文系と理系ってどっちがいいの?様々な視点から解説!文理選択のコツも

偏差値50侍
ハロー。偏差値50侍じゃ。今回は高校での文理選択において役立つ情報を書いたのだ!

 

高校生になったら、文系と理系を選ぶタイミングがやってきます。

 

しかし、どちらを選べばいいのか、全然分からない人多いと思います。

 

そのため多くの人は

「文系科目の方が得意だから文系」

「理系科目の方が得意だから理系」

 

みたいな感じ選んでしまうと思います。

 

もしくは、「なんとなく理系(文系)の方がかっこいい」など、イメージだけで決めてしまう人も多いです。

 

文理選択は、大学受験はもちろん、その後の人生にも関わる大きな選択です。

 

イメージだけで選んだ結果、後で後悔・損をする人はたくさんいます。

 

私もなんとなく「数学できる人かっこいい!」って思って理系を選びました。

 

しかし大学に入学してからいろんな話を聞いているうちに気が変わって、今では別のことを勉強しています。

 

今は満足していますが、「途中文系にしとけばよかった」なんて思うこともたくさんありました。

 

今回は後で後悔しないためにも、文系理系の違いについて簡潔に解説します。

 

大学受験・大学生活・就職の3つのステージに分けて解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

あと、文系・理系の選び方のコツも紹介します。

 

【結論】人による

 

まずは、今回のテーマである、「文系と理系、どっちがいいの?」という問いについてお答えします。

 

この問いに対する答えは「人による」です。

 

曖昧な答えですいません。

 

しかし、これから解説することを読んでいただければ、その意味が分かると思います。

 

文系・理系の違い

 

文系と理系の違いを次の3つのステージに分けて解説します。

 

  • 大学受験
  • 大学生活
  • 就職

 

あんまり詳しいとややこしくなるので、必要なことだけ抽出して説明しますね。

 

大学受験

 

まずは大学受験から。

 

大学受験における違いは、やはり受験科目です。

 

共通テスト・2次試験ともに違いがあります。

 

共通テストにおける主な受験科目は以下の通りです。

 

英語リーディング・リスニング

国語

数学ⅠAⅡB

社会2科目

理科基礎2科目

 

英語リーディング・リスニング

国語

数学ⅠAⅡB

理科2科目

社会1科目

 

もちろん人によって受験科目は違いますが、基本的にはこんな感じです。

 

国公立大学2次試験や私立大学一般入試における、主な受験科目は以下の通りです。

英語

国語

社会

 

英語

数学

理科

 

大学別入試に必要な科目は、理系と文系で大きく異なります。

 

理系は数学や理科、文系は国語や社会に力を入れて勉強します。

 

英語はみんな勉強します。

 

なので、文理選択後は勉強する科目が異なってきます。

 

大学受験における文理の違いはこんなところです。

 

次に、大学生活における違いを紹介します。

 

大学生活

 

理系と文系の大学生活は結構異なります。

 

まずは大学で勉強する内容について、大雑把にひとことで表します。

理系は「自然で起こる現象について」

例えば、数学・物理学・化学・生物学・医学など

 

文系は「人間の文化的・精神的活動について」

例えば、経済学・法学・哲学・文学など

 

※かなり省いて説明しています。

 

簡単に言うと、上記のような感じです。

 

最近では文理融合の学問分野も増えてきているので、以前よりは境界が不明瞭になってきたと言われています。

 

とはいえ、まだまだ違いは大きいですね。

 

あとは、単純に生活面で違います。

 

一般的に、理系は文系よりも忙しいと言われます。

 

その理由は、理系は実験や実習が多いので、大学での拘束時間とレポート作成にかかる時間が長いからです。

 

あと、理系は必修科目が多いので、強制的にスケジュールが埋まってしまいます。

 

柔軟なスケジュールを作りにくいのも、理系の方が忙しくなる理由だと考えられます。

 

とはいえ、理系でも遊んだりバイトしたりする時間はありますよ。

 

文系より自由は少ないかもしれませんが、充実した生活を送れる人が多いです。

 

