとレベル、実際に使っていた拙者の感想をぶっちゃけるぞ。ぜひご覧あれ。

 

 

『化学の新演習』は難関大を目指す受験生向けの有名な問題集です。

 

「オーバーワーク」「必要ない」といううわさも多く聞きます。

 

 

そこで今回は、当書の評判のまとめとレベル、実際に愛用していた経験からその感想をぶっちゃけます。

 

また、よく比較される「重要問題集」についても触れています。

 

 

重要問題集の使い方については【共通テスト現役受験者が紹介】化学「重要問題集」の効果的な使い方!をご覧ください。

 

化学の新演習の評判

 

良い評判、悪い評判に分けてまとめました。

 

良い評判

 

良い評判は、だいたいこんな感じでした↓

  •  標準~難問レベルまで幅広く扱っており、演習経験が積める
  •  特に有機化学の問題が豊富で最高
  •  難関大受験者には必須級

 

特に、有機化学については良い評判が多かったですね。

 

私が受験生の頃も有機化学の部分を中心に当書で問題演習をしていました。

 

簡単なものから難しいものまで、本当に幅広いですよ。

 

悪い評判

 

悪い評判は、だいたいこんな感じでした↓

  •  理論化学の問題がマニアック
  •  有効数字が定まってない
  •  難関大以外不要

 

この中で多かったのは、難関大以外不要という意見です。

 

その理由は「結構難しいから」や「時間がかかる」、「重要問題集で十分」みたいな感じでした。

 

 

また、理論化学がマニアックという評判について、私もかなり実感していました。これも後述します。

 

化学の新演習のレベル

化学の新演習のレベルは「難関大」レベルでしょう。

 

東京大や京都大、化学が難しい大学を目指している人が、過去問演習の前に挟むような問題集ですね。

 

化学の新演習を実際に使っていた感想

 

私が当書を受験生時代に愛用していた経験から、その使用感をぶっちゃけます!

 

良いところ

 

私が思う当書の良いところはここ↓

  •  有機化学の構造決定がかなり得意になる
  •  それほど難しくはなく、取り組みやすい
  •  解説が詳しい
  •  考えれば解ける問題が多く、楽しみやすい

 

こんな感じですね。

 

まず、有機化学の構造決定の問題は本当に豊富です。

 

 

他の問題集と比べても、かなり網羅性は高いと思います。

 

高校化学のレベルなら、ほぼほぼ解けるようになります。

 

 

構造決定は慣れや経験も大事です。

 

苦手意識のある人は当書で演習を積めば克服することができるでしょう。

 

構造決定の練習のためだけでも使いたいくらい、豊富な問題を扱っています。

 

 

 

 

 

また、難関大受験者向けというと難しく感じるかもしれません。

 

しかし、私はそこまで難しくないという印象を受けました。

 

当書は「重要問題集」の後に使われることが多いのですが、難易度的にそこまで差はないと思います。

 

私は両方使いましたが、重要問題集を挟まなくても全然解けるくらいの難易度です。

 

難関大受験者なら、化学の新演習を最初から使う方が時間の節約になると思います。

 

 

 

解説もかなり詳しく載っていて、「~だから~になる」という論理もしっかりと書かれています。

 

 

また、解説の途中にある「参考」というコラムで新たな知識も得られます。

 

 

 

あと、考えれば解ける問題が多いのも良い点ですね。

 

特に構造決定について、長い時間考えた後に解けると、達成感がすごいです。

 

 

 

まるでパズルみたいな問題が多いので、暇つぶしや気分転換にもなります。

 

 

また、考える過程で発想力がついていくのも良いですね。

 

 

発想力がつけば、過去問もすらすら解けるようになります。

 

悪いところ

 

私が思う当書の悪いところはここ↓

  •  理論化学の網羅性が高すぎる、問題が多い

 

正直、これくらいです。

 

実際に使っているとき、ほとんど悪い点は見つかりませんでした。

 

ただ、理論化学の網羅性が高すぎるがあまり、使いづらくなっています

 

目標の大学には出てこないような問題が多く取り扱っています。

 

 

理論化学の対策には、過去問を使う方が効率いいと思います。

 

 

 

私自身、理論化学は2周くらいしました。

 

しかし当書の中で、目標にしていた大学の過去問に出てくるような理論化学の問題はほんの一部でした。

 

なので、目標大学の2次試験の理論化学対策にはなってません。

 

 

 

偏差値50侍
目標大学の問題傾向を先に知っておくべきじゃ!理論化学部分をすべて解くと時間がかなりかかってもったいないのだ。注意するべきじゃな。

 

化学の新演習はいつから使うべきか

 

難関大を目指している人なら、化学を知識がある程度インプットした後、すぐに使うことをおすすめします。

 

 

時間に余裕があるなら「重要問題集」を使ってから使っても良いと思います。当たり前ですが、その方が確固とした土台を築くことができます。

 

しかし、難易度に差はほとんどないので、最初から使っても問題ないですよ。

 

 

まとめ

 

『化学の新演習』は難関大受験者向けの問題集です。

 

多くの人にとってはオーバーワークになる可能性があります。

 

 

良い評判

  •  標準~難問の問題が豊富で演習経験を積むのに最適
  •  特に有機化学の問題が最高
  •  難関大受験者にとっては必須級の問題集

 

 

悪い評判

  •  理論化学の問題がマイナー
  •  有効数字がばらばら
  •  難関大受験者以外は必要ない

 

 

 

私が思う当書の良いところ

  •  構造決定がめっちゃ得意になる
  •  見かけほど難しくはないので、取り組みやすい
  •  解説が詳しくて丁寧
  •  考えれば解けるので、楽しい

 

 

私が思う当書の悪いところ

  •  理論化学の網羅性が高すぎる

 

 

有機化学の評判はかなり良かったです。

 

私も有機化学、特に構造決定の対策にかなり使っていました。

 

結果、構造決定は超得意、受験でも得点源となり助かりました。

 

 

 

理論化学の対策には向いてませんが、有機化学の対策をするにはかなり優良な問題集です。

 

 

また、化学の新演習は難関大受験者向けの問題集ですが、難易度は重要問題集とさほど変わりません。

 

難関大を目指している人は、重要問題集を飛ばして当書に取り組んでも十分太刀打ちできます。

 

 

 

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