加えて、大学院進学率も理系の方が高いです。

 

大学院では、大学よりも専門性が上がった勉強・研究を行います。

 

大学院を卒業した方が、就職の選択肢も増えます。

 

しかし大学院卒業に基本的に2年間かかるので、それに応じて社会に出るタイミングも遅くなります。

 

次に、就職における違いを紹介します。

 

就職

 

一般的に、理系の方が文系よりも就職に強いって言われています。

 

理系の中でも工学部が特に就職に強いです。

 

その理由は、大学の研究室と企業のつながり(コネ)の存在や専門性の高さだと言われています。

 

理系の方が企業とコネを作る機会が多いです。

 

教授が学生を企業に推薦してくれる場合もあると聞きます。

 

また、専門性が高くなるので単純に他の人との差別化ができます。

 

おかげで就職にも強くなるんですね。

 

一方、文系では大学で学んだことをあんまり活かせないと聞きます。

 

他の人と差別化が難しいんですね。

 

そのため、就活では自分をアピールする力が必要になってきます。

 

とはいっても、文系と理系の就職率にそこまで差はないと言われています。

 

まとめると、就活で苦労するのは、文系でしょう。

 

専門性が高い理系の方が早めに内定をもらうことも多いです。

 

とはいえ、最終的な就職率にはそこまで差はないです。

 

文理選択のコツ

 

以上のことを踏まえて、文理選択のコツを紹介します。

 

まずは、目標がある人向けの選び方を2つ紹介します。

 

医療関係に行きたいなら理系

 

医療関係に行きたいと思ってるなら、理系を選びましょう。

 

医・獣医・薬・歯・看護は全部理系です。

 

これらの学部・養成所などの課程を修めることが、国家試験の受験資格を得るための条件です。

 

ただ、医療関係の学部に入ったら、かなり忙しい学生生活になります。

 

覚悟しておきましょう。

 

勉強したい学問があるなら、それに応じて

 

もし今の段階で、大学で勉強したい学問があるならそれに応じて決めましょう。

 

例えば、数学を勉強したいなら理系を選ぶべきでしょう。

 

以上の2つが、目的がある人向けの選び方です。

 

しかし、「なんとなく大学行っとこ」って人も多いと思います。

 

そういう人は、これから紹介することをぜひ参考にしてください。

 

就職に強くなりたいなら理系

 

就職に強くなりたいなら、理系を選びましょう。

 

理系の方が、大学で学んだ専門分野を就職に活かせます。専門性のある学生じゃないと入れない企業もたくさんあるでしょう。

 

大学で自由を求めるなら文系

 

大学生活で自由を求めるなら、文系を選ぶのが良いでしょう。

 

文系の方が、学習面・生活面で自由です。

 

また、友人と交流する時間が理系よりも多くなるので、コミュニケーション能力が上達しやすいです。

 

ただ、自由すぎて何やればいいのか分からず、迷走する人もいます。

 

何か趣味や興味があると良いでしょう。

 

趣味についてはおすすめの趣味5選!いろいろ試した私が教える最高の趣味たちをご覧ください!

 

まとめ

 

文系と理系ってどっちがいいの?
人による

 

文系と理系の違いを、大学生活・大学受験・就職の3つの視点から簡潔に解説しました。

 

文理選択のコツも紹介しました。

 

簡単に文系と理系の違いについて理解できたでしょうか?

 

文理選択にはこのくらい簡単な理解で十分です。

 

深堀りしてしまうと、逆にどんどん分からなくなってしまいますよ。

 

辞めた方がいい選び方は、「得意科目で選ぶこと」と「なんとなくのイメージで選ぶこと」です。

 

これは後で後悔しやすい、消極的な選択の方法です。

 

どちらも、今の状況しか考えていません。

 

そうならないために、これからのことを考えた選択をすると後悔しづらいです。

 

例えば、「やりたいことはあんまりないけど就職は強い方が良いから理系にする」みたいな感じです。

 

これなら、目的を持って積極的に選ぶことが出来ています。

 

今回紹介したこと、ぜひ参考にしてください!